今年は「フルーツ鍋」が来る!? 管理栄養士もオススメする最新の鍋トレンドをぐるなびが発表【2017】

2017年10月13日
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今年は「フルーツ鍋」が来る!? 管理栄養士もオススメする最新の鍋トレンドをぐるなびが発表【2017】
Summary
1.2017年の冬は、「フルーツ鍋」が流行る!
2.美肌サポートやむくみ対策など、女性に嬉しいポイントが盛りだくさん!
3.管理栄養士監修、家庭で気軽に作れる「フルーツ鍋」レシピを紹介

■今年の冬は、「フルーツ鍋」が流行る!?

株式会社ぐるなびが、2017年のトレンド鍋を「フルーツ鍋」に決定した。

トレンド鍋とは、ぐるなびが独自の調査を元に毎年発表している鍋のトレンド予測のこと。
昨年はパクチー鍋を代表とした「草鍋」がトレンド鍋に選出され、各メディアで話題になった。鍋といえば肉や魚介がメインのものが一般的であるため、ヘルシーさを前面に押し出した「草鍋」の存在に驚かされた人も多いのでは?

そんな中で今年のトレンド鍋として発表された「フルーツ鍋」。
一体、どんな鍋なのだろうか。

■「フルーツ鍋」ってどんな鍋?

フルーツ鍋とはその名のとおり、フルーツをメイン食材にした鍋のこと。フルーツならではの爽やかな香りと酸味が味のアクセントとなるうえ、色鮮やかなルックスが目を引く、なんともフォトジェニックな鍋だ。
フルーツといえば一般的に身体を冷やしてしまうイメージがあるが、熱々の鍋なら冷え対策の効果も期待できる。また、加熱によりフルーツのかさが減るため、数種類のフルーツ と野菜を一度に食べることができ、各種栄養素をまんべんなく摂ることができるのも嬉しいポイントだ。

■管理栄養士監修の「フルーツ鍋」レシピをご紹介!

まだまだ知名度の低い「フルーツ鍋」だが、今回は先取りして、家庭で作れる「フルーツ鍋」レシピをご紹介。
管理栄養士・柴田真希さん監修の、見た目良し、味良し、栄養バランス良しのヘルシーレシピが勢揃いした。さっそくチェックしていこう!

1.女性にうれしい美容成分たっぷり!「リンゴとベリーのオージュ風鶏のクリーム鍋」

オージュとは、リンゴやシードルを使った料理のこと。ミルクと醤油がベースのスープの中に、リンゴの酸味が広がる爽やかなフルーツ鍋だ。

低カロリーで腹持ちの良いリンゴは、食物繊維の一種であるペクチンを含み、腸内環境を整える効果が期待できる。皮にもっとも多く含まれているので、皮は剥かずにまるごと入れるのがオススメ。

また、ラズベリーやブルーベリーにはポリフェノールの一種であるアントシアニンがたっぷり。アントシアニンは強い抗酸化作用を持つため、アンチエイジングや疲労回復など、女性に嬉しい効果が期待される。

[レシピ]

■材料(2~3人前)
・鶏モモ肉 … 1枚
・薄力粉 … 大さじ1
・リンゴ … 1個
・バター … 10g

・タマネギ … 1/2個
・ジャガイモ … 1個
・白菜 … 250g

・シードル(白ワインでも可) … 1/2カップ
・だし汁 … 2カップ

・[A]牛乳 … 2カップ
・[A]薄口醤油 … 大さじ1/2
・[A]塩 … 小さじ1/2
・[A]コショウ … 少々

・ブルーベリー … 適量
・ラズベリー … 適量

■作り方 (調理時間:30分 )
① 鶏モモ肉はひと口大に切り、塩・コショウ(分量外)と薄力粉をまぶす。タマネギは薄切りにする。ジャガイモは乱切り、白菜は食べやすい大きさに切る。リンゴはくし切りにする。

② 鍋にバターを入れて中火にかけ、鶏モモ肉、リンゴを入れて両面に焼き色がつくまで焼き、リンゴは一度取り出す。

③ タマネギを加えて炒め、しんなりとしてきたらシードルを入れる。煮立ったら、だし汁を加えて、白菜と①のリンゴを戻し入れる。沸騰したら弱火にし、蓋をして15分間煮る。[A]を加えて味を調え、仕上げにブルーベリーとラズベリーを飾る。

