「パストラミサンド」が絶品! サンフランシスコの本格デリ『ワイズサンズ』が日本・丸の内に初上陸

有川美咲

Summary
1.サンフランシスコで大人気の本格ベーグル&デリ『ワイズ サンズ』が日本初上陸
2.伝統的な製法で作られるベーグルは、しっかりとした歯ごたえが特徴
3.モーニング、ランチ、カフェなど時間帯ごとに異なるメニューを楽しめる

サンフランシスコ発の本格ベーグル&デリ『ワイズ サンズ』が丸の内にオープン!

2018年2月26日、東京・丸の内の「丸ビル(丸の内ビルディング)」に、サンフランシスコ発のベーグル&デリカテッセン『WISE SONS TOKYO(ワイズ サンズ トウキョウ)』がオープン。ピークタイムには行列を生むほどの人気ぶりを見せている。

『ワイズ サンズ』は2010年、アメリカの中でも美食の街とも言われるサンフランシスコに誕生。創業者のエヴァン・ブルームさんと幼なじみのレオ・ベッカーマンさん、エヴァンさんの兄・アリさんの3人が「どこよりもおいしいパストラミと、本格的なベーグルを提供したい」と開業したのが始まりだ。

現在は現地で5店を展開し、6店舗目を東京に出店。初の海外1号店として日本を選んだ理由について、エヴァンさんは「美食が溢れる東京の中心地で、どこまで挑戦できるか試したかった」と話す。また「日本の方々に、カリフォルニア・テイストを知るきっかけになってもらえれば」との想いを抱いている。

店内にディスプレイされた写真には『ワイズ サンズ』の従業員やそのファミリーが写っている。同店を支える人々に敬意を表しているという心温まる演出だ。また別の壁面にはサンフランシスコの街並みと富士山をイメージした絵画もあり、サンフランシスコと日本の融合が表現されている。

さらに電源を確保した席も用意。パソコンを持ち込んで仕事をしながらワンハンドでベーグルを食べられる、多忙なオフィスワーカーにも優しい店づくりだ。

もっちり、歯ごたえ抜群のベーグルは必食!

「ベーグルといえば、ニューヨークの街を思い浮かべる人は多いと思います。しかし当店のベーグルは、伝統的な製法に則って製造しており、ニューヨークで主流のやわらかいベーグルとは一線を画す、しっかりとした歯ごたえが楽しめるベーグルです」と話すのは、店長の田中丈大郎(じょうたろう)さん。

原料はシンプルに強力粉や塩など。これをモルト(麦芽)を加えた湯で茹でることで、表面がつやっとした小麦色に仕上がる。ほのかに感じるモルト香が、ベーグル特有のおいしさの証だ。

むっちりと身が詰まったベーグルは5種類を用意。

▲「プレーン」

▲「ポピーシード」

▲「セサミ」

オーソドックスな「プレーン」をはじめ、黒ケシをまぶした「ポピーシード」や、芳ばしいゴマの香りが漂う「セサミ」のプチプチとした食感も楽しい。

▲「プンパニッケル」

▲「エブリシング」

ライ麦と全粒粉を使い、キャラウェイシードで香りをつけた「プンパニッケル」は黒パンをイメージして作られたそうだ。「エブリシング」は本国で一番人気のベーグル。ドライオニオン、白ゴマ、ガーリックチップ、黒ケシ、キャラウェイシードが全体にまぶされ、多彩な食感や味わいをひとつのベーグルで味わうことができる。

クリームチーズをたっぷり塗った本場スタイルでかぶりつこう!

