愛されるピッツェリア 武蔵関『オップラ!』のピッツァがおいしい理由は、食材と心の通いあいにあり

2019年01月17日
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愛されるピッツェリア 武蔵関『オップラ!』のピッツァがおいしい理由は、食材と心の通いあいにあり
Summary
1.東京・石神井公園の名店『ピッツェリア・ジターリア・ダ・フィリッポ』が待望の2号店を武蔵関にオープン
2.国産小麦と練馬野菜を使ったナポリならぬ”武蔵野ピッツァ”、一品料理も圧巻のセンス
3.生産者と店とお客の心が通いあう、多方向コミュニケーションのある稀有な空間

圧倒的な人気を誇る東京・石神井公園の名ピッツェリアが、姉妹店をオープン

西武池袋線の石神井公園駅からほど近くに、ナポリピッツァ職人世界選手権にて2006年世界第1位、2015年に第2位に輝いたピッツァを出す店がある。『ピッツェリア・ジターリア・ダ・フィリッポ』 。開店して6年、住宅街に差しかかる落ち着いたエリアにあるにもかかわらず、そのおいしさを求めて多くのお客が訪れる名店となった。店名の「ジターリア」は、「ITALIA」にジャポネ&石神井(しゃくじい)の「G」をくっつけた造語。

店主のフィリッポこと岩澤正和さんは、多くのピッツァイオーロ(ピザ職人)の中でも草分け的存在のひとり。日本人が気持ちよく食べられるピッツァを探求し、店舗経営のかたわら食材探しの旅を続ける。

そんな岩澤さんが、初の姉妹店を出した。新店『OPPLA’! DA GTALIA(オップラ!・ダ・ジターリア)』を任されるのは野間裕介さん(写真下)。

第14回ナポリピッツァ職人世界選手権2015のピッツァスタジオーネ部門で世界2位を獲得、シェフとしての経験も豊富だ。

杉並区の井草出身である野間さんは、やはり馴染みのある西武線沿線での出店を希望。ほどなく西武新宿線・武蔵関駅から徒歩2分という好立地に、雰囲気の良い路面物件を見つけた。
「武蔵関は小さい頃からよく遊びにきていた街で、土地勘がありました。それに、今までピッツァの専門店がなかったので、潜在的な可能性を感じました」と野間さんは語る。

顔の見える食材、新鮮な旬の野菜。練馬のアドバンテージを最大に活かす

2店舗の大きな特徴として、生産者の顔が見える国産食材を多く使っていることが挙げられる。ピッツァやパスタには国産の小麦を使用。日本人の身体にはイタリア産の小麦より日本の小麦の方が負担にならず、日本の食材との相性も良い。
野菜は地元・練馬の新鮮なものを数多く仕入れる。生産者とのパイプは強く、農家さんがご自身で採れたての野菜を納品してくれることも多い。

「新鮮な野菜が毎日手に入ります。輸送費が乗らないので市場価格より安く仕入れができ、お客様にも値段で還元が可能。生産者の皆さんはご自身の野菜がどのように調理されているかを目と舌で確かめることができ、喜んでくださいます。さらには、練馬野菜のおいしさを発信していることで、都心のシェフたちが練馬野菜に興味を持ってくれるようになりました。東京23区内にありながら、こういった相互作用のある活動ができる土地は貴重ですね。それだけでも、練馬区には大きなアドバンテージがあると感じます。」と野間さん。

練馬以外の食材にも、こだわるものがたくさんある。埼玉県寄居にある『坂本ファーム』の「武州豚」は、のびのびとストレスフリーな環境で育てられた豚。カンボジアで日本人の倉田浩伸さんが作る『クラタペッパー』は、一振りするだけで料理が香り豊かに感じられる、魔法のペッパー。北海道白糠(しらぬか)郡で作られる「白糠酪恵舎モッツァレラ」は、乳の甘みそのものを存分に味わい尽くせる。

ピッツァは世界レベル、一品料理もセンス抜群。死角知らずのメニュー

まずは同店の旬のおすすめメニューから「保谷 高田ファームのクレソンとサンダニエーレ産生ハム、燻製モッツァレラのピッツァ」(写真上)。
オレンジ色の炎が見える窯の中、縁がふっくら盛り上がりチーズがふつふつと溶ける焼き上がりまで、たったの数分。

石窯では窯内450℃という高温環境を短時間で作ることができる。超高温・短時間で焼き上げるナポリピッツァには、なくてはならない調理器具だ。

カットすると、盛り上がった縁の内側には空洞がきれいなバランスで入っている。これこそ、おいしいピッツァの証拠。濃厚な燻製モッツァレラ、さっぱり爽やかなクレソン、そして生ハムの塩気が抜群のバランスだ。生地はサクッと軽く、リズムよく食べ進められる。

次にパスタは「上石神井 野坂農園のカーヴォロネロと真イワシのカヴァティエッリ」(写真上)。
『オップラ!・ダ・ジターリア』の自慢の料理は、ピッツァのみにとどまらない。カヴァティエッリはひねった形の手打ちパスタ。イワシのうまみを凝縮させた脂分が、モチっとしたパスタとカーヴォロネロ(黒キャベツ)に絡んで絶品そのもの。

メイン料理「埼玉 国分牧場ブラウンスイス トモサンカクのグリル」(写真上)の見事に均一な火入れはグラン・メゾン級。これに『クラタペッパー』をひと振りすると、肉の魅力が120%引き出される。ヘルシーだが力のある肉質は、全身の細胞が一気に目覚めるかのようなおいしさだ。

「ピッツァはもちろんですが、ピッツァにとどまらず様々な料理を楽しめる店なんだということを、積極的にアピールしていきたいですね。地元の旬の食材を大切に使い、地元の方々に来店していただき、おいしさを地元に還元できるような店でありたいと思います。」と野間さんは話してくれた。

ランチタイムを中心として、すでに大きな賑わいを見せている同店。石神井公園の一号店とならび、練馬を全国に知らしめる看板店舗になっていくことだろう。

【メニュー】
<ランチ>
・マルゲリータ 1,000円
・STG (2006年世界大会1位) 2,200円
・NMP (2015年世界大会2位) 2,100円
・ランチコース 1,700円/2,500円/3,600円
<アラカルト>
・真イワシのマリネ S 590円/ M 1,290円
・牛ホルモンと青菜のインツィミーノ S 590円/ M 1,290円
・本日の練馬野菜のスープ 590円
・ピッツァ各種 900円より
<日替わりメニューより>
・埼玉 国分牧場ブラウンスイス トモサンカクのグリル2,800円
・保谷 高田ファームのクレソンとサンダニエーレ産生ハム、燻製モッツァレラのピッツァ2,100円
・上石神井 野坂農園のカーヴォロネロと真イワシのカヴァティエッリ1,600円
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税別です。

オップラ!ダ ジターリア

住所
東京都練馬区関町北2-28-7 1F
電話番号
050-3462-8607
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
営業時間
月・火・木・金
ランチ 11:30~15:00
(L.O.14:00)

土・日・祝日
ランチ 12:00~15:00
(L.O.14:00)

月・火・木~日・祝日
ディナー 17:30~22:30
(L.O.21:30)
定休日
水曜日
ぐるなび
http://r.gnavi.co.jp/25ck6cy10000/

上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。