日本初上陸『オリヴィエアンドコー』は、フランス発“本物”のオリーブオイル全種試食可!の専門店【銀座】

2018年09月11日
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日本初上陸『オリヴィエアンドコー』は、フランス発“本物”のオリーブオイル全種試食可!の専門店【銀座】
Summary
1.フランス発のトップオリーブオイルブランドが日本初上陸!
2.その年にしか味わえない、一期一会のオリーブオイルがずらり
3.料理に使っている商品をその場で購入できる“グローサラント型”の店

一流シェフも認める屈指のオリーブオイルブランド

2018年1月25日、東京・銀座にお目見えしたオリーブオイル専門ショップ『OLIVIERS&CO(オリヴィエアンドコー)』。ここはフランス発の最高級オリーブオイルをはじめ、バルサミコ酢やヴィネガー、トリュフを使ったオイルやソルトなど、食卓を彩る調味料を取り揃える専門店だ。

天井まで届く壁面に、洗練されたデザインのボトルがずらりと並ぶ様は、まるでミュージアムのよう! 豊富なバリエーションから好みの調味料を選ぶ楽しみを提案する。

『オリヴィエアンドコー』は、1998年にフランス・パリで誕生。国内で30店を展開するほか、世界15カ国70店以上を構える。フランスでは星付きレストランの一流シェフも愛用する、オリーブオイルのトップブランドだ。

そんなトップシェフお墨付きのブランドの専門店が、日本初出店。プロも認めるその味の秘密と、日本店ならではの取り組みについて見ていこう。

最高品質のオリーブオイルを目指して……

『オリヴィエアンドコー』のオリーブオイルは、毎年収穫畑が変わるため、その年だけの味わいを楽しめるのが特徴。原料のオリーブは、フランスだけでなくイタリア、スペイン、クロアチア、ポルトガルと、地中海各国の110社もの著名生産者と契約し、毎年搾りたてのオリーブオイルを取り寄せる。それらは、フランスのトップオリーブオイルソムリエのエリック・ヴェルディエさんがテイスティング。なんと300~500種ものから、30種まで絞り込んだオリーブオイルだけが商品化されるのだ。

「その年のすばらしい品質を選りすぐるため、まさに一期一会のオリーブオイル。生産年で味わいが変わる、まるでワインのような楽しみ方ができます。オリーブオイルは10~12月に搾油され、フランスの店頭には翌年の1月頃並びます。日本で新作を味わえるのはその2~3カ月後で、早くて3~4月ですね」と店長の中村萌さんは言う。

日本店限定100mlのプティサイズが人気

原料から製造まで完全なトレーサビリティー(生産過程の追跡可能性)を実現したオリーブオイル。ショップでは、15種のエクストラバージンオリーブオイル(以下、EXVオリーブオイル)を用意する。それぞれフルーティ、フローラル、グラッシー、ストロングと4つのテイストから、好みの味わいを探すことができる。

また、レモンやバジルなどの素材とオリーブを一緒に圧搾し、香りをつけたアロマティックオイルは約13種。たとえばバジルなら、フレッシュバジルの代わりにカプレーゼに使うなど、その香りを活かした楽しみ方ができる。
EXVオリーブオイルは250mlからボトルで提供するが、日本のみ100mlサイズがある。ちょっと試してみたいという日本人らしいニーズにぴったりだ。

オリーブオイルの使い方も学べる場!

「種類が多すぎて選べない…」という人にも安心。オリーブオイルは全種類テイスティングが可能なほか、商品を熟知したスタッフが味わいや特徴から使い方までをていねいに説明してくれる。

また1日1~2種類はフードペアリングの提案も実施。取材時はトマトパウダー、オリーブオイルを混ぜたクリームチーズをのせたバゲット、ガーリックヴィネガーとEXVオリーブオイルで和えたタブレを紹介。

「フルーティーな味わいがあるEXVオリーブオイルとタブレを和えるだけで、爽やかな味わいに仕上がります。普段オリーブオイルをどう使っていいかわからないという方に、フードペアリングでその汎用性の高さをご提案していきたいですね」と中村さん。

家でも応用できる料理をランチで味わう!

店内奥に用意したイートインスペースでは、日替りランチやカフェ利用が可能。ワンプレートランチは家でも作れる料理をベースに、調味はシンプルに。卓上に揃えるEXVオリーブオイルやアロマティックオイル、バルサミコ酢などを好みでかけることで、味の広がりを楽しむ提案を行う。

取材時のランチは「サルティンボッカ トマトとモッツァレラのバジルソース」(写真上)で、サラダ、冷製とうもろこしのスープ、バゲット&ライ麦パン付き。サルティンボッカにはレモンを皮ごと圧搾したアロマティックオイルが、生ハムの塩気をまろやかにしてくれる。

バゲットにはフローラルなフランス産「シャトー ド パニス」や、バターのような濃厚さをもつクロアチア産「アグロラグーナ」などがおすすめだ。

料理を担当するのは、イタリアン出身でフードコーディネーターの田口佐知子さん。
「マイルドな味わいのEXVオリーブオイルは、豆腐や白身魚、みそ汁などと、味の強いオイルは肉や島豆腐などと合わせることができます。おうちで真似できそうな料理をランチで提供することで、もっとオリーブオイルを身近に感じていただければ」と話す。

ジェラートにもオリーブオイルが合う!?

ランチ後のカフェタイムには「ジェラートセット コーヒーor紅茶」(写真上)や「タルティーヌ3種セット 白ワインor赤ワイン」などの軽食も用意。
濃厚なミルクジェラートにおすすめのEXVオリーブオイルは、イタリア・シチリア産「オレイフィーチョ ジェラーチ」。抹茶のような深い緑の味わいを持つオイルが、甘みのあるジェラートを爽やかに変えてくれる。

ギフトボックスで心を届ける

最高品質のオリーブオイルは、贈り物としても喜ばれること間違いなし。ギフトボックスは内容に合わせてボックスの形状、素材が選べ、予算や好みに応じたオンリーワンのプレゼントを組み立てられる。内容は、スタッフがお客の要望や、贈る人の嗜好を聞きながら心を込めたギフトセットを、一緒につくりあげてくれる。

オリーブオイル文化を日本に根づかせたい!

「健康志向の高まりから、オリーブオイルに注目が集まっています。一方で炒めるときの油として、サラダの仕上げとしてなど以外、使い方がわからないという方も。そうした方々に、オリーブオイルはこんなに多様で汎用性が高いことをご紹介し、日本でのオリーブオイル文化を根づかせたいと考えています」と中村さん(写真右)。

「オリーブオイルの味わいを知れば、自分の好きな使い方を発見できると思います。日常的に摂取するための使い方は、いつでもご相談いただければ」と田口さん(写真左)は言う。

今後はイベントも企画!

店内で食べた商品をその場で購入できる「グローサラント型店舗」で、オリーブオイルを日常に取り入れてもらうことを目指す『オリヴィエアンドコー』。今後はより幅広いフードペアリングを提案していくほか、イベントなども企画していく予定だ。

【メニュー】
ランチ 1,200円
ジェラートセット コーヒーor紅茶 800円
タルティーヌ3種セット 白ワインor赤ワイン 1,000円
※価格はすべて税別

OLIVIERS&CO GINZA(オリヴィエアンドコー 銀座)

住所
〒104-0061 東京都中央区銀座1-3-3 G1ビル1F
電話番号
03-6263-2951
営業時間
11:00~21:00(L.O.20:30)(ランチ11:00~14:00、カフェ14:00~17:00、ディナー17:00~21:00)
定休日
不定休
公式サイト
https://oliviersandco.jp

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。