枝豆の「おいしい茹で方」のポイントは3つ!さやの両端に切り込みを入れる・茹でる前に塩揉み・流水NG!
- レシピ
- おつまみ
はてぶ - LINE
- Summary
- 1.旬の枝豆のおいしさを最大限に引き出す「茹で方」がこれ!
2.「茹で方」と同じくらいに「冷まし方」も重要
3.枝豆を上手に活用したおつまみレシピも必見!
おつまみの定番「枝豆」は夏が旬。
旬の枝豆は甘みと香りが格段によいので、今の時季は冷凍ではなくぜひ生の枝豆を買ってそのおいしさを楽しんでほしい。
そこで今回紹介したいのが、枝豆のうまみを最大限に引き出すための茹で方。茹で方ひとつで、うまみと香りにかなりの差が出るので、ぜひ試して、その違いを実感してみてほしい!
■「枝豆」をおいしく茹でるためのポイント
1.茹でる前に、枝豆のさやの両サイドをカットする
2.茹でる前に、塩揉みをする
3.茹で上がったら、うちわで仰いで冷ます
枝豆のおいしさを最大限に引き出すためのポイントは、大きく分けてこの3つ。そのポイントを守るだけで甘みとうまみが増し、塩気のバランスも完璧に。茹で方だけでなく、冷まし方も重要なので、さっそく順を追って確認していこう。
枝豆のおいしさを活かしたアレンジレシピも合わせて紹介するので、最後までお見逃しなく!
■材料(作りやすい分量)
・枝豆 … 250g
・塩 … 40g
・水 … 1リットル
■茹で方(調理時間:15分)
① 枝豆のさやの両サイドをハサミなどでカットする。
<ポイント>
さやの両端をカットすることで味が染み込みやすくなる。
② 茹でる前に、塩10gを枝豆に揉み込む。
<ポイント>
塩揉みすることで、産毛が取れて口当たりがよくなるだけでなく、塩気が浸透しておいしく仕上がる。
③ 水を鍋に入れて強火で沸かし、残りの塩30gを入れる。枝豆を洗わずにすべて入れ、時々かき混ぜながら3分30秒茹でる。(※固すぎる場合は茹で時間を調整し、お好みの固さにする。)
④ ザルにあげ、うちわで仰いで手早く冷ます。
<ポイント>
枝豆のうまみが逃げてしまうので、流水にはかけない。
うまみたっぷりでホクホク食感に茹で上がった枝豆は、まずはそのまま食べて、普段の茹で方との味の違いを感じてほしい。味の濃さと絶妙な塩加減に満足していただけること間違いなしだ。
続いて、枝豆のおいしさを活かした絶品おつまみのレシピも合わせてご紹介。
■スナック感覚でサクサクいけちゃう! とろ~りチーズと枝豆のうまみが相性抜群な「枝豆チーズスティック」
まずは、旬の枝豆をたっぷりと使った「チーズ枝豆スティック」を紹介する。
パリッとした食感の皮にホクホクの枝豆、とろ~りチーズの相性は抜群。ひと口かじると口いっぱいに溢れ出すうまみは、ビールのおつまみにぴったり。枝豆は一度茹でてあるので、高めの温度の油でカリっと仕上げるのがオススメ。
■材料(4本分)
・春巻きの皮 … 2枚
・茹でた枝豆 … 100g
・ピザ用チーズ … 40g
・[A]小麦粉 … 大さじ1
・[A]水 … 大さじ2
・揚げ油 … 適量
・塩コショウ … 適量
■作り方(調理時間:30分)
① 枝豆はさやから取り出す。春巻きの皮を2等分に切る。
② 春巻きの皮に枝豆とチーズと乗せる。
③ Aを混ぜ合わせたら、春巻きの縁に塗り、くるくると巻く。
④ フライパンに揚げ油を入れ中火で熱し、③をキツネ色になるまで揚げる。
■3種のキノコと枝豆の食感が合う! 夏場でもさっぱり食べられる「枝豆ときのこのマリネ」
