1：秋といえばやっぱり栗！「マロンドーナツ」
生地に栗粉を練り込んだり、栗の実やマロンペーストなどを入れて作る、秋らしいドーナツがマロンドーナツだ。毎年、秋になると栗を使ったメニューが表れるが、今年の本命はこれだろう。「ミスタードーナツ」でも、栗そっくりの見た目をした焼き栗ドーナツを期間限定で発売し、幅広い年代の女性から話題を集めたほか、表面にマロンチョココーティングを施したクロワッサンドーナツや、クランチ入りのマロンクリームを挟んだモチモチとサクサクの食感が一度に楽しめるポンデリングなども登場するほどの力の入れよう。また、ドーナツではないが、スターバックスコーヒーやドトールコーヒーなど他の大手カフェチェーンでは栗のドリンクが販売されていることにも注目したい。
甘いものが好きそうな、20代から60代までの女性と、30代男性からの興味度が高く、特に20代女性からは認知度も高かった。
2：全ての年代の男女から注目されている「蟹クリームあんかけチャーハン」
チャーハンは年代、男女問わず人気が高いが、いま旬と言えるのが蟹クリームあんかけチャーハン。牛乳や生クリームの濃厚な味わいの蟹クリームソースをかけた洋風のあんかけチャーハンで、一時期ブームになった福建炒飯の洋風版といったところか。味わいは、チャーハンというよりも、ドリアやクリームパスタに近い印象。見た目も赤い蟹の身が白いソースに映え、女子も好きそうなグラフィカルなものに。「バーミヤン」などでもオンメニューされたことから、こちらも旬な一品といえるだろう。
データでは、女子ばかりではなく男女問わず全ての年代による興味度が高くなっているが、中でも40代～60代男性からの興味度はとくに高い。若い世代と比べて上の世代ほど関心を集めているメニューのようだ。
3:バーのメニューから一気にメジャーになる予感!? 「ぬか漬けチーズ」
ウイスキーのつまみとして以前からバーなどで提供されることもあった「ぬか漬けチーズ」。最近は、その種類も増え、東京・青山「チーズレストランDAIGOMI」ではクリームチーズだけでなくモッツァレラやカマンベールなども使用。チーズの種類や漬ける期間の長さを調整することにより味のバリエーションが広がり、これまで一部でしか認知されていなかったこのメニューがメジャーになりつつある。また、ぬか床を持っていれば自宅でも気軽に挑戦できるため、自作する人も増加しつつある。
全体的に認知度はまだ低いが、30代女性からの興味度は高かった。Twitterなどのソーシャルメディアで自作のぬか漬けチーズを投稿する人も多くなってきているため、SNSに敏感な年代からブームが伝わるのではないだろうか。
ユーザーアンケート
対象条件：ぐるなび会員20～69歳男女
調査手法：webアンケート調査
実施期間：9/18（金）～9/21（月）
サンプル数：総サンプル 1,868件