【女性必読】あなたの魅力を3割増しさせる「秘書流・お食事作法」

dressing編集部では、デキるオトナを目指すあなたのために、どんなシーンでも通用する実践的なお食事マナーをお届けしていきます。今回は、従業員1,000名以上の大手企業や法律事務所など、様々な企業の役員以上の秘書業務を取り仕切る一流秘書60名にヒアリングを行い、集めた意見をもとに調査分析。マナーのプロフェッショナルである秘書の意見を参考にして、自分自身をさらに磨き上げましょう。

dressing編集部

Summary
1.顔色をよく見せる、食事をおいしそうに見せる服装選びがカギ
2.艷やかさをグンとアップさせる薄暗い照明と座るポジション
3.女性らしさは、綺麗にそろえた指先に宿る

食事のシーンでは、ふとした仕草で普段隠している本質があらわになるもの。基本的なマナーがなっていなければ品格を問われるし、ちょっとした食べ方のクセで“がっかり”されることも少なくない。
女性が男性に対して、「お食事デート中の些細なことでがっかりした」という体験談を持っているように(こちらの記事参照)、男性も女性の所作をしっかりチェックしているのだ。

しかし女性には、お食事シーンで自分を美しくキレイに見せるためのさまざまな武器がある。些細なことでガッカリさせてしまうのと同じように、些細なことでドキッとさせることもできるのだ。

そこで今回は、従業員1,000名以上の大手企業や法律事務所など、様々な企業の役員以上の秘書業務を取り仕切る秘書60名に、食事シーンで男性に好印象を与えるテクニックを教えていただいた。
秘書といえばテーブルマナーの達人であり、デキる&モテる女性の代名詞。果たして彼女たちは、どんなワザで男性を魅了しているのだろうか…。

女性らしい服装が基本!トップスは明るめに

男性と食事に行くときは、誰もが服選びに気を遣うだろう。「可愛いと思われたい」「女性らしく見せたい」という気持ちは、世の女性なら誰もが思うことだ。しかし、秘書のみなさんは、その上をいく策略まで服装に秘めている。

「自分の体に合った、品がよく、女性らしいボディラインがきれいに見えるような服をチョイスします(食品メーカー秘書)」
「服装は基本的にスカートもしくはワンピースで、ハイウエストのものを選んでいます(サービス秘書)」
こちらは基本。やはり、男性との食事ではスカートを選ぶという女性が多数。品がありながらも女を感じさせる服が印象を良くするようだ。

「顔色をよく見せるために、白やパステル系のトップスを選びます(流通秘書)」
「モヘアのセーターやファーが付いている服は毛が飛ぶイメージがあり、食事がまずそうに見えてしまうので避けるようにしています(スポーツ用品メーカー秘書)」

なるほど納得の、秘書のみなさんの服選び。顔を明るく見せるトップス選びに、お食事シーンだからこそ避けるべき素材。
ワンランク上の気遣いは出掛ける前の服選びから始まっているのだ。

薄暗い照明は女性の味方!さらに座る席にも気を配るのが秘書のワザ

女性にとって、薄暗い照明は美しく見せる絶好の演出アイテム。薄暗いだけで艶めかしいイメージがプラスされ、女性らしさが際立つから不思議なものだ。
だからこそ、
「照明の暗い店を選ぶ(アパレルブランド秘書)」
「照明は少しくらめのほうが良いのかなと……(食品メーカー秘書)」
など、照明に関する意見が多く挙げられたのだろう。

さらに、座る位置に関するこんな回答も。
「照明はできれば薄暗い方が好きです。逆にお寿司屋など明るいお店はあまり……(おいしいのですが)。また、男性とでしたら距離が縮まるような気がするのでカウンターを選びます(電子部品メーカー秘書)」
「男性は動くものに注意が向くと聞いたことがあるので、より動くものの少ない壁側に座り、さらにピアスなどの揺れるアクセサリーを付けて自分に注意が向くようにします(食品メーカー秘書)」
「相手との関係にもよりますが、顔に影が出来づらい位置に座るようにしています(電子機器秘書)」

