まさに餃子好きの天国! 水道橋『藤井屋』の全部盛り餃子の味とコスパが最強すぎる

餃子で巡る世界の旅in東京 #05

2016年07月29日
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まさに餃子好きの天国! 水道橋『藤井屋』の全部盛り餃子の味とコスパが最強すぎる
Summary
1.水道橋駅から徒歩2分! 『餃子専門店 藤井屋』の絶品焼き餃子
2.4種類の餃子が味わえる「全品の盛り合わせ」がおすすめ
3.プロレスラーや海外アーティストも御用達!? 店長の餃子愛にも心打たれる!

どうも、料理芸人・クック井上。です!
僕の一番好きな食べ物ですか? 迷わず「餃子」です! 無人島に何か一つ持っていくなら何かって? 食い気味で「餃子」です!! 今まで食べた餃子は2~3万個、昨年焼いた餃子が約5千個。僕に何かあったら、棺には花ではなく餃子を入れて下さい。と、それほど餃子を溺愛している僕がお送りするこのコラム【餃子で巡る世界の旅in東京】は、東京で出会える「世界の餃子」を食べながら、色んな国を旅しちゃおうっていう企画です。今回は、僕がオススメする日本の焼き餃子店へGO!

■全品盛り餃子が迫力満点 日本の焼き餃子『餃子専門店 藤井屋』

やってきたのは水道橋駅。東京ドームや後楽園ホールがあるので、野球やコンサート、プロレス観戦などで降りた事がある方も多いのではないでしょうか? 今回はそんな水道橋駅から徒歩2分、『餃子専門店 藤井屋』をご紹介します。餃子専門店だけあって、餃子の種類が豊富。ここに来たら、絶対に注文すべきメニューは、餃子「全品の盛り合わせ」。

ワンプレートに、左から海老ニラ餃子、元祖餃子、パリパリ餃子、黒豚餃子の4種類が盛られています。ド迫力! これ見たら、どれから食べようか迷うでしょ? 僕はいつも「パリパリ餃子」からと決めています。だって、いち早く皮のパリパリ感を味わいたいから。じゃ早速、右手にビール、左手は腰に置いて、パリパリ餃子GO!

パリっ! うひょー、なんだーこのパリパリ感はー!!

ちょっとー! カメラマンさん、いま聞きました!? 

まじで「効果音かっ!」ってツッコミたくなるほどの“パリっ!”ですよ。で、“パリっ!”の次は “グビっ!”でしょー! このパリパリにはグビグビが止まらない、ビールが進むー!

『藤井屋』の餃子の皮には、小麦粉以外にコーンの粉末が入っていて、それによって皮の味・風味・色合いがよくなるんですって。そしてその皮を、ワンタンの皮よりもさらに薄く伸ばして巻いて焼くことでこの“パリっ!”を実現してるんですって。ふむふむ、「コーンの粉末使用」×「ワンタンの皮よりも薄く伸ばす」が、パリパリ餃子の秘訣か…メモメモ。ってか、この餃子、いつまでパリパリだよ! 普通、時間が経ったらシナシナっとしてくるけど、これは結構冷めてからもパリパリ。そりゃテイクアウトでも大人気なわけだわ。

家に買って帰ってパリパリパーリーだぁ!

そろそろ皮の話は置いといて、餡の話。餡の割合は「野菜5:肉5」。国産野菜のキャベツ・ニラ・玉ネギなどで、ニンニクは不使用。そもそも、本場中国では、餃子にニンニクを使わないんですよね。その代わり、『藤井屋』の餃子は、ショウガをガッツリ投入! ニンニク入りだと次の日が気になって食べられないって方も多いと思うのですが、『藤井屋』の餃子なら、夜にデートがあるOLさんもこれから営業だっていうサラリーマンの皆さんも、ランチで気軽にパクつけちゃいますね。

