ザクザク食感のシュー生地がポイント! 「クランチシュークリーム」の作り方
濃厚クリームとシュー生地の組みわせがたまらなくおいしい「シュークリーム」。巷ではどんどん新商品が生み出され、連日行列のできるお店もちらほら。中でも、濃厚なカスタードクリームがたっぷり詰まったザクザク食感の「クランチシュークリーム」は、人気を通り越して今や定番になりつつある。
今日は、そんな「クランチシュークリーム」を、行列に並ばずとも自宅で作れるレシピをご紹介! 家庭で作る醍醐味は、何といっても焼き立て作り立てを味わえるところ。ザクザク食感とたっぷりクリームが織りなす至福の味わいを堪能しよう。
■材料(2本分)
<クリスピー生地>
・卵白 … 20g
・砂糖 … 25g
・薄力粉 … 10g
・アーモンドダイス … 20g
<シュー生地>
・薄力粉 … 25g
・卵(全卵) … 1個
・[A]バター … 20g
・[A]水 … 大さじ2
・[A]牛乳 … 大さじ2
<クリーム>
・牛乳 … 100cc
・バニラビーンズ … 1/4本
・卵黄 … 1個分
・砂糖 … 20g
・薄力粉 … 15g
・生クリーム … 50cc
■作り方(調理時間:90分)
<ステップ1:クリスピー生地をつくる>
① ボウルに卵白と砂糖を入れ、白っぽくなるまで混ぜる。
② ①にふるった薄力粉を入れ、粉っぽさがなくなるまで混ぜる。
③ ②にアーモンドダイスを入れ、良く混ぜる。
<ステップ2:シュー生地づくり>
① オーブンを190度に余熱しておく。1センチの絞り口を絞り袋にセットしておく。
② 小鍋にAを入れ、弱火にかけ、バターが完全に溶けて沸騰するまで待つ。
<ポイント>
バターは早く溶けるように小さく切っておく。
③ ②が沸騰したら火を消し、ふるった小麦粉を一気に入れる。粉っぽさがなくなるまで手早く混ぜる。
④ 再び弱火にかけ、つややかにまとまるまで練る。
⑤ ④をボウルに移し、溶いた全卵の1/3を入れて手早く混ぜる。
⑥ 残り3/2の全卵を少しずつ加えて手早く混ぜる。
⑦ 下の写真のように、ヘラからゆっくりと生地が落ちて三角形で残るくらいの固さになったら、素早く絞り袋に入れる。
⑧ クッキングシートを敷いた天板に幅2センチ×長さ20センチくらいにシュー生地を絞り出す。上からクランチ生地をスプーンでかけ、190度のオーブンで20分焼いたあと、さらに170度で20分焼く。
<ステップ3:クリーム作り>
① バニラビーンズはさやに切れこみを入れ、中の種をしごき出す。小鍋に牛乳とバニラビーンズの種とさやを入れ、フツフツとするまで弱火にかける。
② ボウルに卵黄と砂糖を入れてよく混ぜる。
③ ②にふるった薄力粉を入れ、粉っぽさが消えるまでよく混ぜる。
④ ③に①を少しずつ加えて混ぜる。
⑤ ④を濾して鍋に戻す。
⑥ 弱火にかけながら、つやっぽくなるまで絶えず混ぜ続ける。
⑦ 平らな容器に移し、クリームの表面にピッタリとラップを掛け、冷蔵庫で冷やす。
⑧ ボウルに生クリームを入れ、しっかりと泡立てる。
⑨ ⑦が冷えたらほぐし、⑧を少しずつ加える。すべて混ぜ合わせたら、絞り袋に入れる。
<ステップ4:仕上げ>
① 焼き上がったシューを横に切り、クリームを詰めて完成。
スイーツ好きにはたまらない、絶品「クランチシュークリーム」のレシピ。シュークリームと聞くとハードルが高いと思う人もいるかもしれないが、調理のポイントさえ押さえて手早く作業すれば、失敗なく作る事ができる。
スティック状で食べやすく、手土産にもぴったり。クリームは甘さ控えめに仕上げているので、甘いものが苦手な人にもオススメ。ザクザク食感と濃厚なカスタードのハーモニーを、ぜひ家庭でも楽しんで!
<レシピ作者プロフィール>
なかざわ あやの
1991年生まれ。新潟県出身。
新潟を拠点に、レシピコラム執筆・テレビCMでのフードスタイリストを中心に活動中。
Instagram: https://www.instagram.com/que_delicioso/
HP: https://que-gostoso.amebaownd.com/
(編集、メニュー監修:河瀬璃菜/フードクリエイティブファクトリーhttp://foodcreativefactory.com/)