クリスマスや年末年始に行きたい、NYバカラホテルのレストラン

【連載】NYスタイル、進行形  世界最新の食トレンドを生み出し続ける、ニューヨーク。日々新しいスタイルが提案されるこの街で、生き残るのは至難の技。そんなニューヨークのトレンドに敏感な街の「賢人」の琴線に触れた店とは?※この店舗は閉店しました

2015年11月15日
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クリスマスや年末年始に行きたい、NYバカラホテルのレストラン
Summary
・マンハッタン最新の注目ホテル
・MoMAのハス向かいという好立地
・どれもレベルが高くかつ意外とリーズナブルな食事

異なるタイプのゴージャス空間で味わう至福のフレンチ。バカラホテルのシュヴァリエ&グランドサロン

今年3月に近代美術館のハス向かいにオープンしたバカラホテル&レジデンス・ニューヨーク。あのフランスの高級クリスタルブランドのバカラのホテルである。このホテルで食事をする場は2ヶ所ある(お部屋へのルームサービスを除けば)。1つは、ホテルの1階に4月にオープンしたフレンチレストラン「シュヴァリエ」。もう1つは、ホテルの2階にある「グランドサロン」。雰囲気はまったく異なるが、同じシェフがカバーしている。できれば両方体験してみることをお勧めしたいので、その違いをご紹介しよう。

まず、シュヴァリエはとても落ち着いた、洗練された大人のためのレストランだ。そこで使われているバカラの製品はグラスだけ。ホテルやグランドサロン、バーの煌びやかなシャンデリアを見てきた人は、ちょっと拍子抜けしてしまうかもしれない。でも、ここのコース料理、何を食べても美味しい。プレゼンテーションも美しく、量は少なめだが、満足感、というよりも至福の気分が味わえるのである。

シュヴァリエによると、特に人気のある料理は、熟成させてローストした鴨の胸肉。アカシアハチミツで艶をつけ、小カブ、赤ワインとマジュールデーツのソースなどが添えられている。

エグゼクティブシェフのシェー・ギャランテは、ミシュランの星つきレストラン「クルー」などで15年以上の経験を積んできた。

他の料理も、デザートを含めて、とにかく美しく美味しく幸せな気持ちにしてくれる料理ばかり。感謝祭の日はブランチとディナー、それぞれ4品のコース(1人125ドル)が用意されている。クリスマスイブも特製5品コース(価格未定)、大晦日は5品の特製コースがあり、5時半から7時半はウエルカムシャンパンつきで145ドル、8時から10時はウエルカムシャンパンと年明けの乾杯用シャンパン付きで195ドルになる。

一方、グランドサロンではややメニューが異なり、アラカルトのみ。メニュー的にはちょっとカジュアルになるわけだが、インテリアはカジュアルとは程遠い豪華さ。まばゆいばかりの大きなシャンデリアを初め、キャンドルスタンドや花瓶など、クリスタルがいっぱい!

そしてバーも、とってもお洒落!やっぱり、ニューヨークの街中がクリスマスのイルミネーションに包まれるシーズンには、是非ここでグラスを傾けながら、ワクワクする気分に浸ってみたい。

ホテルの外観は、シンプルかつ重厚な感じ。

中に入ると、薄暗い空間にクリスタルやシャンデリアが飾られ、独特の雰囲気を醸しだしている。

Baccarat Hotel and Residences New York[閉店]

住所
28 West 53rd Street, New York City, NY 10019
公式サイト
https://www.baccarathotels.com/

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。