2.デトックス効果に期待大! 「アボカド&レモンのごま豆乳鍋」

レモンとアボカドをミルフィーユのように重ねた美しいフルーツ鍋。爽やかな味わいながら、豚肉のうまみや、きのこ類の食感の良さが際立つ一品だ。

メイン食材のアボカドは野菜のイメージが強いが、実は果物の仲間。脂肪燃焼をサポートしてくれるビタミンB2や、むくみを解消してくれるカリウムなどが豊富で、デトックス効果が期待できる食材だ。

緑色のスープの正体は、健康志向の人にはおなじみの藻類・スピルリナ。藻類でありながら、必須アミノ酸をすべて含み、効率のよいたんぱく質摂取ができるありがたい食材だ。βカロテンも豊富に含むため、野菜不足の方におすすめ。

[レシピ]

■材料(2~3人前)
・豚肉(しゃぶしゃぶ用) … 約200g
・キャベツ … 250g
・エリンギ … 1本
・シメジ … 1パック
・だし汁 … 2カップ
・アボカド … 1個
・レモン …1個

・[A]砂糖 … 大さじ1
・[A]すりゴマ … 大さじ1
・[A]練りゴマ … 大さじ1
・[A]白味噌 … 大さじ2
・[A]スピルリナ(粉末) … 小さじ1
・[A]豆乳 … 2カップ

■作り方(調理時間:20分)
① キャベツは食べやすい大きさに切る。エリンギは半分の長さに切って薄く切る。シメジは石づきを取り、手でほぐす。アボカドとレモンは3mm幅に切る。

② 鍋にだし汁を入れ中火にかけ、キャベツ、エリンギ、シメジの順に加える。キャベツがしんなりとしたら、豚肉を加え火が通ったら、合わせた[A]を加える。

③ 仕上げにアボカドとレモンを飾る。

3.フルーツなのにご飯が進む!「スペアリブとパイナップルのエスニック鍋」

ニンニクと唐辛子を効かせた、エスニックな味わいのフルーツ鍋。フルーツなのにご飯やお酒が進む、不思議な感覚を味わえる。

豚肉(スペアリブ)に豊富に含まれるビタミンB1は、糖質の分解を助けエネルギー代謝に関わる大事な栄養素。疲労回復に効果的で、育ちざかり・働き盛りの人には特に欠かせない。

パイナップルは免疫力を高める効果が期待できるビタミンCを含んでいるため、気温の低下から体調を崩しがちな今の時季にこそ、積極的に摂りたい食材だ。加熱しすぎないよう仕上げに加えるのが、効率よく栄養を摂取するポイント。

[レシピ]

■材料(2~3人前)
・スペアリブ … 4~6本
・油揚げ … 1/2枚
・チンゲンサイ … 1株
・パクチー … 1束
・シメジ … 1/2袋
・モヤシ … 1/2袋

・ゴマ油 … 大さじ1/2
・ニンニク(みじん切り) … 1/2かけ
・唐辛子(輪切り) … 1本

・パイナップル(缶)… 4枚
・パイナップル(生 ダイス) … 100g
・ライム … 1/2個

・[A]水 … 3カップ
・[A]ナンプラー … 大さじ2
・[A]砂糖 … 大さじ1

■作り方(調理時間:25分)
① 油揚げは食べやすい大きさに切る。チンゲンサイとパクチーはざく切りにし、葉と茎を分ける。シメジは石づきを取り、手でほぐす。ライムは3mm幅の輪切りにする。

② 鍋にゴマ油とニンニク、種を取り除いた唐辛子を入れて弱火にかける。香りがたったらスペアリブを入れ、表面に焼き色を付ける。パクチーの葉・ライム・パイナップル以外の食材と[A]を煮えにくいものから順に入れて煮込む。

③ 仕上げにパクチーの葉とライム、パイナップルを加えて軽く煮込む。

4.冬でも常夏気分が味わえる!「フルーツ&シーフードのココナッツカレー鍋」

色鮮やかなトロピカルフルーツをたっぷり使った、ココナッツカレー風味のフルーツ鍋。
体を冷やすと言われるトロピカルフルーツだが、スパイスをたっぷり使ったカレー味にすることで、体の芯からポカポカに。

天然の中鎖脂肪酸が豊富に含まれるココナッツオイルは、中性脂肪になりにくいうえ、エネルギー代謝を活発にしてくれる効果が期待できる。

ビタミンやミネラルがたっぷりなトロピカルフルーツで、日頃の栄養不足を解消しよう。

[レシピ]

■材料(2~3人前)
・剥きエビ … 100g
・ホタテ … 100g
・タマネギ … 1/2個
・ニンニク(みじん切り) … 小さじ1/2
・トマトぺースト … 大さじ2
・キウイ … 1個
・パイナップル … 50g
・バナナ … 1本
・プレーンヨーグルト … 大さじ2

