8月8日から奥渋谷で3週間限定オープン!パリのスゴ腕パン職人による、ぱんや居酒屋『アヒルの夏休み』

dressing編集部

Summary
1.奥渋谷『アヒルストア』恒例の夏休み期間に期間限定“ぱんや居酒屋”がオープン
2.厨房を取り仕切るのは、パリ在住の注目のブーランジェ・稲垣信也さん
3.スペシャルゲストや気まぐれスペシャルメニューも登場予定

日本におけるナチュラルワインムーヴメントの最重要店の一つにして、奥渋エリアを大いに盛り上げた立役者『アヒルストア』。

カウンターに数脚並んだハイスツールにスタンディングのスタイルを組み合わせ、席が空くたびに店内で人の流れが生まれる中で、フレンチやエスニックをベースとした料理とナチュラルな造りのワインが楽しめ、連夜ひっきりなしに来客がある大人気店だ。その独特なグルーヴ感は、一見似たようなスタイルの店が増えたいまの東京でも唯一無二の存在だ。

『アヒルストア』の夏休み期間にオープンするから『アヒルの夏休み』

そんな『アヒルストア』は毎年8月頃の約1カ月の間、夏休みを取る。店主・齊藤輝彦さんがその間、国内外を旅して、店に戻ると料理や酒にフィードバックするからこそ、この店の鮮度は保たれるのだろう。今年も7月31日~8月31日の間、夏休みのため休業中だ。
そこに今日8月8日から26日までの約3週間、“ぱんや居酒屋”『アヒルの夏休み』が期間限定オープンする。

パリで長年活躍するブーランジェが一時帰国中に開く店のパンの味は?

厨房を担当するのが、フランス在住17年目で、2016年にパリ2区でフランス人にも忘れ去られた存在である古代麦やオーガニック麦を使った自身はじめてのパン屋をオープンさせたブーランジェ・稲垣信也さん。
大学卒業後、山梨『プラテーロ』などでパン造りを学んだのち、2000年に渡仏。ノルマンディの『バルバリー農園』を皮切りに各地の農家を約三年間めぐり、アルザス、ピレネー、バスク、ベルギーなどで農家のパン造りを体験。2004年からパリ『グルニエ・ア・パン』へ。在籍中の08年にはパリ右岸バゲット・コンクールでも優勝したほか、パティシエとしても活動。退職後の自身のパン屋準備中に古代麦栽培の先駆者ローラン・フイヤスのもとで修業し、古代麦に関する知識と経験を得た人物だ。

パンとワインとスペシャルな料理と…

現在パリで次のお店の開店準備中という中で、以前から計画していた“ぱんや居酒屋”を期間限定オープンすることになった。稲垣さんが厨房で焼くパンとパンを使ったおつまみを中心に、造り手の温度を感じるワインやビール、ジントニックなどを提供。気まぐれスペシャルなメニューやスペシャルゲストが登場する日も計画されているようだ。

また、パンの販売も予定されているので、パン好きには見逃せないイベントだ。

※今後、詳細はインスタグラム@ahirunatsuで告知されるので、合わせてチェックしたい。

期間:8月8日(火)~26日(土)
営業時間:17:00~23:00、土曜15:00~21:00
定休日:日・月
場所:夏季休暇中のアヒルストア (東京都渋谷区富ヶ谷1丁目19−4)
電話:なし

『アヒルの夏休み』

住所
〒151-0063 東京都渋谷区富ヶ谷1-19-4
営業時間
17:00~23:00、土曜15:00~21:00
定休日:日・月

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。