プロ顔負けの「フライドポテト」作りには、押さえておくべき3つのポイントがあった!基本レシピとアレンジ

2017年05月10日
カテゴリ
レシピ・キッチン
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プロ顔負けの「フライドポテト」作りには、押さえておくべき3つのポイントがあった!基本レシピとアレンジ
Summary
1.自宅で簡単! カリッカリに揚がる基本の「フライドポテト」の作り方
2.フライドポテトをおいしく作るポイントは3つだけ!
3.バターソースにガーリックチリなど、「絶品フレーバーアレンジ」も合わせて紹介

おつまみにおやつに、幅広い層に大人気の「フライドポテト」。
市販品の味を楽しむのもよいが、究極のおいしさは家庭にある。なぜなら、外はカリッカリ、中はホックリな食感をもっとも堪能できるのは、「揚げたて直後」だから!

そんなフライドポテトも、食感よく仕上げるためには少しのコツがいる。
今回は、最高においしいフライドポテトを作るためのポイントと、ポテトのおいしさを引き立てるトッピングアレンジレシピをご紹介。
新ジャガが旬の今こそ、「究極のフライドポテト」作りに挑戦してみて!

■フライドポテトをおいしく作る3つのコツ

(1)カットしたポテトは、水に「1時間」さらす!

水にさらすと、ジャガイモに含まれるでんぷんが水に溶け出る。
でんぷん質が残った状態のじゃがいもを加熱すると粘りがでてベタっとした仕上がりになるため、水にさらすことで表面がカリっと揚がり、香ばしく仕上がりやすくなる。


(2)揚げる前に「薄力粉3:片栗粉2」の割合の粉でポテトをコーティングする!

ポテトをコーティングしてホクホク感をキープさせる役割を持つ薄力粉。粒子が細かく、揚げるとカラッと仕上げてくれる片栗粉。
この2種類を「薄力粉3:片栗粉2」の割合で混ぜてコーティングすることで、ジャガイモのホクホク感を残したまま、カリッとムラのない衣に仕上げることができる。


(3)「2度揚げ」では温度を変える!

はじめに低温で揚げることで、ジャガイモのでんぷんが酵素により分解されて糖質に変化する。そのときにジャガイモの甘みが引き出され、ホクホクとした食感になる。さらに高温で2度揚げすることで、表面がカリカリに仕上がる。

■3つポイントを押さえたところで、さっそく実践! 「究極のフライドポテト」の作り方

それではさっそく、旬の新ジャガを使って作る「究極のフライドポテト」の作り方をご紹介!
外はカリカリ、中はホックホク。その絶妙な食感と広がるジャガイモの香りに、ひと口食べればきっとだれもが感動するはず。時間がたつとジャガイモの水分が出てきてしまうため、最高においしい瞬間を味わうためにも、揚げたら時間をあまりおかずに早めに食べてほしい。

<レシピ>

■材料(作りやすい分量)
・新ジャガ(もしくは一般的な男爵芋) … 3個(300g)
・薄力粉 … 大さじ3
・片栗粉 … 大さじ2
・塩・コショウ … 適量
・揚げ油 … 適量


■作り方(調理時間:15分 ※ジャガイモを水にさらす時間は除く)
① ジャガイモは皮をむき、6等分のくし切りにする。

② ボウルに①のジャガイモを入れ、ジャガイモが浸るほどたっぷりと水を注ぎ、1時間おく。

③ ザルにあげて水気を切ったら、キッチンペーパーで水気をしっかりと拭き取る。(ここで水気をしっかりふきとらないと、カリっと揚がらない原因となるため注意!)

④ バットに薄力粉大さじ3、片栗粉大さじ2を入れて混ぜ、③を加えて全体にまぶす。(ザクザクとした食感がお好みであれば、片栗粉の代わりに、より粒子の粗い強力粉を使用するとよい。)

⑤ フライパンに④を入れ、冷たいままの揚げ油を新ジャガがかぶるくらいに入れる。

⑥ 揚げ油を強火で熱し、160度になったら4分揚げ、一旦取り出す。
(※温度計がない人は、菜箸を入れたときにシュワシュワと全体から細かい泡が出るくらいを160度の目安とする。)

⑦ 揚げ油を190度に熱して、⑥で取り出した新ジャガを入れて3分揚げる。 3分揚げてみて、菜箸で触ったときにカリッと感が足りなければ、カリっと仕上がるまで揚げ時間を1〜2分程度追加する。
(※温度計がない人は、菜箸を入れたときにシュワシュワと全体から勢い良く泡がでるくらいを190度の目安とする。)

⑧ 揚げ物バットにのせて油をしっかりと切り、塩コショウをふる。

塩でいただくシンプルなフライドポテトもおいしいが、ポテトのカリフワ食感を引き立てるソースやパウダーなどを合わせればさらにおいしさの幅が広がる。
おもてなしにもぴったりなフレーバーアレンジレシピも合わせてご紹介!

