自宅でゆっくりワインを愉しみたい。友人を招いて優雅な休日を過ごしたい。
今回は、そんな方にぴったりの本格おつまみレシピをご紹介。
１つ目は、ミキサーひとつで手軽に作れるレバーペースト。クセになるレバーの風味とまろやかな舌触りがお店さながらの味。
２つ目は、赤ワインで煮込まれたドライイチジクがアクセントのタルティーヌ。３種類のチーズを使った、濃厚で芳醇な味わいが大人な時間をさらに盛り上げてくれる。
どちらのメニューも、お気に入りのワインと合わせて楽しみたくなるような、本格的で香り高い味わい。プロの味を気軽に再現できるので、作り方を覚えておけば、季節を問わずホームパーティーで活躍してくれるはず。
「レバーペースト」が家でも作れるという事実…！
老舗フレンチ『銀座レカン』の高良 康之シェフにご紹介いただいたのは「レバーペースト」のレシピ。
お店で出てくるレバーペーストには通常、油分として背脂が使用されているが、今回教わった家庭用レシピではバターで代用。特別な材料や器具は必要なく、ミキサーとオーブンさえあれば簡単に作ることができる。
まろやかな食感に仕上げるコツは、溶かしバターを糸のように注ぎ入れながらゆっくり丁寧に乳化させていくこと。また、出来立てよりも、さらに3〜4日寝かせた方が味が馴染んでまろやかに。冷凍保存も可能なので、週末のホームパーティーのために作りおきしておくことも可能。
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『ドミニク・サブロン』で腕を振るったシェフが教えるのは大人味のタルティーヌ
多くのファンに惜しまれながらも閉店した、超人気ブーランジェリー『ドミニク・サブロン赤坂本店』でシェフ・ブーランジェも務められていた榎本 哲シェフにご紹介いただいたのは「ブリーチーズと生ハムのタルティーヌ」のレシピ。淡いピンク色でまとめられたルックスが、春の心地良い陽気にぴったり合う。
アクセントに添えられているのは、サラミではなくイチジク。ドライイチジクを赤ワインとシナモンで煮込んだ、風味豊かで大人な味わいだ。ベースとなるチーズは、マスカルポーネ、リコッタ、ブリーの3種類が使用され、濃密で複雑なハーモニーを愉しむことができる。
チーズとイチジクをスライスしたパンにのせ、オーブンでこんがりと焼いたら生ハムを添えて出来上がり。赤ワインと合わせて優雅に味わいたい。
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【記事提供元】
プロから学ぶ簡単家庭料理「シェフごはん」
「レバーペースト」レシピ
「ブリーチーズと生ハムのタルティーヌ」レシピ