これが和牛100%バーガー! とろけるハンバーグとチーズのWとろ~りにノックアウト!

東京・NY・パリ、世界の食トレンドの最前線を走る街を中心に、国内外を問わず、「次に食べるべきもの」「こんど行きたい店」をクローズアップしていきます。

2016年01月29日
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これが和牛100%バーガー! とろけるハンバーグとチーズのWとろ~りにノックアウト!
Summary
1、ハンバーグ専門店がはじめたハンバーガー専門店の、肉へのこだわりとは。
2、トッピングは30種類、ちょっとオトナな食材も!
3、ファストフードからリッチ志向に変わってきた、ハンバーガーブームの行き着く先は・・・

「ここっておいしいんですか?」
外観を撮影中にファインダーから目を離すと、真新しいスーツ姿の青年が立っていた。神保町エリアは、ビジネス街であり学生が行き交う街でもある。「安く、早く」ランチできるカレー屋やファストフード店が多く、おいしいと有名なうどん屋には行列ができている。1,000円を軽く超えるハンバーガーは、この街では高級品だ。興味津々の青年を私が少しだけ後押しすると思い切ったように店に入っていった。

ジュワッっととろけるハンバーグに一目惚れ

昨今のハンバーガーブームは、今までより高価格で提供に時間がかかる店が牽引している。 大行列が絶えない日本初上陸系、大型チェーン店の高価格帯の店などがメディアで注目を集めている。そんなリッチなハンバーガーを提供する「バーガーズカフェ グリルフクヨシ」の魅力は「ハンバーグレストランがはじめたハンバーガー店 」だ。オーナーの河野恭寛さんの知人が経営している「グリル フクヨシ」は、神奈川県相模原に店を構えるハンバーグの専門店。河野さんがお店に食べに行った際、「こんなおいしいハンバーグが食べられるお店がもっとあったらいいのに。都内でもひろめたい!」と惚れ込んだのが、ムースのような舌触りの「とろけるハンバーグ」だった。ハンバーガーに形を変えてこの店ができた のだ。

気分で楽しめるトッピングは、無限の組み合わせ

主に宮崎牛を使う黒毛和牛100%のパティには、つなぎを一切使わない。加えるのはシンプルにローストされた玉ネギのみ。これがモモ肉の脂と混じるとふんわりとした食感が生まれる。野菜の産地は季節によって異なるが、主に都内近郊で栽培された採れたて野菜を毎朝仕入れている。 150グラムもあるパティに負けない存在感を放っている。

そのふたつを包み込むバンズはほんのり甘く、肉脂の甘さを引き立てるのに相性がよい。店の一番人気メニューは「アボガドクワトロバーガ ー」 1,430円。チェダー、マスカルポーネ、エメンタール、グリエールの4種がブレンドされたクワトロチーズがパティにたっぷりと絡まっている。

トッピングメニューは約30種類で、中にはルッコラやキャビア、ズワイガニなどの珍しいものもたくさんあり、オーダーメイドで自分好みの大人のハンバーガーを作ることもできる。

リッチなバーガーショップならではのメニューも魅惑的だ。パティからたちこめる湯気と共にふわぁ~っと香る「黒トリュフのホワイトワインバーガ ー」1,880円。 注文するのに少し勇気がいるが、ジューシーで甘みのある肉だから、トリュフがよく合う。ソースからもほんのりワインの風味が漂い、このバーガーを頂く時は、身体が自然とアルコールを欲していた。

セットでいただけるドリンクは、健康志向に嬉しいスムージー。小松菜やトマト、バナナといった野菜、果物の中から、自分でチョイスが可能。なかでもグレープフルーツ&りんごのスムージーは口元がさっぱりして後味がよく、フルーツのみを使っていて飲みやすいのでおすすめだ。

オーナーのコミュニケーション力から生まれた店作り

味を進化させる秘訣は、河野さんの行動力だ。「フクヨシのバーガーは店頭販売だけでなく、最近、デリバリーをはじめました。 私が直接お客様にお届けしています!」そう語る河野さんは、配達先でお客の声を一つ一つ集めている。レジに立っているときも、配達でもお客との会話にヒントがあるから大切にする。お客だけではない。肉の卸業者も、契約農家も、現地まで出向き、自分の舌で確かめたものを直接交渉して契約してもらえるようになった。 すべてオーナーのネットワークでつくりあげてきた姿勢は、ハンバーガーショップでありながら、有名フレンチのオーナーシェフのような味作り、メニュー作りなのだ。

あの青年の席にも、ハンバーガーが運ばれていた。贅沢なバーガーの迫力に、自然と笑みがこぼれている。店員と会話をしながらチョイスしたのだろうか。納得の表情だった。30種類もトッピングがあるので、一人ひとりオリジナルのバーガーができる特別感で、胃袋だけでなく心も満たされる。

思えば銀座の高級なお寿司屋さんだって、ルーツは江戸時代の屋台の立ち食いでパパっと食べられるファストフードだった。ハンバーガーはこの先どこへ行くのだろうか。ふと浮かんだのは鉄板焼きだ。カウンター越しに会話をしながら、好きな量・焼き加減でパティを焼いてくれる。トッピングや付け合わせの野菜もバリエーションが豊富で、アルコールとマリアージュも…。おかかえシェフが作ってくれる、自分だけの高級バーガーを楽しむスタイルもステキだろう。
(取材・文/植木祐梨子)

<メニュー>
アボガドクワトロバーガー/1,430円
黒トリュフのホワイトワインソースバーガー/1,880円
グレープフルーツとりんごのスムージー/500円
※価格全て税込

<デリバリー>
営業時間 通常営業と同日時
配達区域 店舗から2~3km圏内
1,500円以上から受付、送料300円。3,000円以上~送料無料


BURGERS CAFE

住所
〒101-0064 東京都千代田区猿楽町1-3-4 島崎ビル1F
電話番号
050-3463-2426
営業時間
月~日 ランチ:11:00~15:00 月~土 ディナー:15:00~22:00(L.O.21:00) 日・祝日 ディナー:15:00~21:00(L.O.20:00)
定休日
ぐるなび
https://r.gnavi.co.jp/d6p1dhpx0000/

上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。

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