日本上陸確実? お洒落で美味しくて手頃な価格で急成長中のビーガンカフェがNYで大注目
【連載】NYスタイル、進行形 世界最新の食トレンドを生み出し続ける、ニューヨーク。日々新しいスタイルが提案されるこの街で、生き残るのは至難の技。そんなニューヨークのトレンドに敏感な街の「賢人」の琴線に触れた店とは?
- カフェ・パン・スイーツ
- NY
- カフェ
- 連載
はてぶ - LINE
- Summary
- 1.動物性の食材を一切使っていないとは思えない美味しさ
2.六本木や銀座にもある『BLTステーキ』と同系列
3.夏には一気に店舗を増やす予定
ビーガン、つまり動物性の食材を一切使わない食事が健康志向の強い女性を中心に広がっている。そうした中、昨夏グリニッジビレッジにオープンしたセルフサービスのビーガンカフェ『バイ・クロエ』が大ブレイク中。
今夏、一気に店を増やす勢いだ。
シェフはクロエ・コスカレリ。彼女が『バイ・クロエ』をオープンさせた時、若干27歳だったという。若くしてレストランを出せた要因は、全米に放映されるテレビのカップケーキコンテストで初のビーガンシェフとして優勝したこと、その後3冊の料理本を立て続けに出版したこと、そしてレストラングループのイースクエアードホスピタリティーという強力な後ろ盾を得たことにある。
イースクエアードホスピタリティーは、『BLTステーキ』を初め国内外に20以上のレストランをもつ。イースクエアードホスピタリティーのクリエイティブディレクター、サマンサ・ワッサーは、バイ・クロエのブランディング、ウエブサイトやブログの立ち上げ、メニューの組み立てから内装やユニフォーム、ロゴのデザインまで関わった。
クロエとサマンサは新鮮でクイックに買えて手頃な価格、それでいて美味しいビーガンフードをつくりたかったという。店がある場所はニューヨーク大学に近い学生街。大衆向けの値段でありながら、美味しいビーガンフードをちょっとこじゃれた内装で提供していることが、急速に支持された理由だろう。
(左)クロエ・コスカレリ シェフ (右)サマンサ・ワッサーさん
特に人気の高いのはグアク・バーガー。ブラックビーンズとキヌアとスイートポテトでつくったパテとグアカモレなどをはさんでいる。
グルテンミートのセイタンでつくったチョリソ、アガベシロップとライムのビネグレットなどが使われているキヌア・タコ・サラダも人気が高い。
マカロニ&チーズは、スイートポテトとカシューナッツでつくったチーズ風ソースがかかっている。
オリジナルのコールドプレスジュースも売っていて、一番人気が高いのは活性炭パウダー、レモン、メープルシロップ、ろ水でつくった「オン・ザ・ロード」。
店は約180平方メートルで、店内に35席、外に10席を構える。
今夏にはフラットアイアン地区(22丁目の5番街と6番街の間)とソーホー(ラファイエットストリートのプリンスストリートとスプリングストリートの間)にも出店する。
夏の終わりまでには、現在のカフェに隣接して『スイーツ・バイ・クロエ』と名付けたベーカリーもオープンする予定だ。同時に、カリフォルニア州シルバーレイクのホールフーズマーケットにバイ・クロエのセクションができ、ボストンにも2店舗をオープンする。
by CHLOE.
- 電話番号
- 212-290-8000
- 営業時間
-
日:10:00~22:00、月・火:11:00~22:00、水~金:11:00~23:00、土:10:00~23:00
定休日:定休日 無休
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
はてぶ - LINE