女性シェフの”シビれる料理”でワインが進む! 大阪・京橋のフレンチビストロ『レストラン ブラン』

2018年11月13日
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女性シェフの”シビれる料理”でワインが進む! 大阪・京橋のフレンチビストロ『レストラン ブラン』
Summary
1.カジュアルな雰囲気で、リーズナブルにワインとアテを楽しめるフレンチレストラン
2.料理人は、名店『ラ・トォルトゥーガ』や本場フランスで腕を磨いた経歴の持ち主
3.まろやかなレバーのうまみがたまらない「パテ」や、トロトロの「仔羊の煮込み」は必食!

ぐびぐびワインが進むフレンチのお店

JR大阪環状線と京阪電車、Osaka Metro(オオサカメトロ)の3線が利用できる京橋駅は、1日の乗降客数が約50万人にもおよび、大阪の東の玄関口とも言える存在。

その入口の一つである京阪電車の高架下は、安くてうまい! をモットーとするような居酒屋をはじめ、和洋中さまざまなジャンルの飲食店がひしめき合い、粋なオトナたちが夜な夜な集ってハシゴをするグルメストリートとなっている。

今回、訪れたのはその中の一軒、2017年6月にリオープンした『RESTAURANT Blanc(レストラン ブラン)』である。リオープンと言うのは、さかのぼること約21年前、オーナーの宮本幹子さんが、現在と同じ場所・同じ店名でカジュアルなフレンチレストランを営んでいたため。

その後、宮本さんは2軒目としてフレンチでも使用するウズラやハトを使用した焼鳥店『うずら屋』を展開。ここ12年間は『ブラン』という名はそのままに別のシェフがスペインバルを営み人気を博していたが、昨年、宮本さんがカムバックして「ワインがすすむ料理の店」として再スタートを切ることとなった。

フランスワインを中心にラインナップするワインはグラスで600円~、ボトルは3,500円~とリーズナブル。料理は、おつまみ、前菜、主菜、デザートの、バリエーション豊かなアラカルトが、季節の移ろいに合わせて用意されている。

「ハシゴの〆としてのワインとおつまみをちょっと楽しみたい時、しっかりと食事をしたい時、ワインを一杯だけひっかけて帰りたい時…。色んなシチュエーションで楽しんでもらえるお店にしたいですね」と宮本さんは語る。

フレンチの名店やフランスで修業した女性シェフが腕を振るう

料理を担当するのは栗栖ちひろさん(写真上・左)。宮本さん(同・右)とは15年前からの旧知の仲だ。大阪・北浜に構える人気ビストロ『ラ・トォルトゥーガ』で約10年間腕を磨き、その後は本場フランスで修業。帰国後はホテルで経験を積んだシェフである。

「彼女の料理の感覚が好きで、『ブラン』の料理人にとお願いしました。徐々に彼女の色が濃く出る店にしていきたいですね」と宮本さん。そんな彼女のアイデアが光る料理を、さっそく紹介していこう。

カジュアルに楽しめるフランスの家庭料理がズラリ

まず、前菜のおすすめは「パクチーとグレープフルーツ・鶏ハム」(写真上)。鶏ハムはマリネしたのち、じっくりと火入れした自家製のハムで、驚くほどしっとりとしていて柔らかな食感がたまらない。

「パクチー爆弾です」と笑う栗栖さんの言葉通り、パクチーは山のようにこんもり。鶏ハムとたっぷりのパクチーを一緒に口に運ぶと、ちょっと癖のあるパクチーがほどよいアクセントになって、やみつきになるおいしさ! 白ワインビネガー入りのドレッシングを和えているので、あと味はさっぱりだ。

こちら(写真上)は「ジロールのオムレツ」で、フランスの家庭料理の定番。

ジロールとは日本名であんず茸とも呼ばれているキノコのこと。日本での知名度は低いものの、フランス料理ではとっても身近な食材として知られる。

ふわふわ、とろとろのオムレツの食感、ジロールの甘酸っぱい香り、ほどよい歯ごたえを、楽しんでほしい。

続いて「パテ ド カンパーニュ」(写真上)は、栗栖さんが『ラ・トォルトゥーガ』のレシピをベースにアレンジしたもの。

一般的なパテに比べて、鶏レバーを多めに使用しているのがポイント。まろやかなレバー独特の味わい、ねっとりとした食感はこれぞパテ! という印象だ。豚肉の脂身の食感も楽しく、じんわりとうまみが口の中に広がり、ワインを飲まずにはいられない。

最後は「クスクスと仔羊の煮込み」(写真上)。トマトやブイヨンから出るうまみを活かして、水を使わずに2時間煮込んだ仔羊は、スプーンでスッと切れる柔らかさ。大根やニンジンなど季節の野菜にも味が染みていて、野菜の持ち味を十分に楽しむことができる。そのまま食べてももちろんおいしいが、添えられるチュニジア産唐辛子をたっぷりと絡めて、辛みを加えて食べてもまた美味だ。

そんな同店オーナーの宮本さんの名刺に書かれた肩書きは、オーナーでも店長でもなく「飲み手」! 「私もお客様と一緒に楽しむことが多々あります。おいしいアテと一緒にワインをがぶがぶと楽しんでほしいですね」と語る。ちなみに同店は、火曜から金曜は16時から、土曜はお昼の12時からオープン。ちょっと早目の一杯や昼酒を楽しむのにぴったりの『ブラン』。ワインとアテと楽しい会話に、ついつい長居してしまう。

【メニュー】
パクチーとグレープフルーツ・鶏ハム 700円
ジロール(あんず茸)のオムレツ 850円
パテ ド カンパーニュ 800円
クスクスと仔羊の煮込み 1,800円
北海道村上農園ポテトフライ 400円
滋賀サカエヤの近江牛のステーキ 100g 2,700円~
※価格は税別

RESTAURANT Blanc(レストラン ブラン)

住所
〒534-0024 大阪府大阪市都島区東野田町3-6-11
電話番号
06-6353-9001
営業時間
火~金 16:00~23:00(L.O.)、土 12:00~22:30(L.O.)
定休日
日曜・月曜

上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。