さまざまな理由で、座る席にもひと工夫。男性に少しでも良い印象を持ってもらうために、秘書たちはあらゆる方法で自分を美しく見せる努力をしているのだ。

美しい「姿勢」と「指先」が、女性の品格をアップさせる

美しい女性には欠かせない、正しい姿勢。背筋がスッと伸びた美しい座り姿は、それだけで女性を魅力的に見せてくれるもの。ねこ背の人や、常に背もたれに寄りかかる癖のある人は注意が必要だ。

「座る姿勢には気をつけています。いつも途中で崩れてしまうのですが、浅く座り、背筋を伸ばすように心掛けています(映像制作秘書)」
このほかにも
「姿勢を常に正しくする(法律事務所秘書)」
「姿勢を美しく保つ(運輸秘書)」
といった姿勢に関する回答が多数。
やはり“美しい姿勢”は品のある女性を演出する、欠かせない武器になるようだ。

また、女性らしい振る舞いとして、指先に注意を払うという意見も。
「会話中、食事中は指を揃えるように気をつけています(スポーツ用品メーカー秘書)」
「動作をゆっくりして、指先を揃えるようにしています(食品メーカー秘書)」
「ネイルで指先を美しく保ちます(通信秘書)」

“女子力は指先を見ればわかる”という話もあるが、爪をキレイに整え、指先を揃え、ゆっくりと丁寧な動作を心がけるだけで、女性らしさは充分に表現できる。意識ひとつで印象が変えられるのであれば、取り入れない手はない。

細かいお食事マナーよりも“楽しむこと”“自然体でいること”が大切

「食べながら話をしない(アパレルブランド秘書)」
「大口で食べない(法律事務所秘書)」
といった基本的なマナーに加え、テーブルマナーも最低限のことは押さえなければいけない、というのが秘書のみなさんのご意見。

「箸の持ち方など、品の良さを意識しています(サービス秘書)」
「性別を問わず、お箸、スプーン、フォークの使い方には気をつけています(流通秘書)」

しかし驚いたことに、今回のアンケートではお食事マナーよりも“素直に楽しむこと”で自身の魅力をアピールするという意見が多数派。
誘っていただいた男性を楽しませるには、まず自分が楽しむことが重要ということだ。

「おいしそうに何でもよく食べるようにしています(食品メーカー秘書)」
「食べることに集中せず、会話を楽しむことも大切だと思います(スポーツ用品メーカー秘書)」
「美しい言葉使いは心がけつつ、常に笑顔を忘れません(流通秘書)」

外見の美しさだけではなく、ちょっとした気遣いや素直なリアクションでも、女性らしさや可愛らしさを演出できるもの。お食事マナーは最低限でも、笑顔と気遣いは最大限に。それがお食事デートを成功に導くポイントのようだ。

男性は異性に対して無意識に“女性らしさ”を求めているもの。
しかし、それはルックスだけの話ではない。相手の中身を見極めることができるお食事シーンでは、親しみやすさや、やわらかい雰囲気が見えるだけで「可愛い女性だな」「素敵な人だな」と感覚的に思ってしまうものなのだ。

服装やネイルだけでなく、姿勢や指先の美しさや照明の当たり具合など、女性らしい雰囲気はいくらでも演出できる。これらは、女性だからこそ成せるワザといえるだろう。

今回紹介した秘書のワザをすべて取り入れるのは難しいと思うので、まずはできることから始めてみてはどうだろう。服装やネイルは事前準備ができるし、姿勢や指先を意識するくらいの努力はしたいところ。
いくら「見た目より性格」といえども、第一印象はその後の展開を左右する重要なポイントに違いないのだから。




【データ提供元】
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