人気ホテルから誕生!イースターを祝う期間限定のエッグ型スイーツがかわいすぎて話題

ハロウィンに続き、日本でも年々浸透してきたのが、新春のイースター。
今年は3月27日（日）がこの日にあたり、キリスト教徒の祭典として欧米ではクリスマスと並んで重視されているが、日本でも年々知名度が高まってきている。

dressing編集部による調査・分析でも、イースターに関心を寄せるユーザーが多いことが判明。飲食店情報検索サイト「ぐるなび」が実施したユーザーアンケートでは、「イースターを知っていますか」という問いに対し、知っている男性は約１割しかいなかったのに対し、３割以上の女性が認知していた。その背景には、日本でもここ数年、イースターのシンボルであるイースターエッグを模したスイーツや、うさぎをモチーフにしたチョコレートなどのイースター限定商品が登場していることが挙げられる。アンケートでもキュートな見た目やポップなデザインが「カワイイ！」と、特に20～40代の女性からの興味度が高い結果に。

またイースターには、親しい人とイースターエッグやうさぎの形のチョコレート、中にプレゼントを入れたタマゴ型のチョコレートなどを交換しあう風習もある。バレンタインの「友チョコ」が女性の間で流行っているのと同じように、イースターのこうした習わしも贈り物が大好きな女性の関心を集める理由のひとつだろう。

さらに街を彩るイースターの飾りつけも、日本でもホテルや商業施設などを中心に見られることが増えてきた。今後は、イースターのパーティーやイベントなどもますます定着していきそうだ。

イースターとは、イエス・キリストが死後3日目に復活したことを祝う日のことで、日本語では、「復活祭」または「復活節」と呼ばれている。キリスト誕生のクリスマスと並び、キリスト教徒にとっては重要な祝日だ。毎年日程が異なり、3月20日の「春分の日」後に来る最初の満月の日を起点に、次の日曜日とするのが習わしだ。

イースターの日には、クリスマス同様、家族揃ってご馳走を食べ、キリストの復活を祝うのが通例。イースターのシンボルであるカラフルなイースターエッグを飾り、タマゴを使った料理やゆでタマゴがふるまわれるのが一般的だ。なぜタマゴがシンボルとなったかには諸説あるが、古来より新たな生命の象徴として扱われてる中で、キリストの死と復活を表すものとして定着したとされている。

そんなイースターを気軽に楽しめるスイーツやメニューが、パティスリーやベーカリー、ホテルなどを中心に提供されることも増えてきた。なかでもこの時期だけの限定スイーツは、女性に人気のアイテムだ。

東京・赤坂の「ザ・キャピトルホテル 東急」では、3月15日（火）～4月3日（日）まで、 ペストリーブティック「ORIGAMI」にてイースター商品2品を販売する。

「イースターエッグショコラ」（1個1,250円）はスイートチョコレートまたはホワイトチョコレートで作るタマゴの中に、ヘーゼルナッツとマカダミアナッツのチョコレートを詰めたもの。カラフルなタマゴの絵柄は、カカオバターをエアブラシで吹きつけて作られており、一つひとつ異なる表情が楽しめるのも魅力だ。また、中のナッツは、熱したキャラメルの中で香りが立つまでローストした後、チョコレートでコーティングするという手間をかけている。土台のクランチチョコレートと、球体のチョコ、中のナッツチョコレートと、異なる食感の重なりを楽しめるリッチな味わいだ。

一方、「イースターエッグクッキー」（1枚350円）は、発酵バターと粉末にしたバニラビーンズを生地に練りこむことで、バターのコクと甘く豊かな香りを生かした商品。「イースターエッグショコラ」同様、パティシエが1枚ずつ手作業で描く繊細な模様にも注目だ。

同ホテルでイースターの商品を発売するのは今年が２回目とのこと。「日本でも少しずつイースターという言葉が浸透してきたと感じます」とは、同ホテル広報の川邊美紗さん。春の訪れを告げる定番イベントになる日は近いかもしれない。

※ユーザーアンケート
対象条件：ぐるなび会員20～69歳男女
調査手法：webアンケート調査
実施期間：2016年2月23日～2月24日
サンプル数：1,578人