ベーグルそのまま味わうのもいいが、半分にカットした断面に「シュミア」と呼ばれるクリームチーズをたっぷりとつけるのが本場のスタイル。クリームチーズと生クリームを使ったシンプルな「プレーン」、青ネギが香る「スキャリオン」、アメリカで人気のスモークサーモンを使った「サーモン」、アボカドとレモンを使った「アボカド」の4種類がそろう。

色鮮やかなオープンサンドはハーフサイズでの注文もOK

ベーグルの定番の組み合わせ、サーモンとクリームチーズをのせたオープンサンド「マンハッタン」(写真上)は、人気メニューのひとつ。プレーンベーグルの上にたっぷりのプレーンシュミアをのせ、トラウトサーモンのスライスをこれまたたっぷりと。サーモンのとろけるような甘みにオニオンスライス、ケッパーの実がアクセントだ。ベーグルはトーストしているため、そのまま味わうよりも香ばしさが際立つ。

オープンサンドは通常は2個セットだが、1個単位でも購入することができるため、小腹が空いたときや、ちょっとずつ食べ比べたいときにもぴったりだ。

スパイシーなパストラミビーフを使ったサンドはイチオシ!

同店でぜひ注文したいのが「パストラミルーベン」(写真上)だ。パストラミは、牛肉を数種類のスパイスに漬け込み燻製にしたもの。パンはライ麦を使った、ほのかな酸味を感じるトーストを使用する。

パンからはみ出るほどたっぷりのビーフが入った迫力満点のサンドイッチは、男性でも大満足。スパイシーな味わいに、一度食べたらヤミツキになること間違いなしだ。

またオリジナルコンビーフをサンドした「クラシックコーンビーフ」も用意。こちらは燻製なしのタイプで、肉の味わいそのものを楽しめる。

サイドメニューも豊富にそろえ、ベーグルとサラダ、サンドイッチとスープといった、自分好みの組み合わせができるのもうれしい。

ブルーチーズドレッシングをたっぷりかけて味わう「コブサラダ」(写真上)や、クラッカー状のパンを団子にした“マッツォ”をチキンスープにした「マッツォ ボール スープ」が人気。マッツォの直径は約7cmもあり、十分にお腹を満たしてくれる。

日本上陸記念に開発した「抹茶味スイーツ」にも注目!

カフェタイムにぴったりのスイーツにも注目したい。ブリオッシュ生地に抹茶を練り込んだ「バブカ」(写真上・右)は、日本1号店のオープンを記念して考案されたメニュー。アメリカでも人気の高いスイーツパンで、カップケーキのような可愛らしい見ためだが、食べごたえも十分だ。

すっきりとした酸味が特徴の「ドリップコーヒー」は、ガラマラをベースに数種類の豆をオリジナルブレンド。また「コールドクレマ アイスコーヒー」などのドリンク類も多数そろっている。

パイ生地にシナモン、砂糖をまぶした「ルゲラー」などのポップな焼き菓子も、自分へのご褒美やちょっとしたおもたせにぴったりだ。

出勤前に気軽に立ち寄れるモーニング、「弁当ボックス」を販売するランチ、コーヒーとスイーツを楽しむカフェタイムなど、さまざまな時間帯やシーンで利用できる『ワイズ サンズ トウキョウ』に、毎日でも通いたくなること請け合いだ。 


【メニュー】
〈ベーグル〉
プレーン 216円
ポピーシード 270円
セサミ 270円
プンパニッケル 270円
エブリシング 324円
〈シュミア〉
プレーン 216円
スキャリオン 270円
サーモン 324円
アボカド 378円
〈オープンフェイスベーグル〉
マンハッタン 1,080円(ハーフ540円)
〈サンドイッチ〉
パストラミルーベン 1,890円
クラシックコーンビーフ 1,728円
〈サイドメニュー〉
コブサラダ 972円
マッツォ ボール スープ 648円
〈デザート〉
バブカ(抹茶・チョコ) 各486円
〈ドリンク〉
ドリップコーヒー Rサイズ324円、Lサイズ378円
※価格はすべて税込

WISE SONS TOKYO(ワイズ サンズ トウキョウ)

住所
〒100-6390 東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング B1F
電話番号
03-6551-2477
営業時間
平日 7:30〜21:00、土曜 8:30〜21:00、日曜・祝日 8:30〜20:00
定休日:ビルに準ずる
ぐるなび
ぐるなびページhttps://r.gnavi.co.jp/7gruaw4n0000/
公式サイト
公式ページhttp://www.giraud.co.jp/wisesons

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。