ちなみに僕がお気に入りの酢醤油は、酢7:醤油3。酢多めの酢醤油にラー油をたっぷりと加えて、ちょいピリ辛に仕上げます。『藤井屋』はラー油が自家製なんだけど、これがめっちゃいい香りで食欲をそそる! ドサクサに紛れて「これ自家製ですよね。もしよかったら作り方を教えてくれませんか」と店長の藤井剛さんに聞いたところ、「教えて…」くらいのところで「秘密だよっ!」って。めっちゃ食い気味で。ラー油だけに、甘くはなかったか…。

で、パリパリ餃子のお次は、「元祖餃子」をパクっといきます。普通の餃子屋なら、この餃子を「パリパリ餃子」と名付けてもよいくらいに焼き面がパリパリしてるんですけど、皮の厚さはでも「パリパリ餃子」の倍くらいはあるかな。“皮がモチモチ”っていうよりは、トルティーヤのようなしっかりした歯ごたえ。この歯ごたえ&噛みごたえがいい! コーンの粉末が入っているからでしょうね。

キャベツが多いサッパリした餡に、しっかり目の皮がよく合います。餡はさっぱり、皮はしっかり! 王道&ストロングスタイルの美味しさ、ここにありです。

さぁ、「元祖餃子」のお次は、形がほぼ同じの「黒豚餃子」ですよ。パッと見、「元祖餃子」と同じに思うかもしれないけど、箸で持ち上げると、“でけぇー!”と驚きます。重量的に、黒豚餃子1個=元祖餃子2個分。形は同じなのに、重さもデカさも違う。で、味は?味の違いを確かめるべく、ズシりと重いこの子をパクっとGO!

肉汁がほとばしる!甘みとうまみ、超ジューシー。肉汁ブッシャー!

凄い、肉の旨味炸裂! 「元祖餃子」の野菜さっぱりとは真逆の魅力です。餡の割合は「肉7:野菜3」らしいですが、もっと圧倒的な肉の旨味なのは、さすが黒豚ちゃん。そんなこんなで、「黒豚餃子」を食べるときは、肉の旨味に負けないように、酢醤油に黒コショウをちょいと足すのがオススメ(酢コショウでもOK)、是非お試しあれ。

最後は、「海老ニラ餃子」。これもクック井上。流の食べ方があって、酢醤油に浮かぶラー油めがけて一味唐辛子を加え、それをすくうようにして、餃子に纏わせます。

こんな感じです! でパクっといくと、それはそれはプリップリしたエビちゃんがお出まし。

餡は、エビ2:ニラ8の割合で、プリップリのエビちゃんが主役かと思いきや、ニラの存在感が抜群。ニラは、大きめにカットしているから汁が出にくく、ニラ独特の臭みがない。いやー、「パリパリ餃子」「元祖餃子」「黒豚餃子」「海老ニラ餃子」と食べてきましたが、これだけったらどれかハズレがあってもおかしくないじゃないですか? どれもアタリでホームラン。餃子の満塁ホームランやぁー! この、どの餃子食べても美味しいっていう『藤井屋』の餃子の秘密は、いったい何なんだろう…?

店長の藤井さんは、中国と日本のハーフで、生まれは中国。小学生にあがる頃から日本で生活するようになったそうです。そんな藤井さん、今でも年に数回は中国に行って、本場中国の餃子の味を確かめに行ってるんだって。中国の餃子と日本の餃子、その2つの味と魅力をうまくコラボレーションさせて誕生したのが、『餃子専門店 藤井屋』の餃子ってわけ。そりゃ、美味いわけだよね。

■どれが一番か選べない! まさに餃子天国な一皿

ここの餃子はビールにも合うけど、オンザライスがたまんないのよー。ということで、ライスとキムチを追加オーダー!

うーん!! これこれ!

酢醤油につけた餃子を、ライスの上でバウンドさせる。で、できればキムチも一緒にオンザライスして、ご飯・餃子・キムチの三位一体攻撃でお口へパクっと。すると…?