・[A]コリアンダーパウダー … 小さじ2
・[A]ターメリックパウダー … 小さじ1/2
・[A]クミンパウダー … 小さじ1
・[A]レッドチリパウダー … 小さじ1

・[B]ココナッツシュガー … 大さじ1/2
・[B]塩 … 小さじ1
・[B]水 … 2カップ
・ココナッツオイル…大さじ1
・クミン(ホール)…小さじ1/2
・ココナッツミルク … 1カップ
・バター … 10g

[トッピング]
・パッションフルーツ … お好みで
・ドラゴンフルーツ …お好みで
・エディブルフラワー …お好みで

■作り方(調理時間:30分)
① タマネギはざく切りにする。キウイフルーツは半月切り、パイナップルは小さめのひと口大に、バナナは5mm幅の輪切りにする。フルーツは半量ずつ分けておく。

② タマネギとニンニク、半量のフルーツとヨーグルトをミキサーにかけてペースト状にする。

③ 鍋にココナッツオイルとクミン(ホール)を加えて弱火で温める。香りがたったら、中火にしてエビとホタテを加えて焼く。表面に焼き色がついたら一度別皿に取り出しておく。

④ 香りを残すために鍋は洗わず、そのまま②を入れて炒める。さらにトマトペーストを加えて良く混ぜ合わせる。弱火にして[A]のスパイス類を加えてよく混ぜる。[B]と③を加えて蓋をし、中火にかける。煮立ったらココナッツミルクを加えて温め、仕上げにバターを加え、残りのフルーツとトッピング用のフルーツを盛りつける。

5.2種類のつけダレが爽やか!「フルーツだれのしゃぶしゃぶ鍋」

最後に紹介するのは、キウイとリンゴの2種類のつけダレで楽しむ、新感覚しゃぶしゃぶ。

酸味が爽やかなキウイフルーツには、ビタミンCが豊富に含まれる。ビタミンCはストレス解消や整腸作用などの嬉しい効果が期待できる栄養素。さらには、たんぱく質分解酵素であるアクチニジンを含むため、胃もたれ防止にも貢献してくれる。

リンゴに含まれるカリウムには、過剰な塩分を排出させるデトックス効果が期待される。塩分過多になりがちな鍋料理も、リンゴを取り入れることで安心して食べられる。

[レシピ]

<つけダレ1>
・キウイ … 1/2個
・長ネギ … 25g
・ナンプラー … 大さじ1
・ゴマ油 … 小さじ1
・砂糖 … 小さじ1

<つけダレ2>
・リンゴ … 1/2個
・白ワイン … 大さじ2
・砂糖 … 小さじ1
・レモン汁 … 小さじ1

<その他具材(お好みでOK)>
牛肉・白菜・水菜・長ネギ
椎茸・シメジ・ニンジン
豆腐・くずきり
など

<昆布だし>
・[A]昆布 … 10cm角
・[A]酒 … 1/2カップ
・[A]水 … 5カップ


■作り方 (調理時間:15分)
<つけダレ1>
① キウイフルーツはすりおろす。長ネギはみじん切りにする。
② 小鍋にキウイフルーツ以外の全ての材料を入れて中火にかけて2分ほど煮詰める。
③ 仕上げにすりおろしたキウイフルーツを加えて混ぜ合わせる。

<つけダレ2>
① リンゴはすりおろす。
②小鍋に全ての材料を入れて中火にかけて2分ほど煮詰める。

<しゃぶしゃぶ>
① 鍋に[A]の材料をすべて入れ、煮立てて昆布だしを作る。
② お好みの材料でしゃぶしゃぶ鍋をして、タレを付けていただく。



2017年のトレンド鍋を先取りできる「フルーツ鍋」のレシピを紹介した。カラフルなフルーツを熱々の鍋に入れて食べるという体験に、今までの「鍋」の概念を覆されること間違いなし。
今年の鍋パーティは、栄養豊富で見た目もバッチリな「フルーツ鍋」で盛り上がろう!




【レシピ作者プロフィール】
管理栄養士 柴田真希(しばたまき)
(株)エミッシュ代表取締役。1981年、東京生まれ。女子栄養大学短期大学部卒業後、給食管理、栄養カウンセリング、食品の企画・開発・営業などの業務に携わり独立。現在はお料理コーナーの番組出演をはじめ、各種出版・WEB媒体にレシピ・コラムを掲載するほか、食品メーカーや飲食店のメニュー開発やプロデュースなども手がける。
・柴田真希のシアワセ MaKitchen:https://ameblo.jp/makitchen/
・エミッシュ 公式ホームページ:http://www.e-mish.com/

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