天然ピンクの「ルビーチョコ」でバレンタインギフトを作ろう! 話題性抜群のルビーチョコレシピ3選

2019年02月09日
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天然ピンクの「ルビーチョコ」でバレンタインギフトを作ろう! 話題性抜群のルビーチョコレシピ3選
Summary
1.チョコレート界の新星「ルビーチョコレート」
2.ルビーチョコレートで作る簡単バレンタインチョコレシピを紹介
3.ギフトにぴったりなクッキーサンド、チョコレートバーク、トリュフの簡単アレンジ

新たなチョコレートとして話題が絶えない「ルビーチョコレート」。

ルビーカカオと呼ばれるカカオ豆から生まれたチョコレートで、着色料を一切使っていないカカオ由来の鮮やかなピンク色が特徴。まるでベリーが入っているかのようなフルーティな酸味を味わえる。

そんな話題のチョコレートを使って作る、簡単バレンタインチョコレシピを紹介しよう。クッキーサンド、チョコレートバーク、トリュフなど、どれもギフトにぴったり。それではさっそく見ていこう。

■使用するルビーチョコレートについて

今回使用したルビーチョコレートは、フレーク状のもののため、溶かす際は刻まずにそのまま使用する。タブレットタイプを使用する場合は、溶けやすいように刻んで使用しよう。

■基本的なテンパリングの方法

今回は、フレーク法という簡単な方法でテンパリングを行う。テンパリングの作業に適した室温は、18~22℃といわれている。湯煎にかける際は、水や湯気が入らないように注意する。チョコレートのメーカーや種類によってもテンパリングの温度が若干変わるため、使用するチョコレートの表示をチェックしよう。

① チョコレートの2/3をボウルに入れ、湯煎で45℃に温める。

② 湯煎からおろし、残りのチョコレートを加えて空気を含ませないように混ぜて溶かす。全体がなめらかでダマのない状態になるよう、温度が32℃になるまで混ぜる。

■ふわふわマシュマロとルビーチョコをクッキーで挟む「クッキーサンド」

手の込んで見えるバレンタインスイーツにチャレンジするなら、クッキーサンドがオススメ。手作りのサクサククッキーにふわふわのマシュマロとチョコの食感のコントラストがたまらない。クッキーにもルビーチョコレートをかけることで、オシャレな見た目に仕上がる。もちろん、より手軽に作りたければ市販のクッキーでサンドしてもOK。

材料(クッキー約12枚分)

<クッキー生地>
・無塩バター … 60g
・砂糖 … 25g
・卵黄 … 1/2個
・薄力粉 … 100g
・ベーキングパウダー … 小さじ1/2

<マシュマロチョコ>
・マシュマロ … 10個
・ルビーチョコレート … 100g
・生クリーム … 50ml

<トッピング>
・ルビーチョコレート … 200g

作り方(調理時間:30分) ※生地を寝かせる時間、チョコレートが固まる時間を除く

① ボウルにバターと砂糖を入れて白っぽくなるまで混ぜたら、卵黄を加えてさらに混ぜ、薄力粉とベーキングパウダーをふるい入れてゴムベラで切るように混ぜる。ひとまとめにし、ラップで包んで冷蔵庫に1時間おく。

② 打ち粉をし、①を厚さ5mmに伸ばし、直径7.5cmの丸型で抜く。

③ クッキングシートをしいた天板に並べ、170℃に予熱したオーブンで13〜14分焼く。

④ マシュマロを1cm角程度に切る。

⑤ 小鍋に生クリームを入れて中火で沸騰させたら火を止め、マシュマロチョコ用のルビーチョコレート(80g)を入れたボウルに加えて混ぜて溶かす。冷めてきたらマシュマロと残りのルビーチョコレート(20g)を混ぜ合わせる。

