いつもの食パンがごちそうに! 人気ベーカリーのシェフ8名による簡単&絶品食パンアレンジレシピ

2016年06月21日
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いつもの食パンがごちそうに! 人気ベーカリーのシェフ8名による簡単&絶品食パンアレンジレシピ
Summary
1.人気ベーカリーのシェフ8名による食パンアレンジレシピ
2.お食事系からデザート系まで幅広いラインナップ
3.コツいらずでだれでも簡単にアレンジできるのが食パンレシピ最大の魅力

食パンの食べ方はパン屋に学べ!

1日のスタートになる朝ごはんは、しっかりと食べておきたいもの。とはいえ、朝から凝った料理をするのは、ちょっとハードルが高い…。
そんなときに役立つのが、朝食の定番「食パン」。食パンをベースにした料理なら、簡単に作れてボリュームも抜群。しっかりとエネルギーチャージができる。

そこで今回紹介するのは、大阪で圧倒的な人気を誇り、パンのおいしい食べ方を知り尽くしている実力派ベーカリーのシェフ8名による、「自宅で作れる食パンアレンジ」。
なお、全てのレシピは各シェフとジャワティとのコラボレーションによって生まれたもの。それをもとにdressnig編集部が独自に取材、シェフたちのパンへの愛情とアイディアが詰まったとっておきレシピを紹介する。

<食パンレシピ8選>
1.「台湾風フレンチトーストサンド」
2.「豚汁とトーストの和定食」
3.「豚バラのバルサミコ フレンチトーストサンド」
4.「ツナとトマトのパンロール」
5.「ひよこ豆の牛ラグートースト」
6.「ほうれん草とサーモンのポケットグラタン」
7.「クリームチーズのフレンチタルト」
8.「ぷるぷるトースト」

食べ方が広がれば、朝はもちろん、昼も夜も、食事がもっと豊かに、そして充実した時間になる。シェフ直伝のレシピを試して、新しい食パンの魅力を発見してみよう!

1.残り物の活用もできちゃう! 食べごたえ抜群の「台湾風フレンチトーストサンド」

素材や製法にこだわった天然酵母パンが人気の大阪市のベーカリー『パトリエ フクモリ』。米粉パンの製法や、パンのモチモチ食感を生み出す”湯種製法”の研究にも取り組むオーナーシェフの福盛幸一シェフが教えてくれたのは、甘くないふわふわフレンチトーストのサンド。台湾の屋台でも人気の朝ごはんだ。
おしゃれな見た目とは裏腹に、すき焼き、肉じゃが、きんぴら、ブリの照り焼きなど…残り物おかずが新しいおいしさに生まれ変わる、実用性も◎なアレンジレシピ。

<レシピ>
▼材料(1人分)
・食パン〈5枚切り〉… 2枚
*卵 … 2個
*牛乳 … 400ml
*マヨネーズ … 小さじ2
*塩 … ひとつまみ
・無塩バター … 適量
・マヨネーズ … 大さじ1
・レタス … 2枚
・残り物のおかず … 適量(写真はすき焼き)

▼作り方
① *の材料をよく混ぜ、耳を落とした食パン2枚を一晩浸けておく。
② バターを溶かしたフライパンで、フタをして弱火で両面をやさしく焼き上げる。
③ 焼けたフレンチトーストに、下から、マヨネーズ、レタス、おかず(すき焼き)の順に重ね、もう1枚でサンドしたら完成。


<店舗情報>
『パトリエ フクモリ』
大阪府大阪市中央区天満橋京町1-1 京阪シティーモールB2
福盛幸一シェフ

2.パンに合わせるのは…お漬物!? ヘルシー指向にうれしい「豚汁とトーストの和定食」

健康・食育をテーマにした全粒粉パンが幅広い層のお客に支持されている大阪府和泉市の『パン工房 フルニエ』。開店前から行列ができるほどの人気店でパンを作り続けている坂田隆敏シェフ考案のレシピは、栄養バランス抜群の和定食メニュー。
意外な組み合わせに思われるが、アレンジ次第で食パンも和食にぴったりの健康食になるのだ。
豚肉のビタミンB1やネギの硫化アリルは、パンの糖質代謝に必要な栄養素。野菜・海藻の食物繊維や乳製品が血糖値の上昇をゆるやかにするなど、この定食メニューにはカラダが喜ぶ知恵と工夫がたくさん。

