料理が好きで、小麦粉料理のレパートリーが増えてくると、「次は本格的なピッツァも作ってみたい…」という好奇心が芽生えてきたりする。でも、生地の作り方、発酵のタイミング、焼き加減など、難しいポイントが多そう…そんな不安から、なかなかピッツァ作りに手が出せないという方のために、今回は有名店シェフ直伝の家庭でできて見た目もおしゃれなピッツァのレシピをご紹介。
好みの具材でアレンジもしやすく、基本のポイントさえ押さえておけばバリエーションを広げることも可能。テーブルが一気に華やかになるだけでなく、分けやすく食べやすいピッツァは、お招きパーティーなどでも活躍してくれること間違いなしだ。
サクッ、ふわっ、モチッ!3つの食感が楽しい「揚げピッツァ」
ナポリピザ職人世界一に輝いた名古屋の「トラットリアチェザリ」の牧島昭成シェフにご紹介いただいたのはピッツァの元祖といわれている揚げピッツァ「モンタナーラ」だ。
一旦、素揚げにしたピッツァ生地をオーブントースターで焼くレシピなのでピッツァ窯や大きなオーブンは必要なし。今回ご紹介いただいたレシピは生地から作ることができる本格仕様だが、市販のピッツァ生地を使用することも可能なので、気軽にチャレンジしてみたい。
食感を良くするポイントは、高温で一気に揚げてふくらませ、軽さをだすこと。また、素揚げした生地はとても焦げやすいので、オーブントースターで焼く時は「チーズが焦げる程度」で取り出すようにしよう。レシピページで紹介しているとおり、ミニサイズをたくさん作ればおつまみにもピッタリだ。
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ブラックオリーヴが香るオトナ向けピッツァはワインパーティーにもオススメ
『ミシュランガイド東京2016』で一つ星を獲得しているフレンチ『フロリレージュ』の川手寛康シェフにご紹介いただいたのは、「ピサラディエール」のレシピ。主にチーズの乗っていないピザのことを指し、南フランスではビストロやカフェなどの軽食メニューとして親しまれているそう。
上に乗せている具材は、ブラックオリーヴ、アンチョビ、オニオンキャラメル(玉ねぎを飴色になるまで炒めておく)など、風味豊かな食材ばかり。生地の発酵具合がおいしさのキモになるとのことで、発酵時間は短縮せず、かならず1時間確保してほしい。
今回紹介しているレシピのように、一人分ずつ作ることはもちろん、大きめのオーブンがあれば材料を倍量にしてビッグサイズで作っても、ホームパーティーなどで喜ばれそう。一枚あるだけでテーブルの雰囲気が一気にレベルアップ、SNSなどでついつい見せびらかしたくなるピッツァだ。
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【記事提供元】
プロから学ぶ簡単家庭料理「シェフごはん」
「モンタナーラ」レシピ
「ピサラディエール」レシピ
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