重ねて焼くだけの「しましまスコーン」が可愛すぎ! ジャムやココアパウダーで簡単に作れるスコーンレシピ

2018年01月27日
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重ねて焼くだけの「しましまスコーン」が可愛すぎ! ジャムやココアパウダーで簡単に作れるスコーンレシピ
Summary
1.断面が綺麗な「しましまスコーン」の作り方
2.2種類の生地を交互に重ねるだけなのでとっても簡単!
3.愛らしい見た目が、おもてなしや手土産にぴったり

スコーンといえば、混ぜて焼くだけの簡単スイーツの超定番。食べごたえもあるため、朝食やブランチにもぴったり。
でも今回は、ひと手間で味・見た目・食感をガラッと変えることができる「しましまスコーン」の作り方を紹介したい。

いつものスコーンに飽きたら、この「しましまスコーン」作りに挑戦してみてはいかが?

■クルミ入りでザクザク香ばしい!「ココアとクルミのしましまスコーン」

まず始めに紹介したいのが「ココアとクルミのしましまスコーン」。ココアのほろ苦い味わいと香ばしいクルミが合わさった一品だ。

ここでは、写真付きで工程を詳しく説明していこう。
しましまスコーン作りの最大のポイントは、バターは必ず冷やしたものを使うこと。そうすることで、生地全体に均等にバターが広がり、風味豊かな仕上がりになる。

■材料 (8個分)

<プレーン生地>
・[A]小麦粉 … 130g
・[A]強力粉 … 70g
・[A]ベーキングパウダー … 5g
・[A]きび砂糖 … 40g
・[A]塩 … 1g
・有塩バター … 60g
・無調整豆乳 … 60ml

<折り込み用生地>
・有塩バター … 20g
・[B]ココアパウダー … 15g
・[B]アーモンドプードル … 10g

<トッピング>
・クルミ … 30g

■作り方 (調理時間:60分 ※下準備の時間を除く)

<下準備>
・バターは1cm角に切り、冷蔵庫で冷やしておく。

・クルミは粗く刻む。

・折り込み用生地のバター(20g)をフードプロセッサーにかけて攪拌する。Bを加えてなめらかになるまで混ぜ、ラップの上にのせて15cm×20cmの長さに成型する。その上からラップで包むように挟み、2〜3時間冷凍庫で冷やしておく。ラップごと持ち上げたときに、形がくずれない程度に冷え固まっていればOK。


<組み立て>
① フードプロセッサーにAを入れて全体を混ぜ合わせたら、冷たく冷やしたバターを加え、再びざっと混ぜる。(ここではバターの塊が残っている程度でよい)

② ①に無調整豆乳を加え、ひとまとまりになるまでさらに攪拌する。

③ ラップで生地をはさみ、めん棒や手で3mm程の厚さに伸ばしてから3つ折りにする。生地を90度動かし、再び3mmの厚さになるまで伸ばして3つ折りにする。この作業をさらに2回繰り返したら、めん棒や手を使って20cm×30cm程の大きさに伸ばす。

④ ③の面の半分にだけ折り込み用の生地をのせたら、何ものっていないもう半分を切りとり、折り込み用の生地の上に乗せる。

⑤ ④の生地の面の半分に、粗く砕いたクルミをのせる。

⑥ 何ものっていない生地の半分を切り、残り半分の上にのせる。

⑦ ⑥の生地をめん棒で2~3cmの厚さになるまで伸ばし、切り口の断面にさわらないように8等分に切る。

⑧ 190℃に予熱したオーブンで20〜25分焼く。

色の違う生地を交互に重ねるだけで、ボーダーのような模様が可愛らしい「しましまスコーン」が完成!

さらに2種類、オススメアレンジを紹介していこう。

■甘酸っぱさとバターの風味がバランス◎!「ブルーベリージャムのしましまスコーン」

ブルーベリージャムのような水分多めな食材も、しましまスコーン作りに使うことは可能! 濃い紫色とプレーン生地のコントラストがはっきりしているので、見た目の愛らしさはピカイチだ。
もちろん見た目だけでなく、ブルーベリージャムの甘酸っぱい味わいが、芳醇なバターの香りと相性抜群。酸味のおかげでしつこくないので、ついつい食べすぎてしまうかも?

