上品に食べる自信ある?一流秘書に学ぶ「カニ料理」対策

dressing編集部では、デキるオトナを目指すあなたのために、どんなシーンでも通用する実践的なお食事マナーをお届けしていきます。今回は、従業員1,000名以上の大手企業や法律事務所など、様々な企業の役員以上の秘書業務を取り仕切る一流秘書60名にヒアリングを行い、集めた意見をもとに調査分析。マナーのプロフェッショナルである秘書の意見を参考にして、自分自身をさらに磨き上げましょう。

2015年12月09日
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上品に食べる自信ある?一流秘書に学ぶ「カニ料理」対策
Summary
・テーブルマナーの達人である秘書が「食べにくい料理」の攻略法を伝授
・今回ご紹介するのは、今が旬の「カニ」
・上品に食べるテクニックと負担を少なくする裏ワザを大公開

冬場に旬を迎える「カニ」。「カニを食べると人は黙る」とよく言われるように、カニと聞いてまず頭をよぎるのは、「食べづらい…」ということではないだろうか。
カニを食べる機会は、「カニしゃぶを食べに○○料亭へ行こう」「北海道までカニを食べに行こう」と意気込んでいくものだけではなく、忘新年会や温泉旅行で思いがけずメイン料理として出てくるなど、案外突然訪れることが多い。
そんな時、あなたは品よく美しく食べる自信があるだろうか。

dressing編集部では、従業員1,000名以上の大手企業や法律事務所など、様々な企業の秘書60名に、冬の風物詩「カニ」を食べるときのコツをヒアリングし、特に参考になるものを厳選。
テーブルマナーのプロである一流秘書のご意見はさすがの一言。お店に行く前の事前準備から、カニを食べる手順、場を楽しくするための気配り、どうにもならない時の回避法まで、まさにスキがない。
突然訪れるかもしれないカニとの対面にむけ、上手な食べ方、オトナの女性らしい振る舞いを、秘書のみなさんから学んでおこう。

深追い厳禁、カニに夢中になると点灯する危険信号!

カニを食べる時は、どこまで食べたらいいものか悩むもの。身が取りづらい足の細い部分などは、手をつけるべきか迷う人も多いだろう。

「比較的大きめ・太めのパーツの場合は、殻をハサミで最初に切り開いて身を取り出しやすくします。細めのパーツも同様ですが、奥の部分まで身を引き出そうと必死になると見苦しいので、適度なところで止めるようにしています(アパレル秘書)」
たしかに、チマチマと身をほじくり出している姿は意地汚く感じられて見苦しいもの。あまり無理をせず、きれいに食べられるところだけをいただくのも上品さを保つ秘訣といっていい。

「カニ専用のピックやハサミなどで頑張りつつ、食べにくいところは諦めます。あまり細かいことを気にしすぎると手元に集中して逆に見られてしまうので、なるべく表情豊かに会話を楽しみ、相手の目線や注意をカニからそらします(笑)(小売業秘書)」
表情と会話で手元から視線をそらすように仕向けるとは、なかなかの上級者!(笑)その場の雰囲気を大切にするためにも、食べにくいところまでは攻めない、というのが一流秘書の考え方だ。

カニが登場すると、誰もが身を取ることに夢中になり、会話がなくなってしまいがち。没頭すると、その姿が見苦しく見えることもあるだろう。そんなことにならないよう、ほどよくカニと向き合って、周囲への気配りを忘れない、女性らしい配慮ができる環境をつくることが大切なのだ。

“お願い上手”になって、力が必要な切り分けをエスケープ

カニは殻がかたいため、力の弱い女性は専用のハサミを使っても悪戦苦闘することがある。もちろんそれは、秘書のみなさんにも言えること。

「職場の仲間と上海ガニを食べに行って、1人だけいつまでも苦戦していたことがあります。その時、上司が見かねて切り込みを入れてくれました。それ以来、力のある男性に、とりあえず切り込みを入れていただくようにしています(電子部品メーカー秘書)」
「殻がかたい場合は、男性にお願いして割ってもらっています(法律事務所秘書)」
あまり無理をしすぎると、身や殻が飛び散るなど、見苦しい姿を見せることもなりかねない。そうならないために“お願い上手”になることも大切だ。

