「サバ味噌煮缶」で時短&おいしいが叶う! サバカレーやサバ炒飯など、簡単に作れる「サバ缶」レシピ5選

dressing編集部

Summary
1.味つけがしっかりとした「サバみそ煮缶」は、実は食材として使いやすい!
2.缶詰利用で手間を省いたとは思えないおいしさ! 主役級の定番料理を5レシピ紹介
3.特にチャンプルーはイチ押し。いり卵にサバみそ煮缶のうまみが溶け、濃厚で深みのある味に

「サバ缶」を材料として使うと、おいしいうえに短時間で料理ができることをご存知だろうか。
下処理済みで骨まで食べられる「サバ缶」は、実は料理に使いやすい食材なのだ。

そこで今回は、サバ缶のなかでもしっかりと味つけされている「サバみそ煮缶」を使った、主役級の定番料理を5つ一挙にご紹介しよう。缶詰で手間を省いたとは思えないほどの深いうまみに、びっくりすること間違いなしだ。

1.サバの脂ののったうまみとジャガイモの甘みが好相性! 「コクうまサバポテサラ」

国民的人気の定番おつまみ、ポテトサラダ。サバみそ煮缶を使うと、サバの脂ののったうまさとだしの効いたみそがジャガイモの甘みと合わさり、深みある味が出る。仕上げに刻んだパセリを散らすと、清涼感が出ておいしさも増す。おつまみにぴったりな味で、特にビールやハイボールと相性がいい一品だ。

■材料 (2人分)

・ジャガイモ … 2個(200g)
・タマネギ … 1/6個
・サバみそ煮缶 … 1缶(目安:190g)
・[A]マヨネーズ … 大さじ1と1/2
・[A]練りからし … 小さじ1
・[A]醤油 … 小さじ1
・塩、コショウ … 適量

■作り方 (調理時間:15分)

① ジャガイモは皮つきのまま一口サイズに切る。耐熱ボウルに入れてラップをし、600Wの電子レンジで5~6分加熱する。

② タマネギは薄切りにし、水に3分さらしたら水気を切る。サバみそ煮は汁を除き、身を一口サイズに切る。

③ ①のボウルにタマネギ、サバみそ煮、Aを加えて混ぜ、塩、コショウで味を調える。

2.みそとトマトのうまみの相乗効果でおいしさアップ 「サバトマトカレー」

味のついたサバみそ煮缶とトマト水煮をスープごと合わせて煮れば、市販のルーを使わなくてもとろみのついたカレーができあがる。

おいしさの秘訣は、サバみそ煮とトマト水煮の合わせワザ。うまみ成分の相乗効果とともに、こってり脂ののったサバにトマトの酸味が加わることで、味に輪郭が出ておいしさが際立つ。
食べるとき、粉チーズなどをカレーにふりかけて、味の変化を楽しんでもいいだろう。

■材料 (2人分)

・タマネギ … 1/4個
・ジャガイモ … 1個
・パセリ … 3g
・オリーブオイル … 大さ1/2
・カレー粉 … 大さじ1
・サバみそ煮缶 … 1缶(目安:190g)
・トマト水煮缶 … 1/2缶(200g)
・水 … 400ml
・醤油 … 小さじ2
・塩、コショウ … 適量
・ご飯 … 適量

■作り方 (調理時間:25分)

① タマネギは薄切りにする。ジャガイモは皮をむいて一口サイズに切る。パセリはみじん切りにする。サバみそ煮は身を一口サイズに切る。

② フライパンにオリーブオイル、タマネギを入れて中火で熱し、透き通るまで炒めたらジャガイモ、カレー粉を加えてさっと炒める。

③ サバみそ煮の身と煮汁、トマト水煮、水、醤油を加えて中火のまま15分煮たら、塩、コショウで味を調える。

④ 器にご飯を盛って③をかけ、ご飯の上にパセリを散らす。

3.小腹が空いたときにすぐできる! サバみそ煮缶で満足度抜群な和風「サバ炒飯」

自炊をする時間があまりない人は、冷蔵庫に肉や魚を買い置きすると食材が傷んでしまうリスクがある。サバみそ煮缶は常温で保存でき、賞味期間も長いので、忙しい人にこそオススメ。

炒飯に使うと、炒めたみその芳ばしさとうまみがご飯に浸透し、抜群にうまくなる。食べごたえと満足度が抜群なので、ちょっと小腹が空いたときのメニューにぴったりだ。

■材料 (2人分)

・ニンニク … 2かけ
・青ネギ … 8本
・サバみそ煮缶 … 1缶(目安:190g)
・ゴマ油 … 大さじ1
・ご飯 … 300g(温かいものを使用)
・醤油 … 小さじ1
・七味唐辛子 … 小さじ1/6
・塩、コショウ … 適量
・粗挽き黒コショウ … 適量

■作り方 (調理時間:5分)

