フランスと日本の架け橋のあのシェフによる新展開とは?

東京・NY・パリ、世界の食トレンドの最前線を走る街を中心に、国内外を問わず、「次に食べるべきもの」「こんど行きたい店」をクローズアップしていきます。

2015年09月20日
カテゴリ
レストラン・ショップ
  • レストラン
  • フレンチ
  • 大手町
  • 日本橋
フランスと日本の架け橋のあのシェフによる新展開とは?
Summary
・ミシュランガイドフランス版で10年連続星を獲得し続ける名店
・日本橋と大手町、異なるスタイルで2軒連続オープン
・街を面白くし続けるあの会社とタッグ

フレンチキスプロジェクトとは?

8月末、日本橋と大手町に相次いでフランスのエスプリ香る店がオープンした。
仕掛けたのは、仏・ニースと東京・神宮前にフレンチレストラン「KEISUKE MATSUSHIMA」を展開する、松嶋啓介シェフと今や外食業界のスターと言われる松村厚久氏率いるダイヤモンドダイニング。

いま、一番勢いのある二者がタッグを組んで「フレンチキスプロジェクト」の名のもとに始動した。
8月24日には東京・日本橋に「Marche aux Poissons((マルシェ オ ポワソン)」を、翌25日には同じく東京・大手町に「BISTRO French Paradox(フレンチ パラドックス)」をオープンした。

いまや、フランス芸術文化勲章シュバリエの称号を持ち、フランス文化を肌で感じながらレストランを切り盛りする松嶋シェフは、「フレンチというと日本には、安い店と高級な店という2つの選択しかなく、それらをつなぐような、日常のフレンチ、本物のフランスの食文化が伝わっていない気がします。だから、例えば10皿でわかるフランス料理という感じで、10業態10店舗を作りフランスの各地域の食文化を伝えることが目標なんです」と語る。

その布石として登場したのが、今回オープンした2店というわけだ。

Marche aux Poissons、魚河岸の街で世界に橋をかける。

フランス語で「魚市場」を意味するMarche aux Poissons。
そして、かつて魚河岸のあった街、日本橋。
松嶋シェフが考えたのが、魚を通して日本と世界をつなげることだ。
その名の通り、魚介専門フレンチで、松嶋氏の住むニースでも愛されているブイヤベースを中心に魚介の旨さを引き出した料理を展開する。
さらに、ラム酒を飲みながら料理を楽しむマルセイユスタイルに合わせ、豊富なラム酒のラインナップを揃え、スタッフのユニフォームはSAINT JAMESで揃えるなど、マルセイユの味も文化も空気感も味わえる店となっている。

<メニュー>
マルセイユ風ブイヤベース2,980円、マルシェからのおすすめお魚料理1,500円、エイのグルノーブル風 焦がしバターソース1,500円など

Marche aux Poissons

住所
東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワーB1
電話番号
050-3468-3936
(お問合わせの際はぐるなびを見たというとスムーズです。)
営業時間
ランチ 11:30~14:30
(L.O.14:00)
ディナー 17:30~23:00
(L.O.22:00、ドリンクL.O.22:30)

※12月30日は17:00~21:30にて営業
定休日
日曜日
祝日
年末年始(2019年12月31日~2020年1月3日)
※11月23日は休まず営業いたします
※12月22日は休まず営業いたします(営業時間:11:30~14:30、17:30~23:00)
※12月29日は休まず営業いたします(営業時間:11:30~14:30、17:30~23:00)
※1月12日は休まず営業いたします(営業時間:11:30~14:30、17:30~23:00)
※年末年始の営業日・営業時間は変わる事がございますので詳細は店舗までお問い合わせ下さい。
ぐるなび
http://r.gnavi.co.jp/g0vymycs0000/

上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。

BISTRO French Paradox、ボルドーワインの喜び

「ボルドーワインがボルドーの料理」それがこの店の基本だと松嶋シェフは語る。
そして「ボルドーの街にはロティサリーやグリヤードが多いんですが、それは、ワインをソース代わりにグビグビ飲むからです」と。

店名の由来は、まさにボルドーの街のあり方そのもの。
世界トップクラスの肉とワインの消費量を誇りながら、他の西欧諸国に比べ心臓病での死亡率が低く、その理由はポリフェノールが多く含まれる赤ワインの消費量が多いことから名付けられた学説「フレンチ・パラドックス」。
その名の通り、ボルドーワインを主役に、その魅力を引き立てる肉料理が揃う。

<メニュー>
フォワグラのポワレ1,300円、子羊のグリエ ハーブのサラダ添え1,600円、アントルコートのロースト3,400円、牛ほほ肉のシチュー トリュフの香り ポテトのムースリーヌ1,200円など

※文中の価格はすべて税別

BISTRO French Paradox(フレンチ パラドックス)

住所
〒100-0004 東京都千代田区大手町1-5-1 ファーストスクエアB1
電話番号
050-5785-2558
営業時間
11:30~14:30 (L.O.14:00) 、17:30~23:00 (L.O.22:00、ドリンクL.O.22:30)
定休日
定休日 土・日・祝
ぐるなび
https://r.gnavi.co.jp/ms3e60yn0000/

上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。

関連記事

バングラデシュ生まれの肉の目利きが、焼肉店『ばぶ』をオープン! 武蔵小山『みやこや』の想いを継ぐ一軒
バングラデシュ生まれの肉の目利きが、焼肉店『ばぶ』をオープン! 武蔵小山『みやこや』の想いを継ぐ一軒

【連載】幸食のすゝめ #099 食べることは大好きだが、美食家とは呼ばれたくない。僕らは街に食に幸せの居場所を探す。身体の一つひとつは、あの時のひと皿、忘れられない友と交わした、大切な一杯でできている。そんな幸食をお薦めしたい。

森一起
ライター/作詞家/ミュージシャン
“日本で一番幸せな寿司屋”が銀座に! 熟練技と細やかな心遣いで愛される『銀座 坂本』
“日本で一番幸せな寿司屋”が銀座に! 熟練技と細やかな心遣いで愛される『銀座 坂本』

1.“日本で一番幸せな寿司屋”を標榜し、寿司好きに愛される『銀座 坂本』 2.ネタ・シャリに丁寧な仕事を施して口福を届ける、自慢の「江戸前寿司」 3.とろ~り白子の入った「ウニ茶碗蒸し」やうまみたっぷりの「あん肝」など、お酒が進む一品料理も充実

小田中雅子
ライター