■材料(8個分)

<プレーン生地>
・[A]小麦粉 … 130g
・[A]強力粉 … 70g
・[A]ベーキングパウダー … 5g
・[A]きび砂糖 … 40g
・[A]塩 … 1g
・有塩バター … 60g
・無調整豆乳 … 60ml

<折り込み用生地>
・ブルーベリージャム … 100g
・コーンスターチ … 10g
・水 … 50ml

■作り方 (調理時間:60分 ※下準備の時間を除く)

<下準備>
・バターは1cm角に切り、冷蔵庫で冷やしておく。

・小鍋にブルーベリージャム、コーンスターチ、水を加え、弱火でかき混ぜながらジャムの水分を飛ばす。クッキングシートの上に15cm×20cm程に伸ばし、表面をクッキングシートで覆って2〜3時間冷凍する。クッキングシートごと持ち上げたときに、形がくずれない程度に冷え固まっていればOK。

<組み立て>
① フードプロセッサーにAを入れて、全体を混ぜ合わせたら冷やしたバターを加え再度ざっと混ぜる。(ここではバターの塊が残っている程度でよい)

② ①に無調整豆乳を加えてひとまとまりになるまでさらに攪拌する。

③ ラップで生地をはさみ、めん棒や手で3mm程の厚さに伸ばしてから3つ折りにする。生地を90度動かし、再び3mmの厚さになるまで伸ばして3つ折りにする。この作業をさらに2回繰り返したら、めん棒や手を使って20cm×30cm程の大きさに伸ばす。

④ ③の面の半分に折り込み用の生地をのせ、何ものっていない残り半分の生地を切りとり、折り込み用の生地の上に乗せる。

⑤ 生地の半分を切り、残り半分の上にのせる。

⑥ ⑤の生地をめん棒で2~3cmの厚さになるまで伸ばし、切り口の断面にさわらないように8等分に切る。

⑦ 190℃に予熱したオーブンで20〜25分焼く。

■こっくり濃厚な味わい!「かぼちゃチーズのしましまスコーン」

かぼちゃの甘みとバターの香りが抜群な「カボチャチーズのしましまスコーン」。アクセントに入れたチーズの塩気がかぼちゃの甘みをさらに引き立て、生地全体のコクもアップさせてくれる。
かぼちゃ自体に甘みがあるため、他のスコーンに比べて砂糖は少なめでOK。

■材料(8個分)

<プレーン生地>
・[A]小麦粉 … 130g
・[A]強力粉 … 70g
・[A]ベーキングパウダー … 5g
・[A]きび砂糖 … 30g
・[A]塩 … 1g
・有塩バター … 60g
・無調整豆乳 … 45ml

<折り込み用生地>
・かぼちゃ … 60g
・粉チーズ … 30g

■作り方 (調理時間:60分 ※下準備の時間を除く)

<下準備>
・バターは1cm角に切り、冷蔵庫で冷やしておく。

・かぼちゃは皮を剥いてひと口大に切り、蒸してなめらかに潰す。粗熱が取れたら粉チーズを混ぜる。クッキングシートの上にかぼちゃをのせて15cm×20cm程に伸ばし、クッキングシートで覆って1〜2時間冷蔵庫で冷やす。クッキングシートごと持ち上げたときに、形がくずれない程度に冷え固まっていればOK。

<組み立て>
① フードプロセッサーにAを入れ、全体を混ぜ合わせたら冷やしたバターを加えて再度ざっと混ぜる。(ここではバターの塊が残っている程度でよい)

② ①に無調整豆乳を加えてひとまとまりになるまでさらに攪拌する。

③ ラップで生地をはさみ、めん棒や手で3mm程の厚さに伸ばしてから3つ折りにする。生地を90度動かし、再び3mmの厚さになるまで伸ばして3つ折りにする。この作業をさらに2回繰り返したら、めん棒や手を使って20cm×30cm程の大きさに伸ばす。

④ ③の面の半分に折り込み用の生地をのせ、何ものっていない残り半分の生地を切りとり、折り込み用の生地の上に乗せる。

⑤ 生地の半分を切り、残り半分の上にのせる。

⑥ ⑤の生地をめん棒で2~3cmに伸ばし、切り口の断面にさわらないように8等分に切る。

⑦ 190℃に予熱したオーブンで20〜25分焼く。

いつものスコーンにひと工夫を加えるだけで完成するしましまスコーン。
しま模様の断面が愛らしく、おもたせや来客のおもてなしにもぴったり。層があることによって、味だけでなく食感の変化も楽しめるため、いつものスコーンに飽きたらぜひチャレンジしてみて!




【レシピ作者プロフィール】
レシピ制作:フードクリエイティブファクトリー
「あなたとあなたの大切な人との暮らしをもっと穏やかで創造的に」を企業理念とする食のクリエイティブに特化した企画制作チーム。
食の企画、レシピ・商品開発、執筆、メディア出演、
イベントなどを手がけています。
HP:http://foodcreativefactory.com/
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