自慢の味噌だれで味わう極上「国産肉」が次々に! お酒NG、ご飯でいただく焼肉コースのみの会員制焼肉店

2018年11月27日
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自慢の味噌だれで味わう極上「国産肉」が次々に! お酒NG、ご飯でいただく焼肉コースのみの会員制焼肉店
Summary
1.自慢の味噌だれで味わう、フルコースのみの会員制焼肉店
2.イチボやクラシタなど希少部位も次々に!
3.かまど炊きのこだわりご飯は各卓におひつで提供、食べ放題!

幼いころに一番のご馳走だった焼肉を追い求めて!

子どもの頃の一番のご馳走は? と尋ねたら、多くの人から「焼肉」という答えが返ってくるのではないだろうか。網を家族で囲んで、肉がジュージューと焼けるのを待つあのワクワク感。えもいわれぬ香りに、ほうばった時のジューシーさ。そして、白いご飯と合わせた時の絶妙なハーモニー…。そんな幸せな記憶と味わいを追い求めた会員制の焼肉店が、9月26日、グルメの競合がひしめく大阪・福島にオープンした。

ドアを開くと広がっているのは、木目を多用した、明るく心地いい空間だ。トレンドの苔アートや盆栽の緑が、さりげないアクセントとなっている。

メインとなるテーブル席、掘りごたつの座敷席のほか、奥に6名まで利用できる個室を2つ備えているので、家族や友人同士はもちろん、接待などにもぴったり。各テーブルの上には大きなダクトがあり、衣服に匂いがつきにくいのもうれしい。

厳選を重ねた松阪牛、国産牛を特製味噌だれで味わうフルコース

こちらのお店、『三代目 脇彦商店 本店』をプロデュースするのは、三重県松阪市の老舗肉店……ではなく、なんと(!)老舗醸造酢メーカーの三代目。実は初代社長がかつて、自家製味噌を作って取引先やお世話になっている方々に配っていたのだとか。

幼いころから、その味噌で焼肉を食べていたという三代目は、当時のおいしかった記憶が忘れられず、「あの味を再現したい!」と思い立ち、二代目である母の協力を経て、思い出の味噌づくりに挑戦。ついに、当時の味に限りなく近い黒味噌だれの開発に成功した。しかもそれに飽き足らず、独自に白味噌だれも開発。さらに、地元・三重県松阪市の一大ブランド、松阪牛をはじめ、上質な国産牛の産地直送ルートを開拓し、ブロック買いをすることでコストダウンにも成功した。

さらに、こちらの店で特筆すべきは、ビールと相性抜群な焼肉店にあって、“禁酒・禁煙!”という思い切ったスタイル。実はこちらもオーナーの強いこだわりで、「幼いころに食した際の、ご飯とお肉の幸せなハーモニーを満喫して欲しい」「厳選を重ねた松阪牛や国産牛のおいしさを、お酒のアテとしてではなく、最後までしっかりと味わってほしい」との想いから。

だからこそご飯のおいしさも追求しており、お米は、全国からその季節においしいものを厳選。それを巨大なかまどで炊き、テーブルには香りのいい木製のおひつでサーブ。なくなったら何度でもお代わりし放題で味わえる。しかもお茶碗は、お茶席などで使う抹茶椀のアンティークを用意。各テーブルで全てデザインが異なる趣向も楽しい。

料理長を務めるのは、松本龍彦さん。洋食で5年、和食で10年以上腕を振るい、料理長を務めた経験を持つ。さらに就任前には、大阪・桃谷の焼肉の名店『やきにく 萬野』で肉の切り方から目利きまでを学んで腕を磨いたという。

こちらでは、そんな松本さん自らが手切りするお肉を「会席のように彩り豊かに楽しめるように」と考案した、国産牛メインの6,000円コース「結び」と、松阪牛と国産牛がメインの8,000円コース「響」の2種類のフルコースで味わうことができる。

箱の中には、希少部位も揃う、アートのように美味なる肉たち

今回は両コース共通のメニューから一部を紹介しよう。まず最初に運ばれてくるのは、大きな木製の箱(写真下)。

蓋を開けば、ドライアイスのスモークと共に、アートのように色鮮やかな、トロタン、コウネ、ハラミ、小腸がお目見えする(部位は日替わり)。肉にはそれぞれ、白黒の名札がつけられており、黒いものが黒味噌だれ、白いものが白味噌だれで味わうのがおすすめという印しだ。

早速練炭に乗せ、炭火で焼いて味わってみると、脇から胸にかけての希少部位で、一頭からわずかしかとれないというコウネは、プリプリとした食感が心地よく、ほの甘いサシと、りんごのコンフィチュールがベースになった、フルーティな白味噌との調和が絶品。

ハラミはその厚い身を噛むほどにうまみが染み出し、八丁味噌がベースになった、コクがあって甘く、けれども辛さが残る黒味噌だれの風味が、そのうまみを何倍にも引き立ててくれる。

一方、あらかじめ西京味噌に漬け込まれた小腸には、黒味噌をちょっぴりつけて。とろけるような口溶けと、黒味噌だれの、あとを引くほの辛さのバランスが絶妙だ。

舌の根本の厚いところだけを使うというトロタンは、サクサクとした歯ごたえが楽しく、白味噌もいいが、別途用意されるネギ塩昆布を巻いて、さっぱりと味わうのもオツ…。

とにかくいずれも印象に残る、個性豊かな曲者ぞろいで、「確かに、酔って味わうのはもったいないかも…」と思わされる極上のラインナップ。もちろん、白飯も進むこと請け合いだ。

続いてやってきたのは、低温調理でじっくり火を通したユッケ(写真上)。ローストビーフのようなスモーキーで濃い風味が、下味につけた昆布締めと、かつおだしのジュレにやさしく引き立てられる。そこに卵黄のまろやかさと甘だれが加わり、これまたご飯を呼ぶひと品。

ちなみにこちら、アルコールメニューはないが、日替わりでお茶が2種用意されており、お好みで1種を選んで飲み放題で楽しめる。この日はプーアル茶と緑茶が揃っていて、どちらも肉や味噌の風味をリセットしてくれるさっぱりとした味わいだ。

次に登場したのは、再び箱に入ってやってくる、松阪牛のランプ(写真上/部位は日により変更あり。6,000円のコースでは黒毛和牛を使用)。塊肉をスタッフが目の前で焼き上げて、いったん持ち帰りカットして、再びお目見えする。

その上にかかっているのはすきやき風の甘だれで、添えられているのは、自家製タルタルソースとわさび。食感は驚くほどやわらかく、赤身の肉々しいおいしさを、ソースやタルタルがそれぞれ異なる味わいへと導いてくれるのが楽しい。

なお、2箱目にはこのほか、5種の焼き野菜と日替わりでイチボやハネシタも登場。さらに〆として、スライスしたロース肉と焼きおにぎりのだし茶漬け、季節のアイスクリームもやってくる満足感の高い内容になっている。ゲストにはうれしい希少部位のオンパレードが、会員制にせざるを得ない理由だろう。

現在こちらの店ではオープン記念として、来年3月末までに訪れた人には会員証を発行してくれるので、気になった方は早めに予約しない手はない。ただし、すでに年内は予約で満席なのでご注意を。プレミアム会員だけが読める「続き」部分には、電話番号を含めて詳細が表示されるので、どうぞこのチャンスをお見逃しなく!

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森一起
ライター/作詞家/ミュージシャン