さっぱり食べたい日には、「枝豆ときのこのマリネ」がオススメ。レモン汁の効いた酸味のあるタレで枝豆ときのこ、鳥ささみを和えれば、この季節ぴったりな爽やかなマリネの完成。
シイタケ、エノキ、シメジの3種類のきのこの食感がよく、ささみを加えることで食べごたえも◎。枝豆のはじけるような食感もアクセントとなり、飽きることなく箸が進んでしまう。
献立の「あと一品…」にも役立つ、覚えておくとなにかと重宝するおかずレシピだ。
■材料(作りやすい分量)
・枝豆 … 100g
・ささみ … 1本
・シイタケ … 2個
・エノキ … 1/2パック
・シメジ … 1/2パック
・[A]オリーブオイル … 大さじ2
・[A]レモン汁 … 大さじ3
・[A]砂糖 … 小さじ2
・[A]しょうゆ … 小さじ1/2
■作り方(調理時間:15分)
① シイタケは薄切りし、エノキ、シメジは石づきをとり、ほぐしておく。
② ささみは耐熱ボウルに入れ、600wの電子レンジで4分加熱する。ボウルから取り出したら冷まし、手でほぐしておく。
③ ボウルに①を入れ、600wの電子レンジで3分加熱する。
④ ③のボウルにササミを戻し入れ、Aを加えてよく和える。
■上品な色合いがおもてなしにもぴったり! 少ない材料で簡単に作れる「枝豆茶碗蒸し」
最後に紹介するのは、淡い緑色が美しい「枝豆茶碗蒸し」。
だし汁と枝豆をミキサーで混ぜて作った茶碗蒸しは、ひと口食べた瞬間から枝豆のうまみと香りが口いっぱいに心地よく広がっていく。その高級料亭のような上品な味わいは、手作りとは思えないほどに本格的。
見た目にも涼しげなので、お招きの際にふるまえば喜ばれること間違いなし。
■材料(2個分)
・茹でた枝豆 … 80g
・卵 … 2個
・だし汁 … 300ml
・みりん … 小さじ 1/2
・薄口醤油 … 小さじ1
・エビ … 4尾
・茹でた枝豆飾り用 … 4粒
■作り方(調理時間:30分)
① 枝豆とだし汁100mlを合わせ、ミキサーにかける。エビはボイルして冷ましておく。
② ボウルに卵を溶きほぐし、だし汁200mlを加えてこし器で一度濾し、みりん、薄口醤油を加える。
③ ①でミキサーにかけただし汁に②を少しずつ入れて伸ばしたら、再びこし器で濾し、耐熱容器に注ぎ、アルミホイルで蓋をする。
④ フライパンに③の器を入れ、器の高さ1cmまで熱湯を注ぎ入れたら蓋をし、弱火で10分蒸す。蒸しあがったら、エビと飾り用の枝豆をのせる。
旬の枝豆をおいしく味わうための基本の茹で方とアレンジレシピを紹介した。
冷凍の枝豆も手軽で便利だが、枝豆が旬の今の時季は、生から茹でて、枝豆本来の甘みとうまみを楽しんではいかがだろうか。アレンジレシピは冷たいビールや白ワインにも合うので、夏場の晩酌タイムを盛り上げる一品としてぜひ活躍させてほしい。
<レシピ作者プロフィール>
レシピ制作:フードクリエイティブファクトリー
「あなたとあなたの大切な人との暮らしをもっと穏やかで創造的に」を企業理念とする食のクリエイティブに特化した企画制作チーム。
食の企画、レシピ・商品開発、執筆、メディア出演、
イベントなどを手がけています。
HP:http://foodcreativefactory.com/
Twitter:https://twitter.com/fcf_staff?lang=ja
Instagram:https://www.instagram.com/foodcreativefactory/
フードコーディネート・スタイリング:金英貨(ヨンハ)
はてぶ - LINE