アラン・デュカス率いる超老舗でフランス最高の牛肉などを

東京・NY・パリ、世界の食トレンドの最前線を走る街を中心に、国内外を問わず、「次に食べるべきもの」「こんど行きたい店」をクローズアップしていきます。

dressing編集部

Summary
・美食とワインの中心地、ブルゴーニュを味わう
・赤身肉の中でも最高と言われる牛肉
・初日には日本を代表するソムリエによるレクチャーも

1912年から愛される店の底力

アラン・デュカス氏といえば、現代を代表するトップシェフの一人であることに異論を挟む人はいないだろう。そんなデュカス氏の率いるレストランの一つが、東京・青山にある「BENOIT」だ。1912年、つまり日本の元号でいうところの大正元年にパリで創業し、いまもパリ4区で多くの人々から愛され続けているビストロ。現代フランス料理におけるレシピを体系化した人物、オーギュスト・エスコフィエのいた時代から連綿と続けてきた店といえば、ただのビストロではないことがわかるだろう。

供される料理は、フランス各地の伝統を重んじつつ、より現代的で繊細な料理へと変遷していて、単なるオーセンティックなビストロとは一線を画すものだ。
青山の店舗においてもメインダイニングはパリの由緒正しき邸宅のようで、料理のみならず、そこに漂う空気がすべてパリでできているような店である。

このBENOITの特徴であるフランス各地の伝統を重んじた料理の美味しさ、楽しさをフランスならではの豊富な食材やワインを通じて感じてもらおうと「ジェーム・ラ・フランス」を6月(既に終了)、10月、11月、2016年2月の計4回に渡り開催する。南西地方、ブルゴーニュ地方、パリ、そしてプロヴァンス地方から、アラン・デュカス氏が作り手や味わいに惚れ込んだこだわりの食材が用意される。

今回紹介する第2回のテーマはブルゴーニュ。きめ細やかでジューシー、芳醇でいわゆる牛肉臭さが皆無の香り高い赤身肉・シャロレ牛やエスカルゴなどブルゴーニュを代表する食材がいただける。
また、初日10月15日(木)限定だが、「レストラン・トゥール・ダルジャン東京」 ソムリエ、「ベージュ アラン・デュカス 東京」支配人を経て、2000年世界最優秀ソムリエコンクール第3位などを獲得し、2015年のアジア・オセアニア 最優秀ソムリエコンクール日本代表となった石田博氏がワイナリー「フェブレイ」やシャロレ牛の生産者についての話もしてくれるという。

<第2回ジェーム・ラ・フランス>
ランチ:エスカルゴのパイ 香草バター、魚のクネル ナンチュアソース、シャロレ牛の赤ワイン煮 ブルゴーニュ風、栗とカシスのバシュラン 5,500円 (税別)

ディナー:エスカルゴのパイ 香草バター、半熟卵とキノコのソテー 赤ワインソース、魚のクネル ナンチュアソース、シャロレ牛ロースのステーキ 自家製フレンチフライ ベアルネーズソース、栗とカシスのバシュラン 8,500円 (税別)

特別ディナー ソワレ・グルマンド(10月15日(木)18時30分受付、19時開宴): 12,000円(税別)

http://www.benoit-tokyo.com/jaime-la-france/

ブノワ アラン・デュカス 東京

住所
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-51-8 ラ・ポルト青山10F
電話番号
050-3463-6081
営業時間
月~日 ランチ:11:30~16:00(L.O.14:00) 月~日 ディナー:17:30~23:00(L.O.21:00)(※それぞれL.O.の15分前までに入店をお願いしております。)
定休日:不定休日あり ※1月1日~1月3日はお休みさせていただいています。
ぐるなび
ぐるなびページhttps://r.gnavi.co.jp/jy3m60a10000/

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。