なかには、店のスタッフにサポートを求めるという意見も。
「甲羅など、キレイに食べられない時はお店の方に食べ方をお伺いしています。ある程度自分で食べた後、“まだ食べられるところありますか? なかなかキレイに食べられなくて”など。そうすると、お店の方が丁寧にはがしてくれたりします(情報・通信秘書)」

スタッフに聞くのは決して恥ずかしいことではない。カニの種類によって、食べるべき部分、おいしい部分などの違いがあるもの。今後、上手に食べるための参考にもなるので、思い切ってスタッフに聞いてしまうのもアリなのだ。

うまくできない場合は同席している男性に、わからない場合はお店のスタッフがあなたの救世主になってくれるはず。そのように気取らない、素直な態度が男性からの好感を得られるのかもしれない。

圧倒的にカニを食べやすくする、事前の手配とリサーチ

食べやすい環境を自らの手で作り出すのも、一流秘書ならではの手腕だ。

「カニがメインであれば、予約時にどのような配膳になるのか確認しておきます。もし自分で剥く場合には、食べやすいようにハサミを多く入れていただくようにお願いして、できればフィンガーボールを用意していただきます(食品メーカー秘書)」
ここで“フィンガーボール”という言葉が出てくるとはさすが。
お店にどのような器具が用意されているのか事前に確認して、食べやすいよう、見苦しくならないように、できるかぎりお店に協力してもらうのも方法のひとつだ。

「なるべくカニをほぐしてサーブしてくれるお店、お料理を選びます(非鉄金属秘書)」
「お気遣いいただけるお店であれば、食べやすいようにカットされていることも多いので、お箸などできれいに抜ければ美味しくいただきます(食品メーカー秘書)」
食べやすさ重視でお店を選ぶのも、自分の負担を減らせる上に、印象を下げるリスクも防ぐことができる。

いろいろな場面で気を遣わなければならないこと考えると、“ラクに食べられる”に越したことはない。自分の手でカニをさばくことがなくなるだけで、その他に気を遣うことができるという効率的な考え方も、秘書ならではの意見といえそうだ。

一流秘書が辿り着いた、カニさばきのテクニックとは?

これまで上手な“かわし方”を中心にご紹介してきたが、そうはいってもやはり秘書はテーブルマナーのプロ。なんだかんだいっても上手に食べるための実践法も心得ている。
ここでは、一流秘書が辿り着いた、簡単&きれいなカニのさばき方を紹介しよう。

「ハサミがある場合には、間接で切り離して筋を引き抜き、片側の殻を縦にカットして開き、身を取り出すようにしています。
手で剥く時には、食べる分だけ間接ではずし、足を1/3あたりで殻ごと2つに折り、引き抜くときれいに身がいただけると思います(会計事務所秘書)」。
臨機応変に対応できる秘書は、専用ハサミのあるなしに関わらず、きれいに素早く身を取り出せるワザを知っている。

「カニのハサミの尖った部分で足の部分を逆から差すように押し上げると、スルスルとお肉が浮き上がって食べやすくなります。(電子機器秘書)」
「思い切りよくハサミを入れて身を外します。こういった作業は躊躇してしまうと余計に汚くなってしまう気がするので、飛びはねなどに注意しつつ思い切りよく行っています(通信秘書)」
上手な食べ方を知っていても、なかなかうまくいかないのがカニの怖いところ。警戒して力むことで、力加減がうまく調整できなくなってしまうというのも要因かも。この際、ある程度おもいきってチャレンジするのもありのようだ。

最初はなかなかうまくいかないかもしれないが、経験を積めば上手になってくるもの。まずは秘書のみなさんの意見を参考に、カニさばきのワザを試してみてはいかがだろうか。

冬の風物詩「カニ」は、食べる姿もさばく姿も、上品に見せるのは至難の業。食べている途中で、“どうしたらいいの…”と悩むようなシーンに出くわして焦ってしまうこともあるだろう。そんな時、マナーのプロである秘書のみなさんの意見はお助けのヒントになるはず。

誰もが苦戦するカニ料理をスマートに食べることができれば、デキる女性として一目置かれること間違いなし。品格を損なわないためにも、冬の飲み会シーンでさりげなくアピールするためにも、上手な食べ方、ピンチの切り抜け方をしっかりとマスターしておきたい。





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