常に挑戦し続ける『銀座おのでら』グループが新たに手掛けたのはなんと回転鮨!
国内外でミシュランの星を獲得するなど、味と技術に定評のある人気の鮨店『鮨 銀座おのでら』。
鮨以外にも天ぷらや薪焼きフレンチなど、常に新しい試みに挑戦する『銀座おのでら』が、今度はなんと「回転鮨」を始めるらしい、とのニュースが上がった。
![](https://rimage.gnst.jp/www.gnavi.co.jp/dressing/image/article/34/23034/column_56dad2829434a0aa51e3cf4c2621110a.jpg)
それが表参道駅からほど近い場所に2021年10月にオープンした『廻転鮨 銀座おのでら本店』。しかも回転鮨だけではなく、隣接する右手には立ち食いスタイルで鮨が楽しめる『立喰鮨 銀座おのでら本店』も同時にオープンした。
![](https://rimage.gnst.jp/www.gnavi.co.jp/dressing/image/article/34/23034/column_5324a5318e13615a0b1df3c2a055cfb1.jpg)
店内中央には回転鮨らしく大きなレーンがあるが、インテリアはシックでラグジュアリーな雰囲気。
![](https://rimage.gnst.jp/www.gnavi.co.jp/dressing/image/article/34/23034/column_2bf22d7b974ab14a3b275d17bb579a2d.jpg)
カウンター席とボックス席が主体だが、個室席もあるのが珍しい。
![](https://rimage.gnst.jp/www.gnavi.co.jp/dressing/image/article/34/23034/column_52455133d68580678820e7102df88bf8.jpg)
印象的な天井は「波と漁火」をイメージしたものだそうで、表参道というロケーションが似合うおしゃれさが漂う。
さて、表参道という立地で、『銀座おのでら』が手掛ける回転鮨。いったい、どのようなものが食べられるのか?
『廻転鮨 銀座おのでら本店』鮨職人の加井秀和さん(写真下)に話を聞いた。
![](https://rimage.gnst.jp/www.gnavi.co.jp/dressing/image/article/34/23034/column_bfe7a3de26db3ca41da8ae6ff90037c8.jpg)
加井さんは鮨職人歴約30年というベテラン。こちらのお店を立ち上げるまで、『鮨 銀座おのでら』総本店料理長の坂上暁史さん監修の元、「銀座おのでら」のDNAをしっかり受け継いだそう。
![](https://rimage.gnst.jp/www.gnavi.co.jp/dressing/image/article/34/23034/column_f069a17c16a01f57103bf9db0931754d.jpg)
食材は、豊洲のカリスマ仲卸『やま幸』の鮪など、一級品をラインナップ。シャリや煮切り、ツメなどもおのでら仕込みのこだわりの品。そしてオーダーはタッチパネルで行い、握りたてを提供するシステムだ。
![](https://rimage.gnst.jp/www.gnavi.co.jp/dressing/image/article/34/23034/column_34a54a60159e9e3acc4b4d8d377d5539.jpg)
ここまでこだわり、握りは一皿210円~という驚きのコストパフォーマンス! 値段から内容まで気になる『廻転鮨 銀座おのでら本店』、さっそく鮨を見せてもらおう。
店内でさばいて〆た「小肌」は回転鮨の概念を変える後引く味わい
まずは加井さんのおすすめ、江戸前鮨ならではのスペシャリテ「自家製小肌」(320円・写真下/※12月1日より一貫にて提供)。
![](https://rimage.gnst.jp/www.gnavi.co.jp/dressing/image/article/34/23034/column_32c28fce3bac11516334309ac3051c29.jpg)
小肌はその日仕入れたものを店内でさばき、身の状態を見ながら塩を振り、酢で締めるという基本にて王道の仕込みを丁寧にしているそう。
小肌はしっとりと、ほどよい酸味がちょうどいい後を引く味わい。また丁寧に包丁を入れた皮目も美しく、シャープな握りのフォルムも技術の高さが伺える。
見かけたら即注文必須! 豪華なビジュアルも人気の「有頭ぼたん海老」
![](https://rimage.gnst.jp/www.gnavi.co.jp/dressing/image/article/34/23034/column_b8be7b81520c326624304bad6fa066e4.jpg)
お皿からはみ出しそうなほど大きい「有頭ぼたん海老」(930円・写真上)は北海道産のもの。食べごたえのある大ぶりなサイズにこだわって仕入れているのだとか。
江戸前鮨らしい赤酢のシャリと身が合わさると、その甘みとコクのある味がいっそう引き立つ。プリプリとした新鮮な歯ごたえも抜群だ。
『銀座おのでら』のシグネチャーメニュー! 『やま幸』の本鮪は各部位や漬けを心ゆくまで
さて、SNSでもアップする人が多いシグネチャーメニュー、『やま幸』から仕入れた本鮪は不動の一番人気。
![](https://rimage.gnst.jp/www.gnavi.co.jp/dressing/image/article/34/23034/column_468afbcc22738683d92cd5641f617d03.jpg)
「やま幸 本まぐろ大トロ」(930円)。
![](https://rimage.gnst.jp/www.gnavi.co.jp/dressing/image/article/34/23034/column_3f53a370b960aa4b21d6a128c872a85d.jpg)
「やま幸 本まぐろ中トロ」(620円)。
