本場スパイスカレーに悶絶! 8人のインド人シェフによる140種以上の南インド料理を、虎ノ門で堪能

2018年06月11日
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本場スパイスカレーに悶絶! 8人のインド人シェフによる140種以上の南インド料理を、虎ノ門で堪能
Summary
1.南インドで下積み時代を共に過ごしたシェフたちによる”本場の味”が、虎ノ門で味わえる
2.どれも自信作! 都内屈指の豊富なバリエーションと完成度の高さが人気の秘訣
3.ランチタイムは、ナンやごはんだけじゃない! ドーサやポロッタ等、本場で愛される様々な主食が選べる

固い絆で結ばれたシェフたちの笑顔とおもてなしの心

南インドの都市バンガロールのレストランで長い下積み生活を共にしたシェフたち。
10代だった彼らは朝早くから夜遅くまで、皿洗い、テーブル掃除、カレーや水をサーブする毎日を過ごしてきた。厨房に入れるようになってからも鍋洗いからスタートし、野菜やスパイスの下ごしらえ。やっとの思いでセカンドシェフとなり、その後ようやく一人前のシェフとして認められる。

そんな彼らが結集し、異国の地・東京で自分たちのレストランを持つことになったシンデレラストーリー。その舞台が『NANDHINI(ナンディニ)』である。

日本に数あるインド料理店とは一線を画する『ナンディニ』は清澄白河でたちまち人気店となり、2017年4月『ナンディニ 虎ノ門店』を2店舗目としてオープンさせた。

「近代化の進むインドでは、技が効率に取って代えられつつあります。だからこそ、自分たちの手で伝統の味を届けることの意義を感じているんです。」と代表取締役のクリスタイア・ラマナイアさん(写真下・左端)は語る。
そんな想いの込められた料理は、効率よりも丁寧な調理技術とおもてなしの心が詰まっている。

▲優しい笑顔が印象的で、仲の良い雰囲気がひしひしと伝わってくるシェフの皆さん(撮影時2名は帰国中)

南インド料理のことならおまかせ!伝統の味からユニークなおつまみまで豊富なラインナップ

メニューに載っている料理の数だけでも、なんと140種類以上。これにセットメニューや週末のビュッフェ、インドのフェスティバルや地方ごとの特色を味わえるスペシャルビュッフェを含めると、メニューは膨大な数にのぼる。
「手間はかかっても、唯一無二のラインアップでインドの本場の味を伝えることが大切なんです。」と語る彼らの笑顔は、一つひとつの料理と真摯に向き合ってきた自信に溢れている。

多くのメニューの中でも、特に人気なのは「チェティナード・チキン・カレー」と「ペッパーチキンカレー」。
チェティナードはインド南部の乾燥した地域にある地方の名前だ。インド料理の中でも、使用するスパイスの量が多いため、辛みが最も強く、スパイシーな料理で有名である。

「チェティナード・チキン・カレー」(写真上)は、独自に配合したスパイスが芳醇な香りを放ち、しっかりとした辛みが後からついてくる。カレー通やスパイス好きの間でも人気の高い、南インド料理の代表作だ。

「ペッパーチキンカレー」(写真上)は、ココナッツのまろやかさと自然な甘みの中に、ブラックペッパーの香りと辛さが力強く効いている。これからの暑い季節にこそ、汗をかきながら食べたい一品だ。

日本でインド料理といえば、濃厚でこってりとしたカレーにナン、という組み合わせを連想する人も少なくない。しかしこれは、気候が寒く乾燥し、小麦が育ちやすい土壌である北インドの料理に多く見られる特徴である。
それに対し、南インドのカレーは水が豊富で稲作に適した土壌のため、主食の米に合うようにさらっとして食べやすいものが多い。

また米料理の種類も豊富で、特に朝食には味の付いたご飯が食べられることが多い。この「タマリンドライス」(写真上)もそのひとつ。タマリンドの爽やかな酸味と数種類の香り高いスパイスのミックスライスは、食欲を刺激するクセになる味わいだ。