こりゃ至福の極みだわ。これ以上の組み合わせって世の中にあんの?ってくらいご飯のお供に最高! ライスは、ディナーだと1回おかわり無料で、ランチだと2回おかわり無料。いやいや、餃子だけでもボリュームたっぷりなのに、そんなに食えるかーっ! 食えるのは育ち盛りの学生か、スポーツ選手ぐらいだわ! と思ったらお店にはサインが沢山。東京ドームや後楽園ホールが近いのでプロレスラーや野球選手もよく来店するらしい。ってわけで、ライスを頬張っている時は、僕も気分はプロレスラーです。(実際はご飯一杯でお腹いっぱい。)

いやー満腹、お腹いっぱいですわ!でも不思議と満腹でも「あー、もういらない…」ってならない。それはたぶん、4種類の餃子がそれぞれ違う味わいがあって飽きなかったから。ボリューミーだけど女性でも結構みなさんペロリといっちゃう「全品の盛り合わせ」。その魅力は、個性の立った4種類の餃子の、飽きないハーモニーです。

え? 4種類の中で、どれが一番おいしかったって? 

いやいや、甲乙つけがたいわ~! もうね、散々悩んだけど、どれもキャラが際立っていて、どれがいいかなんて選べない。餃子の4股ですよ(笑)こうなったら『藤井屋』をこう名付けましょう。「餃子の天国」。あったんです、水道橋に「餃子の天国」が! 東京ドームでの野球観戦やコンサート、後楽園ホールでのプロレスやボクシング観戦の際は、餃子の天国『藤井屋』で決まりやでー!

■卵を使わない餃子が生まれた理由とは? 店長の餃子愛にしびれる!

『藤井屋』の創業は12年前。藤井店長のお母さんがラーメン屋として開業したのが始まり。でもラーメン屋なのに餃子が人気ということで、10年前から餃子専門店を名乗るようになったそうです。ふむふむ。

そして8年前のこと。東京ドームで公演をした、あるドイツのオーケストラ団体が来店。そのとき、お客さんの中に卵アレルギーで餃子を食べられない方が…。“そんな人にも餃子を食べてもらいたい”という思いから、今まで使っていた卵を不使用にした餃子を開発。そして卵の代わりに、コーンの粉末を使う現在のスタイルになったというわけ。数年後、再び来店してくれたそのお客さんが感動して、SNSで発信したのを機に口コミが世界に拡散、徐々に東京ドームで公演する海外アーティストのスタッフや、外国人観光客の来店も増えるようになったんですって!

なんてハートフルな餃子ラブストーリー! 世界に店長・藤井さんの餃子愛が伝わった瞬間ですねー。藤井さん、こんなにも餃子愛に溢れた熱い方だったんですね。より一層『藤井屋』と藤井さんを好きになっちゃいました!(いや、そういう意味じゃなくて!)

こうして、本場中国の味も取り入れた日本の焼き餃子『餃子専門店 藤井屋』の旅は、大満足で幕を閉じましたとさ! たくさん食べても飽きないキャラの立った餃子たちと、溢れる餃子愛にノックアウトです。藤井さん、これからも中国と日本のハーフ&ハーフ、両国の素敵な餃子のタッグを実現させ、「餃子の天国」であり続けて下さい。

<メニュー>
・全品の盛り合わせ 960円
・生ビール 450円
・ライス 200円
・キムチ 380円
・ランチ 700円~
※価格すべて税込

編集協力:名久井梨香
撮影:吉田朱里

藤井屋 餃子専門店

住所
〒101-0061 東京都千代田区三崎町2-21-11 えびすビル1F
電話番号
03-3239-8295
営業時間
11:00~14:30、17:00~23:30
定休日
定休日 不定休
ぐるなび
https://r.gnavi.co.jp/km0mv81j0000/

上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。

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dressing編集部