多彩な食感がたのしめる「モンブラン」が大人気!『パティスリーモデスト』【調布・国領】

2018年12月20日
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多彩な食感がたのしめる「モンブラン」が大人気!『パティスリーモデスト』【調布・国領】
Summary
1.東京・千石の超人気パティスリー『トレカルム』をはじめ、都内屈指のケーキ店やチョコレート専門店で経験を積んだシェフパティシエが独立
2.看板メニューのモンブラン他、クラシカルなようでいてスタイリッシュで個性的なケーキや焼き菓子がそろう
3.味の組み合わせが絶妙な季節限定スイーツも必食

東京都・調布市の閑静な住宅街に登場したスタイリッシュなスイーツ店

近所においしいケーキ屋があると、それだけで日常がうるおうから不思議だ。おいしいケーキ片手に笑顔で店から出てくる人を見かけるとこちらまで幸せな気持ちになるし、散歩中に焼きたての香りが鼻先をくすぐればほっこりする。それになにより、ちょっぴり心が疲れたときの癒やしや、がんばった日のご褒美が目と鼻の先にあるってなんかいい。

東京都の京王電鉄京王線・国領駅から徒歩6分ほどの好立地に2018年秋オープンした『Patisserie Modeste(パティスリーモデスト)』も、閑静な住宅街に新たな息吹をもたらしてくれる存在となりそうだ。

オーナーパティシエの佐野秀旭さん(写真上)は、専門学校で学んだ後、都内のホテルやケーキ店およびチョコレート専門店で修業を積んでいたが、不意に訪れたチャンスを掴んで独立することに。「閉店することになった店と、そのとき働かせてもらっていたケーキ屋から、機材を安く譲ってもらえることになったんです」(佐野さん)。

当時働いていた店とは、東京都文京区・千石の人気店『Patisserie TRES CALME(パティスリー トレカルム)』。同店パティシエの木村忠彦さんには、機材を譲り受けただけにとどまらず、独立前には毎日のように相談に乗ってもらったという。さらに今でも、週に1、2度は、木村さんに会うべく店に顔を出しているのだとか。

「木村さんは、味の組み立て方も経営者としてのセンスもすばらしい、尊敬しているパティシエです。デザイン面においても影響を受けていますね」(佐野さん)。

そう話す佐野さんは、18歳でスイーツの道に足を踏み入れたときには、右も左もわからないどころか「この道で一流になりたい」という野望すらなかった。進学する気はなく、かといって地元で就職も気乗りせず、なんとなく専門学校に入学。しかしほどなくして、他の学生たちのスイーツに対する熱い想いに圧倒されることに。

食材の組み合わせの妙、食感の楽しさ、アルコールとの相性のよさも魅力

しかし、店に出て働くようになってからは日々の作業にも黙々と取り組み、次第に自分らしさを確立。

同店で一番人気の「モンブラン」(写真下)は、独創的な見た目でありながら、いざ口に運ぶと豊かに広がるマロンの香りと繊細な食感には驚かされるばかり。

栗はフランス産を使用。できたての状態で食べると、板状の焼きメレンゲのサックリとした軽い食感が際立つが、時間が経ってやわらかくなってからだとすべてがしっとりと落ち着き、また違った味わいを楽しめるところも魅力である。

▲クリームや焼きメレンゲ、自分好みの食べ合わせを見つけたい。

たっぷりの洋酒をブリオッシュ生地にしみこませクリームとともにいただく、フランス伝統菓子の「サバラン」をアレンジしたシリーズも人気だ。リキュールを使った大人向けのサバランだけでなく、お酒が苦手な人やこどもでも楽しめるアルコールフリーのサバランもあるのがうれしい。

ちょっぴり大人な味わいを楽しみたい人は、季節限定で販売している「サバラン グレープフルーツ」(写真上・中央の列)をチョイス。白ワイン、ヨーグルト、グレープフルーツで口当たりスッキリと仕上げたスイーツは、紅茶はもちろん、シャンパンとも相性がいいに違いない。

対して、アルコールを使っていない「サバラン オランジュ」(写真下)は、果実の爽やかさをダイレクトに堪能できる一品。

スプーンを入れると、カップから溢れんばかりのオレンジシロップ! そしてゴロッと大きなオレンジの果実が顔を出す。

まだまだオススメのケーキはたくさん。

ラム酒に漬けたレーズンを使用した「ラムレザン」(写真下)は、スタイリッシュな見た目、ラムの香(かぐわ)しさともに、ドレスアップして楽しみたい甘美な時間にもぴったりだ。

クリームのソフトな口当たりが好みなら、酸味のあるレモンのクリームをメレンゲで包んだ「タルト シトロン」(写真下・左手前)がイチオシだが、こちらにも季節限定バージョンが存在する。

栗とパッションフルーツ、オレンジにホワイトチョコを組みわせた季節限定の「タルト マロン」(写真下)は、濃厚なホワイトチョコが、フレッシュな果実や滑らかなマロンクリームと絶妙なハーモニーを奏でる名品。スッキリとした甘さゆえ、男性でもぺろりと平らげてしまうこと必至である。

「買って帰る楽しみ」同様、「選ぶ楽しみ」も味わってほしい

「『甘くなくておいしいわ』とはお客様からもよく言われます。自分では甘すぎないことはないと思ってるんですけどね」。そう話しながらはにかんだ笑顔を見せる佐野さんに、今後の展望を尋ねた。すると、「オープンしたてでまだ商品点数が少ないんで、バリエーションを増やして、お客様に選ぶ楽しみを味わってほしいですね」とコメント。焼き菓子のラインナップも充実させていく予定だという。

将来的には、故郷・静岡でお店を出すことも考えているというが、今は目の前の一歩一歩に全力で挑むのみ。国領の住民たちに笑顔をもたらすパティスリーとして、お客が絶えない名店になる日は近そうだ。


【メニュー一例】
・モンブラン 463円
・サバラン オランジュ 444円
・サバラン グレープフルーツ 463円
・ラムレザン 509円
・タルト シトロン 444円
・タルト マロン 472円
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税別です。

Patisserie Modeste(パティスリーモデスト)

住所
〒182-0022 東京都調布市国領町3-8-15 くすのきアパート5号棟104
電話番号
042-444-8977
営業時間
11:00~20:00
定休日
不定休
公式サイト
https://www.instagram.com/patisserie.modeste/

上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。

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