![](https://rimage.gnst.jp/www.gnavi.co.jp/dressing/image/article/34/23034/column_72273ac2f5636c41198907aa37388779.jpg)
「やま幸 本まぐろ赤身」(420円)。
どれも大ぶりに切りつけられ、その見た目だけでうまみが伝わるほど。
![](https://rimage.gnst.jp/www.gnavi.co.jp/dressing/image/article/34/23034/column_293b555fcc386324f4bd69e6e40d3f22.jpg)
使用している部位は味の良さから鮨職人にも人気の高い腹側で、鮪特有のコクとうまみに溢れている。
大トロは飾り包丁を施し、滑らかに口当たりよくシャリとの一体感が楽しめる。中トロはほどよい酸味と脂身のバランスが絶品で、いくらでも食べられそうだ。赤身は昆布とカツオのだしをベースにした煮切り醤油との相性もよく、鮪らしい肉質のしっかりした歯ごたえと爽やかな後味が心地良い。
![](https://rimage.gnst.jp/www.gnavi.co.jp/dressing/image/article/34/23034/column_8258b109091e946542d0b8582e20dcac.jpg)
また、日によってはライブ+エンタメ感が楽しめる鮪の解体ショーを行う日も。(※開催日は不定)
締めはふっくら炊かれた「穴子」を! コクのある自家製のツメと合わせて
握りの終盤にぜひ食べて頂きたいのが「自家製煮穴子」(620円・写真下)。
![](https://rimage.gnst.jp/www.gnavi.co.jp/dressing/image/article/34/23034/column_1e9f9bfc91a04048df4dc101a4ae301f.jpg)
ふっくらと炊かれた厚みのある食べごたえ満点の穴子、その上におのでら仕込みのツメをたっぷり塗り、そこに赤酢のシャリが合わさると最高としか言えないマリアージュが生まれる。
![](https://rimage.gnst.jp/www.gnavi.co.jp/dressing/image/article/34/23034/column_38728c1848d973a307dec7ac9628150b.jpg)
口に入れるとさっと消えるようなやわらかな食感にほどよい脂がのり、まさにこれは不動の「握りのデザート」! ぜひ締めの一貫として食べてほしい。
赤酢のシャリとの相性を考えて揃えたレア日本酒にプレミアム焼酎、シャンパンも
『廻転鮨 銀座おのでら本店』の握りをよりおいしく味わえるアルコールもさまざまな種類が揃えられている。
![](https://rimage.gnst.jp/www.gnavi.co.jp/dressing/image/article/34/23034/column_85a24a0b0ebfd6755dd134612c85edd1.jpg)
東日本エリアではなかなか手に入れるのが難しい日本酒の「泰斗」、プレミアム焼酎の「森伊蔵」からボトルシャンパンまで、どれも「赤酢のシャリ」との相性を考えたラインナップで握りとの相性は抜群。
グラスワインなどもあるのでお好みの鮨とお酒のカップリングを探してみてはいかがだろうか。
『立喰鮨 銀座おのでら本店』はカウンター7席のスタンディングスタイル
『廻転鮨 銀座おのでら本店』の右手にある『立喰鮨 銀座おのでら本店』はカウンター7席のシンプルな空間。
![](https://rimage.gnst.jp/www.gnavi.co.jp/dressing/image/article/34/23034/column_09ef749ae759c031aea6ff2afaf07cdc.jpg)
回転鮨にはないメニューや旬の食材が味わえ、気軽にランチや、会社帰りなど手軽に食べたいときの「おひとり様鮨」にもぴったりだ。
より広く、より多くの人に鮨で食の喜びを!
『鮨 銀座おのでら』というブランドの格式からハードルを下げ、回転鮨と立ち食い鮨というカジュアルなスタイルに挑戦したのは、「より広く、多くの人々に鮨のおいしさを知ってもらうため」。
![](https://rimage.gnst.jp/www.gnavi.co.jp/dressing/image/article/34/23034/column_8fece299d659a7062b87de55ac423f57.jpg)
一人で、友人と、家族でも、自由なスタイルで手軽に本格的な鮨を味わえる。江戸前のファストフードとしての「鮨」のあるべき姿がここにある。
![](https://rimage.gnst.jp/www.gnavi.co.jp/dressing/image/article/34/23034/column_43f8a0360d8aba7bb7b4ca0186218ba6.jpg)
立地もよく、通し営業と使い勝手もいいので、自分の好みのスタイルでひとりランチからアイドルタイムの食事、ゆったりとしたディナーなど、それぞれの目的に合わせて「鮨」を堪能するのはいかがだろうか。
【メニュー】
▼握り鮨 210円~
※他につまみやデザートメニューなどあり。内容は季節により変わります
▼ドリンク
グラスビール 420円/グラスワイン 620円~
*他日本酒、焼酎、ボトルワインやソフトドリンクなどあり
※本記事に記載された情報は、取材日時点のものです。価格は税込みです。
廻転鮨 銀座おのでら本店
- 電話番号
- 03-6450-6777
- 営業時間
- 11:00〜21:00(最終入店20:00、L.O.20:30) ※14:30~16:30 人数制限してご案内
- 定休日
- 不定休
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。
立喰鮨 銀座おのでら本店
- 電話番号
- 03-6450-6777
- 営業時間
- ランチ 11:00~14:30(最終入店 14:00)/ディナー 17:00~21:00(最終入店 20:30)
- 定休日
- 不定休
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。