「グントゥール・チキンドライ」(写真上)は、シェフおすすめの一品。
ココナッツの風味とトマトやタマネギのうまみが凝縮したスパイシーチキンは、ナッツの歯ごたえがアクセントとなり、あとを引くおいしさ。

お得なランチタイムもナンだけではない!ぜひお気に入りを探してみよう

人気の「ミールス」には、カレー3種とサンバル、ラッサム、ピクルス、ヨーグルト、チキンドライカレーやポリヤル(野菜炒め)、パパド(せんべい)、プーリ(揚げパン)、ライスが付いていてボリューム満点。写真はノンベジミールスだが、ベジタリアンミールスとの選択が可能。
カレーやデザート、その他付け合わせは日替わりなので、何度通っても飽きがこない。

撮影当日のカレーは「チェティナード・チキン・カレー」(写真上・中央)と「ダル・カレー」(同・右)。辛さはMILDからVERY HOTまで4段階で調整してくれる。付け合わせは「チキンドライ」(同・左)。

ラッサム(写真上・左から二番目)とサンバル(同・中央)はお代わりが一回無料。この日のデザートは「麦の粗挽き入りタピオカ」(同・右から二番目)でプチプチとした食感が楽しく、ほっとする甘さ。ヨーグルト(同・右端)はカレーとあわせて食べると辛さがマイルドになる。

皿からはみ出るほど大きな「マサラ・ドーサ」(写真上)には、サンバル(豆と野菜のスープカレー)とチャットニ(スパイスや野菜などをペーストにしたソース)が付く。

ドーサとは豆と水を吸わせたお米をすりつぶし、発酵させた生地をクレープ状に薄くパリパリに焼いたもの。その中にスパイスで炒めたジャガイモが包まれている。

ランチのセットメニューには、ナンやライスの他にも「ポロッタ」(渦巻き状の生地を鉄板で焼いたもの。食感はクロワッサンに近い。)「イドリー」(米で蒸したパン)、「ワダ」(豆をペースト状にしてスパイスを混ぜ、揚げたもの。インドでは軽食として食べられる)など、多くの選択肢がある。
メニューにはわかりやすいようたくさんの写真と簡単な解説があり、シェフたちの優しい人柄と心遣いが溢れている。

明るく清潔な店内はビジネス街のサラリーマンや女性客だけでなく、本場の味を求めるインド人で賑わっている。オフィスパーティのケータリング、貸切、バースデーパーティ、イベントへの出店、ベジタリアンフードなどの相談や予約も随時受付け可能だ。

また、日本ではあまり見かけないインドのスイーツを不定期で販売するなど、料理への情熱と挑戦し続ける姿勢はとどまることを知らず、多くのファンを生み出している。

家族のような強い絆で結ばれた彼らの物語はまだ夢の途中。ますます進化を遂げそうな『ナンディニ』から目が離せない。

撮影:榊 智朗


【メニュー】
ペッパーチキンカレー 1,200円
チェティナード・チキン・カレー 1,300円
タマリンドライス 1,000円
グントゥール・チキンドライ 1,000円
ランチセット
ミールス 1,300円
マサラ・ドーサ 950円
※価格はすべて税込

NANDHINI(ナンディニ)虎ノ門店

住所
〒105-0003 東京都港区西新橋2-22-1 ル・グラシエルBLDG4 1階
電話番号
03-6809-2748
営業時間
ランチ 11:00~15:00(L.O.14:30)、ディナー 17:30~22:30(L.O.22:00) /土・日・祝 ランチ 11:00~15:00(L.O.15:00)、ディナー 17:30~22:30(L.O.22:00)
定休日
無し
ぐるなび
https://r.gnavi.co.jp/c3y2dxev0000/
公式サイト
http://www.nandhini.jp/

上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。

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