【和食のキホン】確実におさえておくべき、煮物レシピ2選

忙しいから料理を作る時間はなかなかないけど、たまには本格的(に見えるよう)な料理を作ってみたい。今回は、ぐるなびのレシピサイト「シェフごはん」より、手軽でプロの技が散りばめられた厳選レシピをお届けします。

2016年01月21日
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【和食のキホン】確実におさえておくべき、煮物レシピ2選
Summary
1.プロ直伝「煮物」メニューは基本に忠実に作れば失敗なし
2.火入れは強火で一気に!家庭の味「肉じゃが」はこう作る
3.だしが染み込んだ大根とブリにほっこり。シンプルな工程だからこそ丁寧に仕上げたい

「彼女に作って欲しい料理」の定番といえば「肉じゃが」。肉じゃがは家庭的なイメージが強く、ほっこりする安定した味付けが魅力。「作ってほしい!」と癒やしを求める男性が多いのも納得だ。
その人気に続く「ブリ大根」も、だしがしっかり染みた大根と、ふっくらブリのバランスがホッと落ち着く味わい。仕事で疲れて帰った日にブリ大根を出してもらえたら、誰だってグッときてしまいそう。

しかし、いずれもメジャーなメニューであるだけに「他の(子の)味と比べられやすい」という、料理を作る側の女性としては不安要素もふくんでいたり…(考えすぎ?)。

そこで今回ご紹介するのは、人気和食料理屋の店主直伝の肉じゃが&ブリ大根レシピ。間違いないプロの味付けを再現できれば、彼の心からの「おいしい!」を聞けるはず♪

ジャガイモは角が崩れる寸前に!強火で一気に仕上げる肉じゃが

東京・紀尾井町の「福田家」、広尾の「分とく山」をはじめとする有名店で修業を重ねたのち、銀座に2012年に日本料理「いしづか」を開店した店主の石塚規さんにご紹介いただいたのは「肉じゃが」のレシピ。

上手に作るポイントは火加減。具材を炒めるところから強火で、だしを加えて沸騰させたあともそのまま強火で一気に煮込むもう。そうすることで、だしの旨みが素材の中にギュッと凝縮される。
石塚さんいわく、「ジャガイモの角が煮崩れる寸前がもっとも美味しい」とのことなので、火を止めるタイミングにも注意したい。
ちなみに肉じゃがの「肉」は地方やご家庭によって豚肉だったり牛肉だったりと種類はさまざま。彼に作ってあげる時は、どの種類の肉がお好みかをあらかじめ確認しておくと安心かも?

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ポイントをしっかり押さえて丁寧に作る、最高の和食メニュー「鰤大根」

自由が丘と田園調布の中間に位置する「懐石満る川」店主の粂原清治さんにご紹介いただいたのは「鰤大根」のレシピだ。

ポイントは、お湯でしっかりとブリの霜降りをすること。この工程を飛ばしてしまうと、どうしてもブリの生臭さが残りやすくなるので、必ず行いたい。
味付けはお好みなので、みりんと醤油のバランスは味見をしながら調整しよう。
茹でた小松菜をバランスよく盛りつければ、見た目のバランスと品もアップし、美しい鰤大根が完成。ゆっくりと心を込めて、丁寧に作りたいレシピだ。

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【記事提供元】
プロから学ぶ簡単家庭料理「シェフごはん」
「肉じゃが」レシピ
「鰤大根」レシピ