⑥ ⑤が冷めてきてクッキーにのせてもだれないくらいのトロッとした濃度になったらクッキーにのせ、もう一枚のクッキーで挟む。

⑦ トッピング用のルビーチョコレート(200g)をテンパリングし、⑥のクッキーにかけて涼しい部屋で30分程度、固まるまでおいておく。

■ラフに割るのがおしゃれな「グラノーラとベリーのチョコレートバーク」

パキパキとラフに割るのがおしゃれなチョコレートバークも、ルビーチョコレートで作れば鮮やかなピンクが目を引く。ピスタチオやビスケットなどを散らせば、華やかで高級感のある見た目と、食感の変化を楽しめる。

今回使用したトッピングに限らず、レーズンやアーモンドなど、お好みのトッピングで作るのもオススメ。

材料 (作りやすい分量)約17×13cmのバットを使用

・ルビーチョコレート … 200g

<トッピング>
・ピスタチオ …5粒
・ビスケット … 2枚
・グラノーラ … 10g
・ココナッツロング … 5g
・ドライクランベリー … 15g

作り方(調理時間:15分) 冷蔵庫で冷やす時間は除く

① ピスタチオは1粒を3~4等分に刻み、ビスケットは粗く砕く。

② ルビーチョコレートをテンパリングし、クッキングシートをしいたバットに流し入れる。

③ ルビーチョコレートの上にトッピングをバランスよく散らし、固まるまでおいておく。

■丸めてルビーチョコレートをかけるだけ「ココアビスケットトリュフ」

ココアビスケットの黒色とルビーチョコレートのピンク色の組み合わせが可愛いらしく、女性ウケも抜群なトリュフ。ココアビスケットの甘さとルビーチョコレートの酸味がマッチして、バランスのよい味に仕上がる。

竹串を刺して冷やし固めれば、バレンタインギフトとしても配りやすく、ラッピングをしても可愛い。

材料(18個分)

<トリュフ>
・ルビーチョコレート … 20g
・ブラックココアビスケット(今回はオレオを使用) … 10枚
・クリームチーズ … 80g

<トッピング>
・ルビーチョコレート … 200g
・ブラックココアビスケット(今回はオレオを使用) … 2枚

作り方(調理時間:20分)

① ルビーチョコレート(トリュフ用)は5mm角程度に刻む。

② ポリ袋のオレオ(トリュフ用、10枚)を入れて麺棒でたたき、しっかり粉々になるまで細かく砕く。ボウルに移し、クリームチーズ、①のルビーチョコレートを加えて混ぜたら直径2.5cmに丸める。

③ ルビーチョコレート(トッピング用、200g)をテンパリングし、②をくぐらせてクッキングシートをしいたバットの上におく。

④ オレオ(トッピング用、2枚)はクリームを除いてクッキーのみを使用。ポリ袋に入れ、麺棒でたたきパウダー状になるまで細かく砕いて③の表面に散らす。竹串を刺し、そのまま固まるまで涼しいところにおいておく。

チョコレート界の新星「ルビーチョコレート」で作るバレンタインスイーツを紹介した。鮮やかな色味で可愛らしいスイーツが簡単にできるので、今年のバレンタインにぜひ挑戦してみてほしい。

【レシピ制作者プロフィール】
管理栄養士・料理研究家 五十嵐ゆかり

「ラク早ごはん」をモットーに、共働きで忙しい家庭でも作れる、簡単時短・ヘルシーでおいしい作り置きレシピを中心に提案している。
食の企画、レシピ・商品開発、執筆、動画制作、テレビ出演、イベント出演、インフォマーシャル出演、講演、料理教室、食品企業のレシピサイト制作やホームページ制作のディレクションなど、多方面で活動中。
著書に『食材の栄養素を最大限に引き出す便利帖』や『発酵いらずのちぎりパン』、『塩レモンでつくる基本のおかず』など。

Twitter:https://twitter.com/igarashi_yukari
運営レシピサイト ラクつく:https://glutenfree-life.com/
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【調理・撮影】
フードクリエイティブファクトリー
「あなたとあなたの大切な人との暮らしをもっと穏やかで創造的に」を企業理念とする食のクリエイティブに特化した企画制作チーム。
食の企画、レシピ・商品開発、執筆、メディア出演、
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