極上のふわとろ感! 濃厚な味わいに箸が止まらない、卵好きのための「究極の親子丼」レシピ

2017年02月21日
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極上のふわとろ感! 濃厚な味わいに箸が止まらない、卵好きのための「究極の親子丼」レシピ
Summary
1.「卵」は2月~4月が旬!
2.卵を5個、さらに卵黄をトッピングした超濃厚な親子丼レシピ
3.3つのポイントをおさえれば、失敗なくふんわりトロトロな仕上がりに!

卵は1年中出回っているが、他の食材と同様、実は旬があり、2月~4月が最もおいしい季節だと言われている。鶏は冬になると、カラダに栄養を溜め込むためにエサをたくさん食べ、その栄養を逃さないために卵を生む頻度を減らす。そのため、卵がおなかの中にある期間も長くなり、その分だけ栄養がぎゅっと濃縮されるのだ。
本レシピでは、そんな冬~春においしい卵をたっぷり使った、超濃厚な親子丼レシピをご紹介。ふわとろ~な仕上がりにするためのコツも合わせてお伝えするので、そのポイントを踏まえつつ「究極の親子丼」を作ってみてほしい。

旬の卵をたっぷり堪能! 「究極の親子丼」の作り方

通常、親子丼に使う卵は2人前で3個ほど。しかし今回ご紹介するのは、卵を贅沢に5個使った超濃厚な親子丼。さらに中央に卵黄をトッピングすれば、卵づくしの親子丼の完成。鶏肉もモモ肉を1枚使い、ボリューミーな仕上がりに。

■材料(2人分)

・鶏モモ肉 … 250g
・卵 … 5個
・卵黄 … 2個分
・[A]だし汁 … 90cc
・[A]みりん … 90cc
・[A]濃口しょうゆ … 40cc
・タマネギ … 1個
・三つ葉 … 適量
・ご飯 … どんぶり2杯分

■作り方(調理時間:15分)

① 鶏モモ肉を3cmほどの大きさに切る。タマネギは薄切りする。

② 冷たい状態のフライパンにAと鶏モモ肉、タマネギを入れて混ぜ、強火にかける。

③ 煮立ったら中火にする。卵をボウルに割り入れ、白身を切るように荒く混ぜる。この際に混ぜすぎないように注意する。

④ もう一度強火に戻し、卵の1/3の量を中心から外側に円を書くように入れる。卵が固まらないように、菜箸で卵を外側から中心に寄せるイメージで混ぜる。

⑤ 卵が半熟状になったら、残りの1/3を④と同様の方法で調理する。さらに最後の1/3の卵を入れたら火を止め、菜箸で卵を中心に寄せる。(余熱で火を通す)。

⑥ ご飯を盛った丼に乗せる。三つ葉をトッピングし、中央に卵黄を乗せて完成。

■失敗しない親子丼のコツ3つ

(1)卵を混ぜすぎない!
卵は混ぜすぎるとコシを失い、ふわふわの食感が得られにくくなる。菜箸で白身を切るように混ぜ、多くても10回を超えないようにする。卵は白身と黄身とで固まる温度が違うので、荒く混ぜた方が食感のコントラストを楽しめる。

(2)卵は強火の状態で入れる!
火を通しすぎるのは禁物だが、それを恐れて弱火のまま入れるのはよくない。火力が弱いと、卵が割下の中で濁ってしまうからだ。必ず強火の状態で入れ、固まらないように菜箸で手早く混ぜるようにしよう。

(3)卵は3回に分けて入れる!
一度に卵をすべて入れると、火が通り過ぎてしまう恐れがある。これを防ぐために、卵を複数回に分けて入れる。2回でもいいが、今回は卵5個とたっぷりと使っているので、ふわふわ感を出すために3回に分けると良い。なお、3回目を入れたらすぐに火を止めて菜箸で混ぜ、余熱で火を通すと失敗がない。

親子丼の魅力のひとつは、卵、鶏肉、タマネギなどシンプルな材料でできること。冬が旬の卵をたっぷり5つも使っているので、そのおいしさはひとしお。卵の扱い方のコツ3つ「混ぜすぎない」「強火の状態で入れる」「3回に分けて入れる」さえ押さえておけば、失敗なく、お店のようなふわふわ食感の親子丼を楽しめる。ぜひ作ってみてほしい。




<レシピ作者プロフィール>
薗部雄一
1984年7月1日生まれ。来年6月出産予定の子供を持つプレパパ。働き方をテーマにした記事を書く仕事をする。2016年10月、妻の妊娠をきっかけにパパの働き方への関心を強めるとともに、妊娠中や出産後の女性へ向けたレシピ作りの取り組みもスタート。妻の妊娠がわかったときからの心境や生活の変化をリアルタイムでブログに綴っている。

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(編集、メニュー監修:河瀬璃菜/フードクリエイティブファクトリー http://foodcreativefactory.com/