①ニンニクはみじん切りにする。青ネギは小口切りにする。サバみそ煮は汁を除き、身を一口サイズに切る。

②フライパンにゴマ油、ニンニクを入れて中火で熱し、ニンニクの香りがたつまで炒めたら強火にし、ご飯を加えてパラパラになるまで炒める。

③青ネギ、サバみそ煮、醤油、七味唐辛子を加えてさっと炒めたら、塩、コショウで味を調える。

④器に盛り、粗挽き黒コショウをふる。

4.ゆで卵をあわせてボリューム満点! 「サバとゆで卵のボリュームコロッケ」

サバみそ煮とゆで卵でボリュームをアップさせた、コロッケのレシピを紹介する。魚のだしのうまみが効くので、余計な調味料を入れなくても味が決まりやすい。ゴマ油と醤油で香りづけすることで、青魚特有の臭いも覆い隠される。

ジャガイモデンプンは冷めるとまとまらないので、ジャガイモを加熱したら手早く成形するのが上手に作るコツだ。

■材料 (2人分)

・長ネギ … 1/5本
・ジャガイモ … 3個
・キャベツ … 2枚
・サバみそ煮缶 … 1缶(目安:190g)
・ゆで卵 … 1個
・ゴマ油 … 小さじ1
・醤油 … 小さじ1
・塩、コショウ … 適量
・小麦粉 … 適量
・溶き卵 … 1個分
・パン粉 … 適量
・揚げ油 … 適量

■作り方 (調理時間:30分)

①長ネギはみじん切りにする。キャベツは千切りにする。ゆで卵は6等分に切る。サバみそ煮は汁を除き、身を一口サイズに切る。ジャガイモは皮をむいて一口サイズに切る。

②耐熱ボウルにジャガイモを入れてラップをし、600Wの電子レンジで5~6分加熱して十分やわらかくなったらつぶす。

③②でジャガイモを加熱している間に、フライパンにゴマ油、長ネギを入れて中火で熱して透き通るまで炒め、サバみそ煮を加えて水気が少なくなるまで煮たら、ジャガイモがアツアツな状態の②にゆで卵、醤油と一緒に加えて混ぜ、塩、コショウで味を調える。

④③を4等分して小判型に成形し、小麦粉、溶き卵、パン粉を順につける。

⑤170℃の揚げ油で、きつね色になるまで揚げたら器に盛り、キャベツを添える。

5.みそと魚介のうまみが合わさったやみつきの味!「豆腐サバチャンプルー」

沖縄で現地の人が飲む居酒屋では必ずといっていいほどあるのが「豆腐チャンプルー」。

卵と豆腐と香味野菜を炒めたシンプルな料理だが、サバみそ煮缶を入れるとひと味変わる。みそと魚介のうまみ、だしが炒った卵に溶けて全体に絡み濃厚で深い味わいへと変貌を遂げてやみつきになる。オイスターソースを加えると貝類のうまみがプラスされ、一層コク深い味わいになる。

■材料 (2人分)

・生姜 … 1かけ
・ニラ … 5本
・木綿豆腐 … 300g
・サバみそ煮缶 … 1缶(g)(目安:190g)
・ゴマ油 … 大さじ1
・豆板醤 … 小さじ1
・醤油 … 小さじ1
・オイスターソース … 小さじ1
・塩、コショウ … 適量
・卵 … 1個

■作り方 (調理時間:10分)

① 生姜はみじん切りにする 。ニラは4cm幅に切る。木綿豆腐は大きめの一口サイズに切り、キッチンペーパーで包んで水気を切る。サバみそ煮は汁を除き、身を一口サイズに切る。

② フライパンにゴマ油、生姜、豆板醤を入れて中火で熱し、香りがたつまで炒めたら、木綿豆腐、サバみそ煮、ニラを加えてさっと炒め、醤油、オイスターソース、塩、コショウで味つけする。

③ 卵を溶いて回し入れ、半熟状になったら火を止めてさっと混ぜる。

サバみそ煮缶を使った簡単メイン料理5点を紹介した。サバみそ煮缶を常備しておくと、小腹が空いたときにさっとおいしい料理が短時間で作れるので、ぜひ重宝いただきたい。

【レシピ制作者プロフィール】
管理栄養士・料理研究家 五十嵐ゆかり

「楽うまヘルシーな時短ごはん」をモットーに、糖質オフやグルテンフリー、減塩、発酵食品を料理にプラスしてグンとおいしくするコツなど、日々の暮らしに取り入れやすいヘルシーレシピを提案している。
フードクリエイティブファクトリーでは、食のクリエイティブディレクターとして年間500を超える食の企画をWEB媒体や食品企業に提供し、企画〜レシピ開発、栄養監修までをトータルに行う。
企画、レシピ・商品開発、執筆、メディア出演、講演、イベント出演、料理教室など、多方面で活動中。 著書に『食材の栄養素を最大限に引き出す便利帖』や『発酵いらずのちぎりパン』、『塩レモンでつくる基本のおかず』など。
Twitter:https://twitter.com/igarashi_yukari
運営レシピサイト グルテンフリーLIFE:https://glutenfree-life.com/
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【調理・撮影】
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「あなたとあなたの大切な人との暮らしをもっと穏やかで創造的に」を企業理念とする食のクリエイティブに特化した企画制作チーム。
食の企画、レシピ・商品開発、執筆、メディア出演、
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