連日行列の大衆食堂がついに東京進出! うまくて安いから毎日通いたい、街のオアシス『そのだ 五反田』

東京・五反田にあの連日行列の大衆食堂『そのだ』がオープン! もともと大阪で超人気の食堂とあってその料理の味はお墨付き。手作りにこだわる出来たての料理は昭和レトロな雰囲気と相まって、どこか懐かしくほっとする逸品ばかり。一度行くとファンになること間違いなしの『そのだ』の魅力をお届けする。

岩科蓮花

開店前から行列ができる大衆食堂『そのだ』

大阪や福岡で連日超満員。居酒屋好きで『そのだ』を知らない人はいないと言われる超人気の大衆食堂がついに東京に上陸した。

西日本でしか味わえなかった名物メニューが東京でもいただけると話題を呼び、11時の開店前から続々と人が並び始める。

場所はJR五反田駅・東口から徒歩2分。インパクトのある大きな「のれん」が目を引く、活気あふれる大衆食堂だ。

店内は厨房をぐるりと囲むようにカウンター席が配置されている。常に料理を作っている様子が見られるようになっていて、ライブ感たっぷり。

もともとは美容室だったお店を改装していることもあり、あえて以前の照明や大きな鏡を残しているのでどこかレトロな面影がある。

そして壁には手書きのメニューがずらり。この昭和な感じがまたいい。“大衆食堂”だけあって値段はどれもリーズナブル。魅惑のメニューが多すぎてどれにしようか悩んでしまいそう。

実は『そのだ』のDNAは東京だった??

店長の岡本祥さん(左)と、料理長の明石康男(右)さん。

カウンター越しで調理しているため、ダイレクトにお客さんの反応が見られるのが楽しいそうだ。

「大阪でご好評いただいている味を東京の方にもお伝えしたくて出店しました。ぜひ味ってくださいね」

『そのだ』に来たら食べなアカン「名物メンチ」

数ある大衆料理の中でも『そのだ』一番の人気メニューが「メンチカツ」。一つひとつ丁寧に手づくりしている。

「うちは大衆食堂ですからね。家庭料理の延長なので、昔ながらの手づくりの味を大事にしています。毎日多くのメニューを開店前に仕込むのですが、その日のうちに売れてしまうので作り置きもできないんです」(岡本店長)

ふっくら揚がったメンチカツにたっぷりのオーロラソースをかけるのが『そのだ』流。なんと、オーロラソースのマヨネーズも自家製というこだわりよう。卵とオイルを混ぜて作る手づくりのマヨネーズはフレッシュで風味豊か。

出来たてのメンチカツはアツアツで、香りからして食欲をそそられる。

衣は香ばしくサクッとした食感。メンチカツの中からは肉汁があふれ出し、ふわっ、とろな食感。玉ネギの甘みも感じられ、とても美味しい!

さすが店の顔ともいえる名物メニューだ。

お酒も進む!うまみが詰まったポテトサラダ

続いては「アンチョビ煮卵ポテトサラダ」。ジャガイモの素材を生かしたシンプルなポテトサラダに、アンチョビとガーリックチップをトッピングして、パプリカパウダーで色鮮やかに仕上げている。そして、もちろん味の決め手は自慢の自家製マヨネーズ。

特徴はなんといってもこの煮卵。黄身の色が濃く、見事な半熟でトロットロだ。
「ちょうどいい半熟状態になるよう、湯で時間に気を配っています」と岡本店長。

ポテトサラダを口に含むと、なんともいい香り。何が入っているか聞いてみると、「実は店内で燻製しているベーコンが入っているんですよ」と料理長の明石さん。

ベーコンの脂のうまみとスモークの芳醇な香りが口の中にふわっと広がり、かみしめるほどにうまみがあふれてくる。おかずとしての完成度は完璧! もちろん、お酒のアテにもぴったりだ。

ビジュアルにそそられる「チャーシューエッグ」

続いては「チャーシューエッグ」。

じっくりと時間をかけてやわらかく仕上げるチャーシューの量は1日なんと20kg! それだけ作ってもその日のうちに売り切れてしまうことも多いとか。

目玉焼きを乗せて自家製のステーキソースをたっぷりかければ「チャーシューエッグ」のできあがり!

チャーシューはやわらかくジューシー。醤油ベースのステーキソースは濃厚で、ごはんにかけたくなる。

とろとろの黄身と和えると、うまさはさらに倍増し、箸が止まらなくなる。お肉の下はキャベツの千切りが入っていて、野菜も同時に食べられるのがうれしい。ガッツリ系で満足度の高い一皿だ。

すじ肉のトロトロ食感がやみつきになる肉豆腐

最後は「肉豆腐」。絹豆腐に、国産牛ハラミのすじ肉(メンブレン)と、コンニャク、玉ネギを乗せたヘルシーながらも食べごたえある一品。

醤油とみりん、お酒、砂糖で甘めに仕上げたタレが特徴で、とくにすじ肉は味がよく染みていてトロトロな食感。どんどんお酒が進んでしまう。

名物酒『バイス』って何??

『そのだ』の代名詞にもなっている名物酒がこちらの『バイス』。(左)
バイスとは、梅しそと焼酎を混ぜてシャーベット状にしたものに炭酸水で割ったお酒のこと。アニメキャラクターのグラスに感動して思わず写真を取る人も多いのだとか。ピンク色の見た目と爽やかな味わいにグビグビ飲んでしまいがちだが、アルコールは強めなので3杯までというお店独自のルールがある。

一方、緑色のお酒は『思い出のパタヤサワー』(右)。
青りんごサワーをシャーベット状にしたお酒は練乳が入っているので泡だっているのが特徴的。シャリッとした飲み口と甘酸っぱさにどこか懐かしさを感じ、はまってしまう。

何を食べても美味しいので、安心してオーダーできると評判の『そのだ』。大衆食堂ゆえ、客層は女性の一人客からサラリーマンや近所のシニアまで幅広く、多くの人に愛されているのがわかる。

ちょっと飲みたくなった時、手作りの味が恋しくなった時、気兼ねなくふらりと立ち寄れるお店はまさに現代人のオアシス。昭和感ある懐かしくも新しいスタイルに、一度訪れればきっととりこになるはずだ。

【メニュー】
・メンチカツ定食 880円
・中華そば定食(ご飯・小鉢付)990円
・牛ステーキ定食 1,430円
・肉豆腐 605円
・アンチョビ煮卵ポテトサラダ 495円
・チャーシューエッグ 528円
・バイス 385円
・思い出のパタヤサワー 418円

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。価格は税込です。
※コロナ対策として来店時に消毒をお願いしています。

大衆食堂スタンド そのだ五反田店

住所
〒141-0022 東京都品川区東五反田1−15−5 第5宮本ビル1F
電話番号
03-5422-7950
営業時間
11:00~23:00(L.O.22:00)
定休日:無

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。