<レシピ>
▼材料(1人分)
・食パン〈5枚切り〉 … 1枚
*クリームチーズと七味唐辛子 … 適量
*黒ごまペーストを混ぜたバター … 適量
*すぐきの漬物 … 適量
*クリームチーズと海苔の佃煮 … 適量
・お好みの豚汁(豚モモ肉、大根、人参、きのこ類、こんにゃく、油揚げ、白ネギ、だし汁、味噌)
・アマニ油

▼作り方
① お好みの豚汁をつくり、食べる直前にアマニ油を加える。(オメガ3は加熱に弱いため)
② 食パンを1/4にカットしてサクッとトーストし、「*」を乗せる。
③ 疲労回復効果のある梅干しと、カルシウム豊富な小魚の佃煮などを添えると完璧!


<店舗情報>
『パン工房 フルニエ』
大阪府和泉市のぞみ野3丁目799-43
坂田隆敏シェフ

3.豚バラの甘みがバルサミコとベストマッチ!「豚バラのバルサミコ フレンチトーストサンド」

石臼で自家製粉した国産の小麦を使ったバゲットや旬のフルーツを使ったダノワーズなど、ハード系を中心に約70種類のパンを取り揃える、大阪・箕面市の『ア・ビアント 箕面店』。
製パン技術者として20年以上のキャリアを持つ松尾清史シェフに教わったのは、バルサミコの香りが心地よく鼻に抜けるフレンチトーストサンドだ。
バルサミコソースをたっぷりかけた豚バラマリネとほうれん草ソテーは、クミンとカルダモンが香るこってりフレンチトーストにも負けないくらいのパンチ&ボリューム感。
松尾シェフ曰く、ハードトーストで作った方が食べごたえもあっておすすめとのこと。

<レシピ>
▼材料(1~2人分)
・食パン〈6枚切り〉… 2枚
*卵 … 3個
*牛乳 … 150cc
*生クリーム … 150cc
*塩 … 4g
*白胡椒、クミン、カルダモン … 適量
・無塩バター … 15g

▼作り方
① *の材料をよく混ぜ、食パン2枚を10分浸す。バターを溶かしたフライパンで、フタをして弱火で両面焼き上げ、フレンチトーストを作る。
②<A>豚バラ細切れ(80g程度)をやわらかくボイルし常温で冷ます。味をみて塩、黒胡椒、粒マスタード、EVオリーブオイル、レモン汁で好みの味に仕上げる。
③<B>ほうれん草をバターでソテーしレーズンを和える。
④<C>バルサミコ50gとはちみつ13gを強火で混ぜながら約1分半~2分熱し、泡の粒が大きくなったら氷水につけたボウルで急冷する。
⑤ フレンチトーストへB、Aの順に乗せ、Cのソースをかけてサンドし好みでパルミジャーノチーズを削って仕上げる。


<店舗情報>
『ア・ビアント 箕面店』
大阪府箕面市牧落3-11-2
松尾清史シェフ

4.これが食パン!? 冷蔵庫の食材で作れる「ツナとトマトのパンロール」

本場フランスで修業を積み、「小麦の風味が感じられる食事パンの魅力を広めたい」という強い想いで大阪市『Boulangerie Parigot(ブーランジェリー パリゴ)』を営む安倍竜三シェフに紹介いただいたのは、「これが食パン!?」とびっくりされそうな華やかパンロール。ナイフとフォークでいただけば、まるでフレンチをいただいているような優雅な気分に。
ツナ缶やスライスチーズなど、冷蔵庫にある食材で作れるのもお手軽で嬉しい。表面にオリーブオイルを塗ってから焼くことで、香り豊かな仕上がりに。

<レシピ>
▼材料(1人分)
・食パン〈8枚切り〉… 1枚
・ツナ缶 … 1缶 
・オリーブオイル … 小さじ1
・ニンニク … 1/2カケ
・松の実 … 適量
・トマトソース(ケチャップ)… 大さじ2
・溶けるスライスチーズ … 1/2枚
・表面のオリーブオイル … 適量
・シュレッドチーズ … 適量
・オリーブ塩漬け … 2粒
・バルミジャーノチーズ … 適量

