新感覚かき氷店『アイスモンスター』はあの時間帯が穴場!いまだ行列のワケと攻略法

2016年05月06日
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新感覚かき氷店『アイスモンスター』はあの時間帯が穴場!いまだ行列のワケと攻略法
Summary
1.表参道に昨年オープン!台湾から上陸した人気かき氷店『アイスモンスター』
2.いまだ行列は健在!並ばずに済む穴場の時間帯は?
3.一番人気はやっぱりマンゴーかき氷。季節限定フレーバーも見逃さないで

近年のフードのトレンドに「かき氷」がある。フレッシュな旬のフルーツを凍らせたものや、食べ進めると中からお菓子が出てくるものなど様々なバリエーションがあるが、共通して言えるのは、夏になるとどこも長蛇の列となるほどブームになっていることだ。

2015年4月に日本初上陸を果たした『アイスモンスター』。有名かき氷店ひしめく台湾のなかでも人気ナンバー1の呼び声が高く、台北市の本店では多い日に、2,500人以上が行列するという。
2013年にはCNNで世界の「Best Dessert 10」や、アメリカの旅行専門誌「Best Desserts Around the World」のトップ10に選出。一度は訪れたい、かき氷の名店として世界中のスイーツファンから注目を集めている。

日本1号店となる表参道店のオープン当日は、開店の午前11時に約500名が列をなし、12時頃には整理券の配布が終了。最大5〜6時間待ちだったというから、その期待度がよくわかる。近年、オールシーズン・スイーツになりつつあるものの、まだまだ夏のイメージが強いかき氷。人気を保つためにどのような工夫がされているのだろうか。初上陸から約1年、当時の人気は今どうなっているのかを調べてみた。

若い女性だけじゃない!老若男女から人気を集める『アイスモンスター』の今

オープン当初は、台湾旅行の際に現地で食べたことがある人、行列のため食べられなかった人など、客層は20〜30代の女性を中心に比較的年齢層は高かったとのこと。ところが、夏休みや春休みに入ると圧倒的に若年層が増加。表参道店は若者がたくさん通る場所にあることと、メディアなどで噂を聞きつけた学生たちが長期休みを利用して全国からやってきたためと思われる。

また、『アイスモンスター』といえば、大盛りのかき氷が特徴。初上陸直後からネット上でも話題になったが、その注目度は意外なところへも飛び火。普段はあまりスイーツとは縁のない“大食い・大盛りファン”が、モンスター級のかき氷を攻略すべく参戦。その“戦況”がSNS上に次々アップされるなど、予想外の広がりを見せた。

ほかにも、女性に交じって仲良く行列に並ぶ男性のグループ客、1階席を希望して順番待ちをする70〜80代女性の一人客もおり、幅広い層から支持を得ているようだ。

行列回避!狙い目の時間は「平日の夕方以降」

取材当日は平日の昼間にもかかわらず、開店前にはすでに10名ほどが列を作っていた。このことからも人気の健在ぶりがよくわかる。週末は30分程度の待ち時間が発生するそうだ。

これから気温も上がってくると、さらに客足の伸びが見込まれる。GWや夏休みは1時間程度の待ち時間が予想されているという。ちなみに混雑のピークは14〜15時前後。表参道店では平日の夕方以降が狙い目とのことなので、会社帰りやディナー後に訪ねてみると良さそうだ。

SNSから人気が爆発!バズって大人気となった「桜ミルクかき氷」

「桜ミルクかき氷」は、2016年3月にグランフロント大阪店をオープンした際、キャンペーンの一環としてFacebookの人気投票で決定したメニュー。桜ミルクとメロンの2品からどちらを食べたいか意見を募ったところ、「いいね!」の数を約2,000も集め、大阪を中心に全国から約200名がコメントを寄せるなど大きな話題を呼んだ。

ちなみに、桜ミルクとメロンの「いいね!」の比率は7:3。白玉や小豆も添えた日本らしいメニューであることと、春をイメージさせる色合いが決め手になったようだ。

このメニューは、5月中旬まで日本限定で食べることができる。 “SAKURA”は春に観光で日本を訪れる外国人にとっても興味深いワード。外国人の多い表参道エリアでは特にキャッチーなメニューになりそうだ。

「桜ミルクかき氷」の他にも、夏はパイナップル、クリスマスにはピスタチオ、バレンタイン時期にはクーベルチュール・チョコレートなど、期間限定メニューが登場する。
「今だけのプレミアム感」が後押され、スイーツファン、かき氷マニアなどがリピートしているそうだ。

また、秋限定メニューだった杏仁フレーバーは、高い支持を得てグランドメニュー入り。日本限定の定番メニューになっている。

不動の人気No.1はやっぱり「マンゴーかき氷」

『アイスモンスター』の人気の秘訣は、素材そのものをジュースにして凍らせた新感覚のかき氷という点にある。開店当初からの人気No.1は「マンゴーかき氷」だ。

マンゴーそのままの味を再現した濃厚なかき氷に、マンゴーシャーベットとパンナコッタ、マンゴーの果実にマンゴーソースをからめてトッピングした、台湾でも定番のメニュー。2015年夏の1日あたりの最高販売数は、店内・スタンディング提供含め約1,600杯。そのうち、一番人気のマンゴーかき氷は400杯以上。当時6種類あったメニューのうち、1/4を超える支持率だったそうだ。

また、特に男性からの支持が高いのが「コーヒーかき氷」。カルーアリキュールのアルコールがほんのり効いたコーヒーシロップの大人の味が受けているようだ。

本格的なシーズンはすぐそこ!都内ではポップアップショップもオープン

3月15日(火)〜8月31日(水)まで六本木ミッドタウンにてポップアップショップを展開中。表参道店でもGWは1階にスタンディングスペースを設け、通常より一回り小さなテイクアウトカップを提供。スタンディングでもOKという人は、より気軽にかき氷を楽しめそうだ。

今後は1年に1店舗ずつ、5年でさらに5店舗の出店を目指す。また、百貨店フェアなどへの出店も積極的に行っていきたいという。並んでも食べたい人多数の『アイスモンスター』。これから少しずつ食べられる場所が増えそうだ。

<メニュー>
マンゴーかき氷 1,500円
タピオカミルクティーかき氷 1,000円
桜ミルクかき氷 1,200円(日本限定)
杏仁かき氷 1,200円(日本限定)
※価格は全て税込です。

ICE MONSTER(アイスモンスター)表参道

住所
〒150-0000 東京都渋谷区神宮前6-3-7
電話番号
03-6427-4100
営業時間
11:00-21:00(L.O. 20:30)
定休日
定休日 不定休
ぐるなび
https://r.gnavi.co.jp/76ev433e0000/
公式サイト
http://ice-monster.co.jp/

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。