極上の和牛「かつべ牛」が強烈においしい! 老舗『なだ万』出身の実力派が開いた「カジュアル割烹」

つくし家

Summary
1.本格和食をカジュアルに提供する割烹料理店が恵比寿にオープン
2.日本料理の老舗『なだ万』で修業を積んだ料理長によるこだわり抜いた正統派の和食
3.日本全国から厳選した、新鮮な食材を産地直送で仕入れている

割烹を気軽に愉しむ!本格和食をカジュアルに味わえる割烹が恵比寿にオープン

割烹というとどうも敷居が高い。おいしい店もあるにはあるが、“本物の和食”を供する店がとんと減り、伝統和食がふと恋しくなる。本格和食を肩肘張らずに愉しめる粋な店はないのか……と、そんな想いで立ち上げた新感覚の割烹和食店が、2017年9月13日にオープンした『割烹 明美(あきみ)』だ。

『割烹 明美』が店舗を構える場所は、住みたい町で常に上位にランクインする恵比寿。店の前に着いてみると、一見、割烹とも日本料理店とも思えないカジュアルな外観に驚きを隠せないが、その雰囲気はオシャレでおいしい名店が軒を連ねる大人な街、恵比寿にぴったりだ。

その日の気分やシーンに合わせて便利に使える3つの席

店内は天井が高く開放感あふれるレイアウトに意外性を感じる。だが、飲み会、デート、会食と、いろんなシーンに幅広く対応できる設計となっている。

本格和食をさくっと味わって帰るのにぴったりのスタンド席、料理長の調理を間近に目にすることができるカウンター席、そしてゆったり食事を愉しむテーブル席で構成。その日の気分やシーンに合わせて使える3つの席は“普段使い”ができる店としても最高だ。

“割烹”と銘打ってはいるがカウンター席以外も充実しているのが嬉しい。

料理長の伊豫田伸祥(いよだのぶよし)さんは、日本料理の老舗『なだ万』で修業を積んだ経験を持つ、正統派であり実力派。その後も和食一筋で20年以上の経験を積む。そんな料理長があえて気取らない和食をやることで、カジュアルながらも本当においしい和食のお店が実現した。

お花畑をイメージしたインスタ映えするサラダは味にもしっかりこだわっている

そんな『割烹 明美』の料理を紹介しよう。

花畑をイメージした「インスタサラダ」(写真上)は、メニューの通り、まさにインスタ映えを意識して作られたサラダ。トマトを花びらに大根で蝶々をつくり、ハニードレッシングとカシスソースで仕上げている。花も茎も全部食べることができるスペシャルなサラダを写真に撮って話題にしたい。

お酒がすすまぬわけがない!甘辛く煮付けた「渾身の煮付」は日本酒にもご飯にも合う

次に味わったのは「渾身の煮付」(写真上)。魚料理は時期によって産地や魚種が変わるが、この日は豊かな自然が広がる山陰地方・隠岐の島から仕入れた島根ののどぐろを使用した一品。

生姜が香るタレで甘辛く煮付けたのどぐろはホロっと身が柔らかく上品な味わい。ご飯にもお酒にも合う伊豫田料理長自慢の魚料理をぜひ一度味わってみてほしい。

年間で約50頭しか出荷されない!出雲の大自然の中で育てられた希少な「かつべ牛」

そして、『割烹 明美』のスペシャリテ「島根県産 かつべ牛ステーキ〜煎り酒〜」(写真上)は、同店に来たらぜひとも食べたい一品。

島根県・出雲の大自然の中にある『かつべ種畜牧場』でのびのびと育てられた「かつべ牛」を使用。年間約50頭しか出荷されない希少な「かつべ牛」は、オレイン酸の含有率が高く脂がしつこくないのが特徴だ。

そんな「かつべ牛」を煎り酒とワサビでいただくのが『明美』流。酒を梅干しと一緒に弱火でじっくりと煮て、カツオ節で仕上げた煎り酒はさっぱりと味わえる。肉のうまみがさらに引き立ち、うまみ成分が豊富な「かつべ牛」との相性は抜群だ。「柔らかい」だけではない、芳醇な香りとうまみが口の中で広がる「かつべ牛」はオススメの一品。

なお、店名の『明美』(あきみ)は、「かつべ牛」の生産者・勝部明美さん(男性)からいただいたのだそう。

ここまでくると希少な食材を使った料理をリーズナブルにいただけるのかが心配になるが、実は同店は食品卸売の会社が運営している。“食品卸売会社直営”という強みを生かし、同じ食材でも最高のものを仕入れることを信条にしながら本格的な割烹料理をリーズナブルな価格帯で提供している。生産者や業者との繋がりを大切にしているからこそ、料理の質にこだわることができる。

平日限定でランチメニューを開始! 希少な「かつべ牛」が気軽に味わえる

最後に紹介するのは、割烹料理を気軽に愉しんでもらいたいという思いから提供している、平日ランチ。オススメは定番メニューの「肉盛り定食」(写真上)だ。

かつべ牛ステーキ、唐揚げ、ローストポークの肉の三銃士のランチは、先に紹介した「島根県産 かつべ牛ステーキ〜煎り酒〜」のかつべ牛が気軽に味わえるのだから見逃せない。なお、ローストポークは今後、生姜焼きになるなど時期によって変わる場合がある。

「作った料理をできる限り気軽に、それこそ仕事帰りや2軒目にふらっと立ち寄って食べられるようなお店にしたかったんです。カジュアルすぎて少し型破りな部分もありますが、それも『明美』らしさとして認識していただければいいなと思います」と伊豫田さん。

一度食べたら、もう忘れられない。飲み会に、デートに、接待に、肩肘張らない新感覚の割烹料理を恵比寿の地で堪能しよう。

【メニュー】
インスタサラダ 1,000円
渾身の煮付 1,500円
島根県産 かつべ牛ステーキ〜煎り酒〜 1,500円
肉盛り定食 1,500円
※価格は税抜

割烹 明美(あきみ)

住所
〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西2-11-9 プラネックスボルタ1F
電話番号
03-6416-9378
営業時間
17:30〜23:00(L.O.22:30)
定休日:月曜
公式サイト
公式ページhttps://kappo-akimi.com/

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。