堂々と間違えてない!? 恋多き秘書20名が語る、イタリアンデートに潜む【4つのタブー】

dressing編集部では、デキるオトナを目指すあなたのために、どんなシーンでも通用する実践的なお食事マナーをお届けしていきます。今回は、従業員1,000名以上の大手企業や法律事務所など、様々な企業の役員以上の秘書業務を取り仕切る一流秘書20名にヒアリングを行い、集めた意見をもとに調査分析。マナーのプロフェッショナルである秘書の意見を参考にして、自分自身をさらに磨き上げましょう。

2016年03月17日
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堂々と間違えてない!? 恋多き秘書20名が語る、イタリアンデートに潜む【4つのタブー】
Summary
1.恋愛経験豊富な秘書20名が斬る!イタリアンレストランでの男性のNG行動
2.スプーンを使うなんてもってのほか!? パスタもまともに食べられない男性にがっかり...
3.お店の名物メニューの事前リサーチが、デートの明暗を分ける。

女性を連れていって、まず嫌がられることはないイタリアンレストラン。季節感あふれるパスタやチーズたっぷりのピッツァなど、彩りもきれいで女心をくすぐるメニューが多く、気軽に訪れることができるのも魅力だ。

気軽だからこそ、盲点なのがイタリアンでのお食事マナー。和食やフレンチでは気をつけていても、イタリアンではあまり意識していない人が多いのではないだろうか。しかし、女性は意外としっかり見ているもの。パスタやピッツァでも「それはちょっと…」と思うような下品な食べ方は許せないのだ。

「イタリアンの食事マナーって?」と思っている男性のみなさんのために、今回は従業員1,000名以上の大手企業や法律事務所など、様々な企業の役員以上の秘書業務を取り仕切る一流秘書20名に「イタリアンレストランでのデートで男性にがっかりした経験」を伺ってみた。「自分もやっているかも…」と思うようなドキッとさせられる意見もあるので、あなたもそんな行動をとっていないか、デートに行く前にチェックしておこう。

パスタにスプーンは使わないで!フォークだけでスマートに食べるのが鉄則

パスタには様々な種類があるが、意外と食べる時に苦労するのがロングパスタ。フォークにクルクルっと巻きつけて、スマートに口に運ぶだけでいいのだが、実際にやってみるとなかなか難しいものだ。

「ロングパスタを、音を立てて食べる方がいて……。恥ずかしいので次の機会からショートパスタを頼むことにしました(小売業秘書/40代)」
「お皿に顔を近づけて、パスタをすすりながら食べていたので驚きました(運輸秘書/40代)」
秘書のみなさんの体験談でも、特に多かったのがパスタを食べる時の音のこと。「ズルズル」とすする音が店内に響き渡っては、自分だけでなく彼女にも恥ずかしい思いをさせてしまう。

「スプーンを使って食べる方は、何か勘違いしていらっしゃるのだと思ってしまいます(スポーツブランド秘書/30代)」
そう、イタリアンレストランでは、パスタを食べるとき基本的にスプーンは使わないもの。フォークの先で少量のパスタをつかみ、クルクルと巻けば口にスマートに持っていけるだろう。最初に大量につかんでしまうと、フォークで巻いた時に口に入らないほどのサイズになってしまうので注意しよう。

ワイルドと下品は紙一重!? 時には「ピッツァ」もナイフ&フォークで

「ピッツァを食べる時、したたり落ちるチーズを気にせずかぶりつく方は男性っぽくていいと思いますが、時と場合によります。どう見てもいったんナイフで切った方がいい時は紳士的な食べ方をして欲しいです。無理やり口に放り込んでチーズを雪崩のようにお皿に垂らしてしまうような食べ方はちょっと…(情報サービス秘書/30代)」

ピッツァは手づかみで食べてもマナー的にはNGではないが、カジュアルなお店でない場合はナイフ&フォークでいただくのがベター。円の中央から外側に向かって半分にカットし、さらに小さな二等辺三角形と台形ができるように半分にカットすると食べやすい。

「ピッツァの食べ方が汚いと気になります。手に粉がついてしまい、パパッとズボンで払っていたり……ふだんのクセが出ているのだな、とせっかくオシャレなお店に連れてきていただいてもガッカリしてしまいます(小売業秘書/20代)」

ピッツェリアのような専門店ではワイルドに食べるのもアリかもしれないが、勝負デートに使うような店では控えるべき。ピッツァを食べる時にも、下品に見えないように心がけることが大切だ。

ファミレスにあるような料理ばかりオーダーする男性にがっかり…メニュー選びに経験値が現れる

「パスタやピッツァのようなものばかり頼む方は、イタリア料理の認識がファミレス程度にとどまってしまっているんだなとがっかりします(スポーツブランド秘書/30代)」

たしかにパスタやピッツァは、イタリア料理の代名詞的なメニューだが、それだけではイタリアンの醍醐味は楽しめない。肉や魚をはじめ、イタリアの地方の文化や風土を感じられる料理はたくさんある。前菜のアンティパストから始めて、パスタなどのプリモピアット、メインとなるセコンドピアットと、コースのように流れを楽しむべき。

「お腹いっぱいになったところで、お店の名物メニューを注文していなかったことに気づいてちょっとショックだったことがあります(笑)(映像制作秘書/20代)」
お店によっては「コレは食べるべき!」という絶対の一皿があるので、何が名物かリサーチすることも大切だ。「今日のために事前リサーチしてくれた」その事実だけでも、女性はうれしいもの。それを含めて、あとは彼女と相談しながらバランスよく注文するのがいいだろう。

笑った時に見える歯の汚れ…!色が付いてしまいそうなワインや料理には要注意

イタリア料理にはイカ墨のパスタやワインなど、歯の汚れが気になる食べ物や飲み物がある。

「赤ワインなどにありがちですが、歯の汚れている人は気になります(映像秘書/30代)」
「パスタソースが歯の表面にくっついてしまっている方がいて、会話に集中できなかったことがあります。目上の方だったので言いづらくて…申し訳なかったかな(食品メーカー秘書/20代)」

イタリアンに限ったことではないが、確かに歯の隙間や表面が汚れていると不潔なイメージを持たれてしまう。歯のケアもデートでは大切。事前に汚れが付いているとワインや料理で歯が汚れやすくなるので、しっかりケアしてから出掛けたい。さらに赤ワインなどは、どうしても歯に付着しやすいので、お手洗いに立つ時には忘れずにチェックしよう。

歯の汚れを見せないのは、相手に対する最低限のエチケット。会話と食事を気持ちよく楽しめるように、男性も身だしなみには十分に注意すべきだ。

秘書のみなさんの体験談を見ても、女性をがっかりさせるのは知識の無さといっていい。
マナーの知識があればパスタやピッツァも品よく食べることができるし、店の知識があれば“お店自慢の一品”を盛り込んでバランスよく注文できる。知識があればマナーも注文の仕方も、大きく外すことはないのだ。
あとは、紳士的に振る舞えているか、歯の汚れや身だしなみは乱れていないかさえ意識していれば、女性も気分よく食事できるはず。

「この人となら、どんなお店に行っても安心♡」とお墨付きをもらうためにも、事前リサーチはとても大切。一度、紳士的なデートがクリアできれば、「次はこんな店に連れて行って♪」と彼女もお食事デートに積極的になってくれるはず。




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