世界初! ハンドドリップで淹れる日本茶がおいしすぎる、こだわりの日本茶専門店『東京茶寮』

2017年12月15日
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世界初! ハンドドリップで淹れる日本茶がおいしすぎる、こだわりの日本茶専門店『東京茶寮』
Summary
1.世界初のハンドドリップ日本茶専門店が三軒茶屋にオープン
2.25種類の中から2種類の煎茶の飲み比べ体験ができる
3.煎茶に合うこだわりのお茶菓子も用意されている

カフェで飲むスペシャルティコーヒーのように、普段のライフスタイルの中で香り高い日本茶を楽しむことができないだろうか。日本人が飲みなれた煎茶は、ワインや日本酒と同じように嗜好性が高く個性豊かな飲み物。

そんな日本茶の新しいスタイルを取り入れた日本茶専門店が密かに注目を浴びている。それが三軒茶屋に店を構える『東京茶寮』だ。

三軒茶屋といえば歴史ある昭和の街並みが息づきつつも、サードウェーブ系コーヒーなども点在する街。『東京茶寮』は茶室を思わせるミニマムな空間で、バリスタが1杯ずつハンドドリップして淹れた日本茶を味わえるだけでなく、お茶菓子と一緒に“シングルオリジン煎茶”の飲み比べも体験できる。

日本各地から仕入れた個性豊かな“シングルオリジン煎茶”

店内には、日本各地から仕入れた単一農園・単一品種の個性豊かな“シングルオリジン煎茶”を25種類取り揃えている。お茶好きにはたまらない数のラインナップだ。

元コーヒーバリスタが目の前のカウンターでハンドドリップして煎茶を提供する贅沢さ

これらのシングルオリジン茶を、目の前のカウンターでバリスタがハンドドリップで提供してくれるのが『東京茶寮』のスタイル。日本茶を淹れるのは元コーヒーバリスタで店長でもある野口三基さん。

「お茶はとても繊細で、コーヒーとはまた違った楽しみ方ができます。難しく考えることなく、まずは飲んでいただいて、その中で好きな味を見つけていただけたら嬉しいですね」(野口さん)。

同じ茶葉で三煎おいしく味わえる、シングルオリジン煎茶の飲み比べ体験

メニューは「煎茶2種飲み比べ+お茶菓子」(写真上)と「煎茶1種+お茶菓子」の2種類のみ。初めての方にはぜひ煎茶2種の飲み比べを体験していただきたい。

同メニューは、茶葉の違いだけでなくドリップするお湯の温度を一煎目から三煎目と変化させることで、同じ茶葉でも三煎おいしく味わえるメニューになっている。

茶葉は月替わりで8種類用意される中から好きな茶葉を2種類選べる。今回は野口さんがオススメする「012 ASATSUYU あさつゆ(鹿児島県)」と「023 YUMEKAORI ゆめかおり(鹿児島県)」を選んでみた。

煎茶の味は、「うまみ(アミノ酸))「渋味(カテキン)」「苦味(カフェイン)」の抽出度合いで決まる

まずは一煎目の日本茶を淹れていただく。独自に開発・デザインした日本茶専用ドリッパーを用い4gの茶葉に対して70℃の湯を静かに注ぐ。湯を注いだドリッパーの中で茶葉はじっくりほどかれ、開いていく過程で茶の成分が抽出される。

こだわりは徹底した湯温の管理。コーヒーのように茶葉を蒸らすことなく、ダイレクトに茶葉に湯を浸透させてビーカーに落とす。

一煎目:淹れたての煎茶は香り高く、甘みとうまみに加えコクが感じられる

淹れたての一煎目は香り高く、多くのアミノ酸が抽出されるため、甘みとうまみに加えコクを感じることができる。

鹿児島産の「012 あさつゆ」は、うまみが強くしっかりと太い味。また甘みも強いが、実はしっかり渋さもあり、飲みごたえたっぷり。

同じく鹿児島産「023 ゆめかおり」は、品行方正な味わいで楽しませてくれるお茶。バランスの取れた甘みと渋味のあとに鼻腔に香るフレッシュさが上品。

煎茶を淹れる器にもこだわっており、香りが滞留するワイングラスのような形状の器で提供される。

二煎目:カフェインとカテキンが多く出るので苦味と渋みが感じられ深い味わいになる

次に二煎目のお茶がマグカップで提供される。一煎目より温度を上げた80℃の湯を注ぐとカフェインとカテキンが多く出るので苦味と渋みが感じられ深い味わいになるのが特徴だ。一煎目より湯の温度が高くなることと、苦味が加わるため、飲み口の口当たりをマイルドにするマグカップで提供される。

三煎目:飲み比べの締めは玄米茶。お湯を注いだ瞬間の芳ばしい香りがたまらない

最後の三煎目は、2種類のうち好きな煎茶に玄米を加えて玄米茶で締める。玄米は香ばしさ、うまみの観点から熊本県の「にこまる玄米」品種シングルオリジンを厳選。お湯を注いだ瞬間の芳ばしい香りがたまらない。

締めの玄米茶は「012 あさつゆ」でいただく。煎茶とはまた違った味の変化を楽しむことができる。『東京茶寮』は海外の訪問者も多いというが、玄米茶の評判が一番高い。芳ばしい香りの魅力は万国共通なのだろう。

ワインや日本酒にも合う「ドライフルーツの羊羹」

セットのお茶菓子は、「ドライフルーツの羊羹」「香るおはぎ」、季節のお茶菓子として「貴腐ワインレーズン大福」の3種類から選ぶことができる。

同店イチ押しの「ドライフルーツの羊羹」は、イチジク、杏、レーズン、ピスタチオを、ナツメヤシ(デーツ)と白インゲンの餡で包んだ人気スイーツ。爽やかな酸味が心地よく後味がさっぱり。どの煎茶とも合うのでオススメだ。

三煎目まで味わって初めて完成する『東京茶寮』のお茶の形。「日本人が誇るべき煎茶を今後は海外にも広げていけたら」(野口さん)。尚、今年11月、2店舗目となる『煎茶堂東京』が東京・銀座にオープンしている。新しいスタイルの日本茶を三軒茶屋と銀座で体験してみてほしい。

【メニュー】
煎茶2種飲み比べ+お茶菓子 1,300円
※価格は税込

東京茶寮

住所
〒154-0011 東京都世田谷区上馬1-34-15
営業時間
平日 13:00〜20:00、土日祝 11:00〜20:00
定休日
月曜(祝日の場合は翌日休み)
公式サイト
http://www.tokyosaryo.jp

上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。

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南森エレナ
グルメライター/旅ライター