ベトナム発「エッグコーヒー」発祥店の『カフェ ジャン』が日本初上陸【横浜・中華街】

dressing編集部

Summary
1.ベトナムで人気の「エッグコーヒー」が世界初の支店である2号店として日本に上陸!
2.甘いクリーム(エッグ)と苦いコーヒーのバランスが絶妙で、新感覚!
3.コーヒーのほかにも、エッグココアやエッグビールなどオリジナルメニューも楽しめる

ベトナムから新感覚のコーヒーが横浜に上陸! 「エッグコーヒー」発祥のカフェ『CAFE GIANG』

ベトナムの首都・ハノイで人気の「エッグコーヒー」を生んだカフェ『CAFE GIANG(カフェ ジャン)』が2018年4月23日、世界初の支店である2号店として神奈川県・横浜中華街にオープンした。

『CAFE GIANG』の本店はハノイの旧市街にあり、1946年に創業。「GIANG」とは創業者の名前を指す。

同店の看板メニュー「エッグコーヒー」とは、卵とコンデンスミルクをカスタードクリーム状に泡立て、それをコーヒーの上にのせたドリンクのこと。このクリームのことを“エッグ”と言う。エッグは濃厚な味わいで、スイーツとコーヒーを1度に味わえる、そんな新感覚のコーヒーだ。

コーヒーは本店と同じ豆を使用し、毎日焙煎して豆を挽いている。苦みがしっかりとあるコーヒーで、エッグの甘みとのバランスが絶妙だ。ハノイはカフェ文化が盛んであり、その中でも「エッグコーヒー」はよく知られたドリンクだという。

注文はカウンターで行う(写真上)。ドリンクのほかに、ベトナムでよく食べられているフランスパンのサンドイッチ「バインミー」も提供する。

店内は2階建て。1階には1人客でも利用しやすいカウンター席があり、2階にはソファー席なども用意。テーブル席のイスは、本場ベトナムでよく使われている小さいタイプのものを使用している。ベトナムの雰囲気をより伝えるために、ベトナムの雑貨や家具をセレクトしたという。

コーヒーだけじゃない! ココアやビールも甘いエッグと相性抜群

では、イチ押しのドリンクメニューを紹介しよう。

まず定番なのが「エッグコーヒー(HOT)」(写真上)。ベトナムで70年以上愛され続けてきた味をそのまま再現している。まるで“飲むティラミス”のよう。

飲み方のコツは、エッグとコーヒーを常に混ぜること。混ぜても分離したままではあるが、混ぜることで甘みと苦みが融合し、絶妙な味わいになる。またHOTタイプは、コーヒーがエッグで冷めないようカップの受け皿にお湯をいれているのも特徴だ。

暑い季節に飲みたいのが「エッグコーヒー(ICE)」(写真上)。冷たいデザート感覚でいただける。

コーヒーの苦みが強いので、甘いものが飲みたければ「エッグココア(HOT)」(写真上)を。甘いエッグと甘いココアのコンビネーションは贅沢だ。

変わり種が好きな方には、「エッグ抹茶(HOT)」(写真上・左)や「エッグシナモン」(同・右)を。

ベトナムと日本が融合した「エッグ抹茶(HOT)」は、本店でも飲まれている1杯。ドリンク部分はコーヒーではなく、抹茶の粉を溶かしたもので、ほろ苦い抹茶と甘いエッグがクセになる味わいだ。

「エッグシナモン」は、日本オリジナルメニュー。定番の「エッグコーヒー(HOT)」に、シナモンをふりかけたもので、エキゾチックな香りが楽しめる。

大人向けのメニューが「エッグビール」(写真上)。ビールと甘いエッグとの相性が意外にもマッチ。デザート酒として飲んでもいいだろう。

シンプルなコーヒーが好みの方は、「ベトナムコーヒー(HOT/ICE)」を。ベトナムから直輸入した独自の焙煎豆を使用し、本店で70年以上守られてきた伝統的な手法で淹れている。

ドリンクは他にも「エッグコーラ」や「エッグラム」があり、バラエティーに富んでいる。「エッグコーヒー」を始めとするドリンクは、1杯のボリュームがあるため、ゆっくりしたい時に飲むのが最適だろう。

世界初の支店である2号店が、日本にオープンした理由

世界各国からチェーン展開のオファーを受けていた『CAFE GIANG』だが、今までは断ってきたという。しかし、この度、横浜店を運営するCAFE GIANG JAPAN株式会社の代表取締役・陳祖明氏が、何度もベトナムに足を運び、「エッグコーヒーを日本に広めていきたい」と熱意を伝えてきたことから、世界初の支店である2号店として念願の日本進出がかなった。

日本初上陸の新感覚コーヒーとして、今後、日本でエッグコーヒーブームが巻き起こるかもしれない。

【メニュー】
エッグコーヒー(HOT) 480円
エッグココア(HOT) 480円
エッグコーヒー(ICE) 520円
エッグビール 680円
エッグ抹茶(HOT) 480円
エッグシナモン 480円
ベトナムコーヒー(HOT/ICE) 420円
バインミー 520円 
※価格は税込

編集協力:名久井梨香

CAFE GIANG(カフェ ジャン)

住所
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町78-3
営業時間
10:00~23:00(※オープン当日は14:00~)
定休日:無

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。