▼作り方
① 食パンは耳を落とす。
② フライパンにオリーブオイル、ニンニクのみじん切りを入れ弱火で熱し、香りが出たらツナ缶、トマトソース、松の実を入れ、炒める。
③ ①の食パンに②のソースを細長く乗せ、くるりと包む。巻き終わりにスライスチーズを敷き、表面にオリーブオイルを塗り、シュレッドチーズを載せてオーブントースターで2~3分焼く。
④ オリーブの塩漬けやオーブントースターで薄く溶かしたパルミジャーノチーズを飾って完成。


<店舗情報>
『Boulangerie Parigot(ブーランジェリー パリゴ)』
大阪府大阪市天王寺区上本町9-3-4
安倍竜三シェフ

5.ラグーソースが染みこんだ食パンはサクモチッ!「ひよこ豆の牛ラグートースト」

1日に150種類以上のパンを焼き、お店に行くたびにさまざまなパンの魅力、楽しさを発見できる大阪市の人気ベーカリー『ブーランジュリー&カフェ グウ』。理想のパンを追い求め、パンの種類によって国産小麦を厳選するほどこだわりを持つ東野篤シェフの提案は、ホクホク食感のひよこ豆と濃い味ラグーソースが食べごたえ抜群のご馳走トーストレシピ。
切り込みを入れてからソースを乗せて焼くことで、パンの表面にほどよくソースが染みこんでさらにコクのある味わいに。サクッモチッの食パンと濃厚ラグーソースの組み合わせに、ひと口食べるごとに笑顔になってしまう一品。

<レシピ>
▼材料(1人分)
・牛ひき肉 … 300g
・ひよこ豆(水煮)… 150g
・オリーブオイル … 大さじ1
・ニンニク … 1片
*赤ワイン … 30cc
*ホールトマト(缶)… 80g
*はちみつ … 15g
*塩 … 10g
*コンソメスープの素 … 適量
・食パン〈5枚切り〉… 1枚
・シュレッドチーズ … 適量
・季節の彩り野菜 … 適量

▼作り方
① 鍋にオリーブオイルと刻んだニンニクを入れ、香りが出たら牛ひき肉を加え色が変わるまで炒める。
② *を加えてトマトをつぶしながら混ぜ合わせ、弱火で20~30分煮て水分が減りひき肉に味が入ってきたらひよこ豆を加えて30~50分ゆっくり煮込む。
③ ソースが染み込みやいようナイフで筋を入れた食パンに、②をこんもりと乗せ、その上にシュレッドチーズを乗せてオーブントースターで2~3分焼く。
④ 溶けたチーズの上に彩り野菜を添え、完成。


<店舗情報>
『ブーランジュリー&カフェ グウ』
大阪府大阪市中央区内本町1-1-10 リンサンビル 1F
東野篤シェフ

6.ベシャメルソースがとろ~り濃厚!「ほうれん草とサーモンのポケットグラタン」

スタッフ全員が女性、きめ細やかな気配りと少量ずつ丁寧に仕上げられていくパンの数々にファンの多い大阪市『ブーランジュリー ラ・フイユ ル・モア』の南野綾シェフに教わったのは、厚切り食パンに切り込みを入れてポケット型にした新提案レシピ。
カリッと香ばしい食パンに、とろ~りとろけるベシャメルソースがまさに至福の味わい。ソースの旨みをアップさせるために、タマネギはじっくり丁寧に炒めて甘さを引き出して。

<レシピ>
▼材料(1人分)
・食パン〈3枚切り(4cm)〉… 1/2枚
・ベシャメルソース … 70~100g(市販のホワイトソースでもOK)
・ほうれん草の葉 … 2~3枚
・玉ねぎ … 1/6個
・スモークサーモン … 1スライス
・グリュイエールチーズ… 適量(※手に入るシュレッドチーズでもOK)
・塩、胡椒 … 適量

▼作り方
① 玉ねぎは薄切りにし、バターで炒め取り出しておく。そのフライパンへ2~3センチ長さに切ったほうれん草を入れ、軽く炒めたらベシャメルソースを加え塩・胡椒で味を整える。
② 食パンの柔らかい断面から切り込みを入れる。耳は切らずに残しポケット状にする。
③ ②のポケットを大きく開き、まず炒めた玉ねぎをしき、その上にほうれん草と合わせたベシャメルソースをつめる。
④ ソースの中にスモークサーモンをうずめ、チーズを乗せ、230度のオーブンで7~8分焼いたら完成。(オーブントースターで2~3分でもOK。上部が焦げないよう注意)


