自作キットが届くから準備要らず!大将と話しながらあの味を再現できる『ラーメン凪』のオンライン料理教室

2020年08月25日
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自作キットが届くから準備要らず!大将と話しながらあの味を再現できる『ラーメン凪』のオンライン料理教室
Summary
1.大人気店『ラーメン凪』大将自ら講師を務めるオンライン料理教室
2.麺、タレ、出汁パック、メンマ、チャーシュー、煮干し3種類、鰮唐華タレの自作キットが届く
3.調理後は、みんなとおしゃべりしながらの食事タイムを満喫できる!

外出自粛ムードが高まるにつれ、おうち時間の楽しみ方も多彩に広がっていったここ数か月。とりわけ、おうち時間を豊かにする要ともいえる食に関しては、新しいことに挑戦する人が増えています。その一つが、自宅にいながらにして、講師の先生や参加者と調理から実食までの時間を共有できるオンライン料理教室。マスターしたいレシピは録画しておけば後から見返すこともできるし、雨天で出かけるのが億劫になることもないしと、なにかとうれしいメリットだらけです。

あの“ニボい”ラーメンを自宅で再現できる!? 『ラーメン凪』大将直々に教えてくれるオンライン料理教室

そこで今回は、dressing編集部も注目のオンライン教室に参加してきました! なんと、『ラーメン凪』大将・生田悟志さん自ら講師を務める、ラーメン好きにはたまらないオンライン教室です。『ラーメン凪』といえば、日本一煮干を追究した“ニボい!”ラーメンで知られるラーメン店。毎月、5トン以上の煮干を仕入れて、濃厚なスープを作り続けています。また、麺は多加水でモチモチの中太麺と幅広麺で「いったん麺」の2種類をスープに絡ませて楽しめます。そして脂が乗ったジューシーなチャーシューは食べ応え抜群。またたく間にファンが増え、現在では世界7か国55店舗を展開しています。

2020年8月9日に開催された第一回目のメニューは、『ラーメン凪』の看板メニュー「すごい!煮干ラーメン」になぞらえた「すごい!?煮干ラーメン」。“煮干をそのままかじったよう”と評される人気メニューを、自宅で再現できちゃうんです。

レッスン前日に「自作キット」が送付されるから準備も楽々

しかも、レッスンに申し込むと事前に「自作キット」が送付されるため、自分で用意するのは長ネギと卵だけ。準備の手間要らずだから、気軽に参加することができます。

クール便で送られてくる「自作キット」は4人前。賞味期限は60日間あるので、1人で参加の場合、残りの3人前は冷凍庫で凍らせておけば好きなときに食べられます。

自作キットの内容は以下の通り。

・麺 4袋
・タレ 4袋
・出汁パック 8袋
・メンマ 400g
・チャーシュー塊 300g
・煮干 300g
・鰮唐華(いわしとうか)タレ 4パック

「煮干300g」は、長崎産、千葉産、瀬戸内産の3種類の煮干で構成。タレやメンマ、チャーシューはお店のメニューにも使われているものがそのまま送られてくる他、トッピングして味変を楽しめる「鰮唐華タレ」までしっかり付いてきます。

食材の解説も聴けるし、みんなと一緒なら楽しく料理できるから、なんだか料理通になった気分

オンライン教室がスタートすると、画面に現れたのは、覆面をかぶった生田大将。しかも、その後、おもちゃのサイボーグハンドを装着すると、「なんと卵も掴めるんですよ」と小技をきかせながら参加者を和ませてくれました。

そんなユニークなキャラクターの大将がまず説明してくれたのは、3種類の煮干の特徴の違い。

『ラーメン凪』では、日本全国から20種類以上の煮干を取り寄せ、毎月5トン以上使用しています。「甘味・旨味・塩味・苦味・酸味」の5味の絶妙なバランスを構築していますが、その中から、味の違いがわかりやすい「長崎県産」「千葉県産」「瀬戸内産」の3種類がキットに含まれているのです。

