パクチーをモリモリ食べたい! 管理栄養士に教わる、夏におすすめの簡単パクチーレシピ3選

2016年06月18日
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パクチーをモリモリ食べたい! 管理栄養士に教わる、夏におすすめの簡単パクチーレシピ3選
Summary
1.忙しい朝にぴったり!10分で作れるパクチースムージーでデトックス
2.パクチー&野菜たっぷりのミネストローネで体の内側からキレイに
3.ドレッシングまでパクチー使用! パクチーまみれなサラダで老廃物を排泄

暑い日が続いて、「なんだか最近体がダルい…」なんていう人も多いのでは? そのダルさは、蒸し暑さからくるストレスや疲労、冷房の効きすぎによる冷えなどが原因かも。そのような負荷が重なると、どうしても体内循環が滞ってしまう。
そこで活躍してくれるのが、今最もアツい食材「パクチー」だ! デトックス効果が高いと言われるパクチーを食事に取り入れて、これから本格化する夏に備えたい。

パクチーにはキレート作用という働きがあり、水銀やヒ素などの有害物質を排泄する働きが期待できると言われている。また、含まれる食物繊維は腸内環境を整え、老廃物を排泄する効果が期待される。

肝臓での解毒&腸での老廃物の排泄、このふたつのプロセスが整えば、キレイや健康の維持に期待大! それでは、さっそくレシピをご紹介。

1.パクチーの香りが爽やかに駆け抜ける! 忙しい朝にぴったりな「パクチースムージー」

ひとくち飲むとリンゴの甘みがやさしく広がり、あとからパクチーの香りが鼻から抜けていく爽やかな味わいのスムージー。バナナを入れることで濃厚さと満足感もアップ。
まずはそのまま飲んで、途中でレモンをきゅっと絞れば、酸味と香りが加わってさっぱりとした味わいに変化する。材料をミキサーに入れて混ぜるだけのスムージーは、忙しい朝や間食にぴったりだ。

<レシピ>

▼材料(2人分)
・パクチー … 20g
・バナナ … 1本
・リンゴ … 1/2個
・レモン … 1/6個
・水 … 200ml

▼作り方(調理時間:10分)
① パクチー、バナナ、リンゴをザク切りにする。レモンは輪切りする。
② ミキサーにパクチー、バナナ、リンゴ、水を入れてなめらかになるまで混ぜる。
③ ②をグラスに注ぎ、レモンをフチに飾る。

2.野菜たっぷりで食べごたえも抜群!「パクチーミネストローネ」

パクチーの香りが心地よく広がり、さっぱりと食べることができるミネストローネ。具だくさんなので食べごたえもあり、パンやごはんを合わせればそれだけでも充分な満足感。
パクチーと野菜の食物繊維が合わさることで、デトックス効果UPにも期待。また、シミを防ぐ効果があるとされるビタミンCを豊富に含むため、紫外線が気になるこれからの季節にもぜひおすすめしたい。

<レシピ>

▼材料(2人分)
・大豆水煮 … 80g
・パクチー … 30g
・タマネギ … 1/4個
・ニンジン … 1/4本
・黄色パプリカ … 1/6個
・トマト … 1個
・ニンニク … 1片
・水 … 500ml
・醤油 … 大さじ1
・塩コショウ … 適量
・オリーブオイル … 大さじ1/2

▼作り方(調理時間:20分)
① パクチーは1cm幅に切る。タマネギ、ニンジン、黄色パプリカ、トマトは1cm角に切る。ニンニクは粗みじん切りする。
② 鍋にニンニク、オリーブオイルを入れて弱火にかけ、ニンニクの香りが立ったらタマネギ、ニンジン、黄色パプリカを加えてタマネギが透き通るまで中火で炒める。
③ 大豆水煮、半量のパクチー、トマト、水、醤油を加えて弱めの中火で10分煮る。
④ 塩コショウで味を調えて器に盛り、残りのパクチーをトッピングする。

3.ドレッシングにもパクチー! パクチーまみれの大満足サラダ

具材にもドレッシングにもパクチーを使用した、パクチー好きにはたまらないパクチー三昧サラダ。
新タマネギや桜エビ、カシューナッツと合わせることで、歯触りや風味に変化をプラス。ザクザク食感と、甘酸っぱくて少し辛みの効いたドレッシングとの相性が抜群で飽きのこない味だ。
たっぷりのパクチーをサラダでおいしく食べて、老廃物の排泄をサポートしよう。

<レシピ>

▼材料(2人分)
・パクチー … 60g
・新タマネギ …1/4個
・桜エビ … 5g
・カシューナッツ … 10g
・ゴマ油 … 大さじ1
・酢 … 大さじ1
・醤油 … 大さじ1/2
・はちみつ … 小さじ1
・ラー油 … 小さじ1/4
・コショウ … 適量

▼作り方(調理時間:15分)
① パクチーは50g分を3cm幅に切り、残りの10g分はみじん切りする。新タマネギは薄切りする。カシューナッツは粗みじん切りする。
② ボウルにゴマ油、酢、醤油、はちみつ、ラー油、コショウ、みじん切りしたパクチーを入れて混ぜる。
③ ②のボウルにパクチー、新タマネギ、桜エビを加えて和える。
④ 器に盛り、カシューナッツを散らす。


パクチー好きはもちろん、体の疲れが気になる方にも試してほしいパクチーレシピ。
どれも簡単で作りやすいメニューばかりなので、日々の生活にぜひ取り入れてみて。


<レシピ作者プロフィール>
五十嵐ゆかり(管理栄養士・料理研究家)

株式会社フードクリエイティブファクトリー代表。1987年生まれ、千葉県出身。減塩でもおいしく作れる料理のコツなど、日々の暮らしに取り入れやすい健康レシピを提案している。美容や健康にうれしい要素を取り入れたレシピを得意とする。企画、レシピ・商品開発、執筆、メディア出演、講演、イベント出演、料理教室など、多方面で活動中。魅力発信☆むつざわ未来ラボの一員として出身地の千葉県長生郡睦沢町のPRをするなど、地域活性化活動にも取り組んでいる。

著書に「食材の栄養素を最大限に引き出す便利帖」や「発酵いらずのちぎりパン」、「塩レモンでつくる基本のおかず」など。

HP:http://foodcreativefactory.com/
ブログ:http://lineblog.me/igarashiyukari/
Twitter:https://twitter.com/igarashi_yukari
(編集:河瀬璃菜/フードクリエイティブファクトリー)