<店舗情報>
『ブーランジュリー ラ・フイユ ル・モア』
大阪府大阪市中央区島町2-2-3 サンハイム天満橋1階
南野綾シェフ

7.まるでベイクドチーズケーキ! 食パンで作れる「クリームチーズのフレンチタルト」

ハード系パンに力を入れ、オリーブ、バゲットトラディション、天然酵母、フランスパンとこだわりの4種類をラインナップ。風味・噛みごたえともに最高のバランスに仕上がったパンが人気を集めている大阪・守口市『Les pains favoris(レ パン ファボリ)』の石原純子シェフに教わったのは、まるでチーズタルトのようなスイーツトースト。
ほんのり甘いフレンチトーストにたっぷりのクリームチーズを乗せ、カリッと焼きあげるだけでタルト風に仕上がる。
「休日の朝に卵液に浸しておけば、幸せなおやつタイムになりますよ。」とやさしく語る石原シェフ。スイーツ好きにはたまらない、絶品フレンチタルトだ。

<レシピ>
▼材料(1人分)
・食パン〈6枚切り〉 … 1枚
*卵 … 1個
*牛乳 … 140cc
*生クリーム … 20cc
*砂糖 … 15g
・無塩バター … 10g
・クリームチーズ … 50g
・砂糖 … 5g
・レーズン … 適量
・シナモンパウダー … 適量

▼作り方
① *の材料をよく混ぜ、食パンを6時間以上浸しておく。クリームチーズと砂糖を混ぜスイートクリームチーズを作っておく。
② バターを塗った耐熱皿に①を置き、オーブントースターで2~3分焼き、裏返してスイートクリームチーズをたっぷりと塗り広げ、3~4分焼く。
③ 湯通ししやわらかくしたレーズンを添え、シナモンパウダーをかけていただく。


<店舗情報>
『Les pains favoris(レ パン ファボリ)』
大阪府守口市豊秀町2-5-11
石原純子シェフ

8.材料3つで完成! トーストの概念を変える「ぷるぷるトースト」

「特別ではなく、日々の生活の中で食べていただけるような”毎日食べたいパン”を作っています」と語るのは、大阪市『三好パン』の三好さとこシェフ。今回ご紹介いただいたのは、5cmの厚切りトーストを大胆に使った「ぷるぷるトースト」のレシピだ。
「ぷるぷる」という表現のとおり、厚切りトーストの概念を超えるプルンプルンの新食感。パンに切り込みを入れてバターを塗りこみ、表面に霧吹きで水をかけるだけで完成する簡単工程なので、料理は苦手…という方も安心して挑戦できる。
外はさっくり、中はジューシーな仕上がりに、きっとだれもが驚くはず。

<レシピ>
▼材料(1人分)
・食パン〈1/2斤(5~6cm)〉… 1枚
・無塩バター … 30~40g
・水(霧吹き)… 適量
・はちみつ(お好みで)

▼作り方
① 食パンの内側(フチと中央)に、ナイフで底ぎりぎりまで切れ込みを入れる。
② 冷たいバターを薄くスライスし、①の切れ込みにまんべんなく差し込み、底まで埋める。
③ ②へ、霧吹きで上からたっぷりと水を吹きかけ、しっかりと湿らせる。230度のオーブンで7~10分、上部に色がつくまで焼いたら完成。
(※オーブントースターの場合は庫内に入る厚さの食パンを選び、上部が焦げないようアルミホイルをかけて焼く。)


<店舗情報>
『三好パン』
大阪府大阪市都島区善源寺町1-10-14
三好さとこシェフ

日々愛情を持ってパンを作り続け、パンの魅力を知り尽くしているシェフだからこそ生み出せる、とっておきの食パンアレンジ。特別な材料がなくとも、センスとアイディア、そしてパンへの熱い想いがあれば、食パンをここまで進化させることができるのだ。
人気ベーカリーシェフのレシピを活用して、毎日の食卓をもっと贅沢に、もっと鮮やかに彩ろう。




▼レシピ提供協力元
おいしい食事のためのテーブルドリンク「JAVATEA」
https://www.facebook.com/sinvinojavatea

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