■隠し味はレモン汁! 濃厚なのに重くない「芳醇バターソースポテト」はクセになるおいしさ

芳醇な香り漂うバターソースで食べるフライドポテトは、濃厚ながらも重たすぎず、クセになる味わい。
バターを使っているのに味がクドくならない理由は、隠し味に使った「レモン汁」にある。ソースにレモン汁を入れることでほどよい酸味と清涼感が加わり、しつこさを感じさせない絶妙なバランスに仕上がるのだ。
バターソースの豊かな香りとフライドポテトとの抜群のバランスを存分に味わってほしい。

<レシピ>

■材料(作りやすい分量)
・フライドポテト … 300g程度
・バター … 40g
・レモン汁 … 小さじ1
・卵黄 … 1個分
・生クリーム … 80ml
・醤油 … 小さじ1
・塩コショウ … 適量


■作り方(調理時間:10分 ※フライドポテトの調理時間は除く)
① ボウルに卵黄、レモン汁を入れて混ぜ、湯煎にかけてもったりとするまで混ぜ続ける。

② ①に生クリームを加え、さらにもったりとするまで混ぜたら、バターと醤油を加える。バターが溶けたら、塩コショウで味を調える。

③ 器にフライドポテトを盛り、②をかける。

■スパイシーな香りが食欲を猛烈に刺激! 「ガーリックベーコンチリポテト」

スパイシーな味が好きな人なら、こちらのアレンジがオススメだ。
ガーリックの香り、チリパウダーと黒コショウの刺激が食欲をそそる一品。カリカリに焼いたベーコンのトッピングが味と食感のアクセントとなり、思わず手が止まらなくなってしまいそう。
仕上げに粉チーズをふることでコクと風味が加わり、辛いだけではないバランスの良い味わいに仕上がる。

<レシピ>

■材料(作りやすい分量)
・ベーコン … 2枚
・フライドポテト … 300g程度
・ガーリックパウダー … 小さじ1
・チリパウダー … 小さじ1
・パプリカパウダー(あれば) … 小さじ2
・粉チーズ … 大さじ2
・黒コショウ … 適量


■作り方(調理時間:5分 ※フライドポテトの調理時間は除く)
① ベーコンは2cm幅に切り、中火で熱したフライパンでカリカリになるまで焼く。

② ボウルにガーリックパウダー、チリパウダー、パプリカパウダーを入れて混ぜ、フライドポテトを加えて和える。

③ 器に②を盛ってベーコンを散らし、粉チーズ、黒コショウをふる。(このとき、お好みでチリパウダーを追加でふってもOK!)




カリカリ食感に手が止まらない、絶品フライドポテトとフレーバーアレンジのレシピを紹介した。意外と簡単に作れる上、お好みで”味変”も可能。旬の新ジャガがスーパーに多く並んでいる今こそ、ぜひ作ってみてほしい!




<レシピ作者プロフィール>
五十嵐ゆかり(管理栄養士・料理研究家)
1987年生まれ、千葉県出身。ゆるく気軽に取り入れられるグルテンフリーレシピや減塩でもおいしく作れる料理のコツなど、日々の暮らしに取り入れやすい健康レシピを提案している。美容や健康にうれしい要素を取り入れたレシピを得意とする。企画、レシピ・商品開発、執筆、メディア出演、講演、イベント出演、料理教室など、多方面で活動中。魅力発信☆むつざわ未来ラボの一員としての出身地の千葉県長生郡睦沢町のPR、PAKUTASOフリー素材モデルとして福岡県大刀洗町のPRに携わるなど、地域活性化活動にも取り組んでいる。

著書に「食材の栄養素を最大限に引き出す便利帖」や「発酵いらずのちぎりパン」、「塩レモンでつくる基本のおかず」など。

Blog:http://lineblog.me/igarashiyukari/
Twitter:https://twitter.com/igarashi_yukari
HP:http://foodcreativefactory.com/

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杉本佳子
ファッションジャーナリスト兼美容食研究家
なぜ年末に「年越しそば」を食べるのか?【日本料理研究家/江戸懐石近茶流嗣家・柳原尚之】

日本古来の伝統食は、日本の気候や風土、歴史によって長年育まれてきた大切な食文化です。中でも、暮らしの節目節目にくり返される「行事食」には、日本人のスピリットが凝縮されています。本連載では、日本の伝統食、行事食にスポットを当て、知っておきたい基本知識について、日本料理研究家の柳原尚之さんにお話しいただき、さらに覚えておけば日々の食ライフがランクアップする、日本料理の基本レシピを随時紹介!

柳原尚之
江戸懐石近茶流嗣家(きんさりゅうしか)/「柳原料理教室」副主宰