まるで肉のエベレスト! 1ポンドの巨大ローストビーフをお腹いっぱい堪能できる京都のカフェダイニング

※こちらの店舗は閉店いたしました

dressing編集部

Summary
1.京大の“肉男子”ご用達! 1ポンドのローストビーフ丼が名物
2.アジアンカフェのような内観でお洒落なアラカルトも充実
3.ローストビーフ丼は、肉、サイズ、ソースが好みでチョイス可能

一昨年、昨年と全国を席巻した肉そして肉丼ブームだが、それに歩を合わせる形で、2016年12月、京都・百万遍に新たにローストビーフ丼の新星が誕生した。その名も『泡とローストビーフ丼のお店 3f(さんえふ)』。京都大学の交差点はす向かいという立地にあり、ボリュームと味が、早くも食べ盛りの学生や近隣サラリーマンに大評判だとか。多数のアラカルト料理とスパークリングワインもそろえ、すでに予約で満席の日もあるという人気店となっている。

その噂を聞き付け実際に訪れてみると、店内には“肉感”はなく、どこかアジアのカフェのような雰囲気。ゆったりとお洒落な空間で、学生街である界隈には珍しい、デートにもぴったりの一軒となっている。

では、早速話題のローストビーフ丼を試して……と、思ったのだが、お楽しみは〆にとっておき、まずはシェフオススメのイタリアンアラカルトから。こちらのメニューは「冷製茶碗蒸し 明太子ジュレ」。鶏がらベースのだしを多めに入れて仕上げる、プリンのようなプルプル食感が楽しいひと品だ。たっぷりと乗せられた明太子の、ほの辛いジュレが食欲を誘い、のど越しも良好。クライマックスのローストビーフ丼へと向かう、食の旅路のスタートにぴったりだ。

まずは一品料理とスパークリングワインのペアリングを楽しもう

続いてオススメされたのが「ムール貝のワイン蒸し」。『泡とローストビーフ丼のお店 3f』という名前の通り、こちらの店のもう1つの特徴であるスパークリングワインでムール貝を蒸し上げている。貝のだしとスパークリングワインが相まった刺激的な香りを放っており、市場で毎朝仕入れるというムール貝は大粒でうまみも満点。辛口のスパークリングワインと相性抜群だ。

ちなみに、定番でラインナップしているスパークリングワインは、甘口でマスカットのような香りが楽しめるスペインの「レイモス」のほか全6種。シャンパーニュは、「ローラン・ペリエ」「ドン・ペリニヨン」など全3種がそろう。いずれもグラスで注文が可能で、スパークリングワインは全て600円とお手ごろ。なお、写真は、辛口でフルーティな「クレマン・ド・ロワール(モンムソー)」(左)と、女性に人気のラズベリーが香る辛口のロゼ「コドーニュ クラシコロゼ」(右)。

お次は、見た目もジューシーな「和牛イチボのローストビーフ」。こちらの店ではローストビーフ丼を注文する際、国産牛、和牛、和牛イチボからセレクトできるのだが、まさにその「和牛イチボ」で、脂が多くジューシーな味わいをしっかりと堪能できる。提供時には塩と黒コショウがふられているのに加え、粗塩、ワサビ、とろみのある甘辛ソースが付いており、1枚ずつ異なる味わいで楽しむのも一興。いずれも、イチボ肉の風味を引き立ててくれる。

山のようにそびえ立つビジュアルがインパクト大!

そしていよいよ、真打のローストビーフ丼が登場! 写真は、国産牛の1ポンドサイズ、オニオンソースだ。前述の通り、ローストビーフは国産牛、和牛、和牛イチボの3種から、サイズは、並(肉100g、ご飯200g)、大(肉180g、ご飯250g)、特大(肉300g、ご飯300g)、1ポンド(肉450g、ご飯400g)の4種から、そしてソースもオニオンか和風から選べる。やってきた国産牛の1ポンドサイズは、ご覧の通り、ほぼ生ビールジョッキと同じ高さで、山のようにそびえるビジュアルがインパクトたっぷりだ。

ローストビーフは砂糖、塩、ニンニク、香味野菜などを合わせた「ブライン液」に約12時間漬け込んだ後、スチームコンベクションを使って、低温で2~3時間じっくり火を通してうまみが引き出される。こちらの国産牛は、脂が少なくさっぱりとした味わいで、噛むほどに赤身のうまみがじわりとあふれ出す。驚くのはその量で、山に例えるなら3合目くらいまで全て肉、肉、肉。一瞬、「もしかしてご飯が出て来ないのでは……?」という不安にかられるほど、なかなかご飯に到達しないので、訪れる方はご注意を。(ちなみにご飯もケーキ状に盛られているだけで、十分な量が入っている)

ちなみに、この日は注文できなかったが和牛のローストビーフ丼も絶品とのこと。「さしが入りすぎないA3クラスを信頼できる業者から仕入れて使っているので、脂と肉のバランスがよく、最後までおいしく召し上がっていただけますよ」とシェフの原田豊光さん。原田さんは福岡から上京し、和食、パン職人、イタリアンなど様々なジャンルで修業を経て、こちらの店の立ち上げに参加。スタッフと一緒に様々な「肉丼」を食べ歩き、このローストビーフ丼のレシピへとたどり着いた。「いい肉を使っているので、ソースやタレで肉の風味を損なわないように工夫しました」と自信を見せる。

ほかにも、カプレーゼやピクルス盛り合わせなど、ちょっとしたアテから、シャンパンベースのスープで煮込む「海鮮シャンパン鍋」(4人前~2日前までに要予約)や、「ローストビーフしゃぶしゃぶ」(4人前~)など、ちょっと驚きのメニューまで幅広くそろっている。京都に訪れるならぜひ、予約して足を運んでみてはいかがだろうか。

(文/笹間聖子・撮影/合田慎二)

【メニュー】
国産牛のローストビーフ丼 並780円、大980円、特大1,480円、1ポンド1,980円
和牛のローストビーフ丼 並980円、大1,580円、特大2,480円、1ポンド3,480円
和牛イチボのローストビーフ丼 並1,180円、大1,980円、特大2,980円、1ポンド3,980円
冷製茶碗蒸し 明太子ジュレ 500円
ムール貝のワイン蒸し 800円
和牛イチボのローストビーフ 1,500円
中華風ローストビーフ 800円
※価格は税抜

泡とローストビーフ丼のお店 3f[閉店]

住所
〒606-8225 京都府京都市左京区田中門前町28-20 ドムス百万遍 3F
電話番号
050-3187-8026
営業時間
17:30~23:30 (L.O.22:30)
定休日:土・日(月〜金曜の祝日は営業)
公式サイト
公式ページhttps://www.facebook.com/3f.kyoto/

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。