もっともサイズが大きく“大羽(おおば)”と呼ばれる長崎産は、脂が乗っていて濃厚なうまみ。頭とはらわたを丁寧に取り除くことで、苦みやえぐみに邪魔されることなく、深い味わいを堪能することができるそう。中程度の大きさで“中羽(ちゅうば)”に該当する千葉産、うどんだしにも使われる“食べるいりこ”の瀬戸内産は、今回は頭やはらわたを取り除くことなく沸騰したお湯に投入。3種類の煮干と、自作キットに含まれている「出汁パック」すべてをぐつぐつと煮込むことで、香り高いスープが出来上がるのです(ちなみに店頭では頭とはらわたは取り除かずにそのまま使っているとのこと)。

意外と知らない料理の基礎もさりげなく伝授してくれる

スープを煮込んでいる時間は、ただ待っているだけではありません。もうひとつの鍋で茹で卵を作り、茹でた卵を冷却する時間を利用してチャーシューやタレを湯煎したり、その合間には長ネギをカットしたりするので、手持ち無沙汰になることは一切なし。

しかも、茹で卵の周囲をスプーンでトントンと叩いて殻を割ればキレイに向けることや、料理によってカットの仕方を変えれば長ネギをよりおいしくいただけることなど、ラーメン作り以外にも活かせる料理のコツをたくさん教えてくれます。

「すごい!?煮干ラーメン」には、縦に10cmほど十字を入れた後、1cm幅でカットして出来上がった角切りの駒ネギを使用しますが、白髪ネギや輪切りの正しいカット方法とそれに合うメニューも教えてくれるので、作ってみたい料理が増えるのもポイント。大将が実演してくれている手元をクローズアップしたウィンドウも映し出されているので、その場で真似しながら覚えることもできます。

具材の準備ができたら、次はいよいよ麺を茹でます。

『ラーメン凪』の「すごい!煮干ラーメン」には、ラーメンファンのみなさんはご存知の通り、中太の縮れ麺と幅広の平たい麺が使われていますが、この根底にあるのは、「強い煮干し感を縮れ麺と幅広麺で二重に楽しんでほしい」という大将の想い。また、茹でる前には縮れ麺のみを手のひらに乗せ、やさしく揉みほぐしてあげるのが大切だと教えてくれましたが、この“手揉み”工程を加えることによって、茹で立てのおいしさが長持ちするのだそうです。

麺が茹で上がったら、湯煎した「タレ」に煮干で煮だした出汁を注いだスープに投入。幅広麺がキレイに見えるよう整えたら、カットしたネギ、茹で玉子、メンマ、チャーシューを盛り付け、最後にお好みで『ラーメン凪』が独自の配合で仕立てた「鰮唐華タレ」をトッピングします。

家にある食材のちょい足しや、余った食材やスープの再利用も楽しい

「ご自宅に海苔があればそれを乗っけてもおいしいですよ。僕も大好きなおすすめの食べ方です」と大将が教えてくれましたが、自分なりの味変を様々に試してみることができるのも、オンライン料理教室ならではの楽しみですね。

また、出汁をとりおわった煮干しで「二番だし」を作ったり、余った「タレ」に茹で卵を漬け込んで味付玉子を作ったりして楽しめるのも大きなポイント。さらに、余った煮干は500mlのペットボトルを利用して水出しすれば、味噌汁などに応用することもできるそうですよ。

調理後の実食の際には、そうした調理のコツを直接聴けるのはもちろん、参加者みんなで「おいしいね」と笑顔を交わせるのもうれしいところ。

2020年9月19日(土)、10月17日(土)には第二段、第三弾のレッスンも開催予定。生田大将のパワフルなオーラに触れながら一緒にラーメン作りを楽しみたい人は、ぜひ、次回のレッスンに参加してみてはいかが? ひとりでの参加はもちろん、夫婦での参加や子どもと一緒の参加もOK! 8月9日開催の教室には、旦那さんが調理担当のご夫婦もいらっしゃいましたが、そばで画面を見ながらできあがりを待つのも楽しそうですよね。ラーメン大好きな男性の参加率も高いので、ラーメンへの熱い想いを交換するのも楽しいかも!

【記事で紹介した体験プラン】
「チャーシューメンマ厳選煮干しに特製ダレも!自宅に材料が届く「ラーメン凪」大将生田のオンライン料理教室」
開催日:2020年9月19日(土)10月17日(土)
体験時間:約120分
料金:5500円(4人前)
▼詳細・お申込み
http://pp.gnavi.co.jp/mlcnt/?id=425894