”築地松露プリン”が衝撃的なウマさ!老舗の玉子焼き屋が開いたスイーツ専門店『つきぢ松露(しょうろ)』

築地にある玉子焼の老舗『つきぢ松露』がスイーツショップ『tsukiji SHOURO(ショウロ)』をオープンしました。「玉子焼屋のぷりん」(プリン)、「玉子焼屋のみるくせーき」(ミルクセーキ)、「玉子焼屋のしゅーくりーむ」(シュークリーム)は昔懐かしの美味しさで大人のおやつにもぴったり! 自分へのご褒美はもちろん、手土産でも喜ばれる卵が主役のスイーツをぜひ!

2021年07月21日
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”築地松露プリン”が衝撃的なウマさ!老舗の玉子焼き屋が開いたスイーツ専門店『つきぢ松露(しょうろ)』

創業98年の老舗が、次の100年を見据えて立ち上げたセカンドブランド

東京・築地の『つきぢ松露(しょうろ)』といえば、言わずと知れた玉子焼の老舗。1924(大正13)年の創業から早98年、まもなく100年を迎える息の長いブランドだ。

大正、昭和、平成、令和と時を刻んでいきながら、おいしい玉子焼きでたくさんの人を幸せにしてきた『つきぢ松露』だが、アニバーサリーイヤーを間近に控えた今年、次の100年を見据えてセカンドブランド『tsukiji SHOURO(ショウロ)』を立ち上げて話題となっている。

新鮮な卵を使ったスイーツで、子どもから大人まで笑顔にしたい

もちろん、要となる食材は卵。40年以上にわたって『つきぢ松露』と二人三脚で歩んできた茨城県の養鶏場の卵を使って、子どもから大人にまで、おいしい笑顔をもたらすデザートの展開をはじめたのだ。

『tsukiji SHOURO』。

やわらかい印象のフォントにぴったりな、愛らしい表情の動物たちをキャラクターとして採用した内装や商品パッケージにも、卵の新しい可能性が感じられるブランドだ。

デザートも、卵の味わいがしっかりと感じられるやさしい味わいが魅力。衛生管理が行き届いた養鶏舎から、生まれた翌日に届けられる新鮮な卵のおいしさを、最大限引き出すことを意識して考案されたものばかりだ。

昔懐かしいしっかり食感のプリンに、卵黄たっぷりの濃厚ソースをトッピング

そのなかからまず紹介したいのが、「玉子焼屋のぷりん」(写真上)。「卵を使ったデザート」の王道ゆえ、レシピ開発にもとくに力を入れた一品だ。

ポイントは、昔ながらのしっかりめの食感。世の中的には、平成あたりからなめらかな食感のプリンにスポットが当たっているが、『つきぢ松露』は大正から続く老舗ということもあり、懐かしさを感じる食感を追求。マダガスカル産の薫り高いバニラビーンズも、王道のプリン好きにはたまらない。

さらに、卵のおいしさをもっと味わってほしいとの想いから、プリン上部には、卵黄や牛乳で作る「スープアングレーズソース」をトッピング。とろんとしたソース、固めのプリン、ほどよいほろ苦さのカラメルが三位一体となって、口いっぱいに幸せを運んでくれる一品だ。

コーヒーはもちろん、ウイスキーや白ワインとも相性がいいことは間違いないので、ぜひ試してみてほしい。

昭和の喫茶店で人気だったミルクセーキが大人な味わいに昇華

続いては、しっかり食感のプリン同様、どこか懐かしさを感じるミルクセーキ。その名も「玉子焼屋のみるくせーき」(写真上)だ。

ミルクセーキといえば、昭和世代なら、子どものころ親に手作りしてもらった人、喫茶店に行くたびに頼んでいたという人も多いはず。近年のカフェではあまり見られることがないメニューだが、大人になった今でも大好きという人は多いだろう。

しかも、濃厚でありながらさっぱりとした後味の「玉子焼屋のみるくせーき」なら、普段甘いものを口にすることが少ない大人にもうってつけ。洋菓子のパティシエが、奥行きの感じられる味わいに仕上げているので、ひと口飲むたびにほっとリラックスできそうだ。

ポイントは、ミルクと卵に加えてホワイトチョコレートが入っているところ。これにより味に深みが生まれ、大人にも愛されるミルクセーキが誕生したのだ。

カスタードクリームと生クリームのグラデーションが楽しいシュークリーム

こちらは、濃厚なカスタードクリームを堪能できる「玉子焼屋のしゅーくりーむ」(写真上)。特製カスタードクリームと生クリームを混ぜすぎることなく詰め込んでいるこちらのシュークリームは、2つのクリームの味のグラデーションを楽しめるのが魅力。ふんわりやわらか食感のシュー生地にたっぷりと詰まったクリームが、口の中で溶けていく幸せをゆっくりと噛みしめてほしい。

また、ミルクセーキおよびシュークリームにもバニラビーンズがふんだんに使われているので、香りのよさにも癒されること必至だ。

カステラの元祖「パン・デ・ロー」で、卵たっぷりの生地のおいしさを噛みしめたい

最後に紹介するのは、「玉子焼屋のぱんでろー」(写真上)。「ぱんでろー」とは何かというと、ポルトガル生まれの「パン・デ・ロー」のことで、カステラの元祖と言われている焼き菓子。

カステラとの違いは、食感の軽さ。生地を密にした状態で焼き上げたカステラとは異なり、中が半熟状態のパン・デ・ローはふわっとした食感で、卵のコクや風味をより感じやすいのが特徴だ。

ご覧の通り、見た目もふんわり。口の中で溶けていくような食感なので、ひとりでもぺろりと平らげてしまいそう。3時のおやつはもちろん、コーヒーなどと一緒に、休日のブランチとしていただくのもいいかも。

2021年7月1日にオープンしたばかりの『tsukiji SHOURO』だが、早くも新しいスイーツレシピが増殖中。新商品は近々店頭に並ぶ予定とのことだが、チルドの商品以外に、今後は焼き菓子も多彩にラインナップしていく予定なのだとか。

自分へのご褒美はもちろん、おもたせにもぴったりなスイーツぞろいなので、築地散策帰りなどにぜひ立ち寄ってみてはいかが?

【メニュー】
・玉子焼屋のぷりん 410円
・玉子焼屋のみるくせーき 324円
・玉子焼屋のしゅーくりーむ 378円
・玉子焼屋のぱんでろー 648円

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税込です。

撮影:佐々木雅久

tsukiji SHOURO(ショウロ)

住所
〒104-0045 東京都中央区築地4-7-5 築地KYビル1F
電話番号
03-3542-0582
営業時間
9:00~18:00
定休日
月曜
公式サイト
https://shouro.co.jp/dessert/

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。