全米大注目のワイナリーと日本フレンチ界の鬼才がタッグを組んだ新フレンチが西麻布に誕生!

カテゴリ
トレンド
  • 西麻布
  • フレンチ
  • ワイン
全米大注目のワイナリーと日本フレンチ界の鬼才がタッグを組んだ新フレンチが西麻布に誕生!
Summary
1.ナパバレーで有名なワイナリーとフレンチの鬼才がタッグを組んだ最新フレンチ
2.コース料理12品にワイン12種を合わせたペアリングが大好評!
3.伝統工芸、季節、料理の移ろい、文化や歴史……日本の美を楽しむレストラン

カリフォルニアのワイナリーと名シェフがタッグを組んだフレンチ

2つの冠がついたレストランが西麻布に誕生した。『Azur et MASA UEKI(アズール エ マサウエキ)』だ。

店名の“アズール”は、フランスの名門ワイナリー出身のジュリアン・フェイヤード氏がカリフォルニアのナパバレー クームズヴィルに魅了され2012年に作ったワイナリーで、ナパのベストワイナリーに選ばれるほど急成長した最上級の『アズールワインズ』の名前の一部からとっている。一方、“マサウエキ”はフレンチの鬼才とも言われる植木将仁シェフの名である。『ステラート』の初代総料理長、『Restaurant J』、『Restaurant MASA UEKI』のオーナーシェフとして食通たちをトリコにしてきた凄腕の持ち主だ(写真下・左)。

この2つの“冠”を結びつけたのがカフェの運営とワインの卸売業を手がける㈱マッシュフーズの雨宮龍社長(写真上・右)だ。雨宮氏は「アズール」のワインを最大限においしく飲んでもらえるレストランを作ることを決意し、植木シェフを抜擢。実は『ステラート』で同僚だった2人。いつか一緒に店を作ろうと話をして一旦別々の道を歩むが、20年の歳月を経てようやく念願が叶ったというわけだ。

『アズール エ マサウエキ』はモダンプロヴァンスをテーマにした店内が瀟洒な空間を創出。カリフォルニアにあるワイナリーの山や谷の情景をイメージして描かれたアートが飾られ、しっとりと落ち着いた雰囲気は最高の演出だ。

植木シェフにしか作れない料理とは?

植木シェフが作るコース料理は12品で構成。これら料理にワイン12種類を合わせたペアリングを用意しており、「完璧なペアリング」と評価しているとか。グラス、温度の管理、オペレーションも大変だろうが、カリフォルニアのベスト50に選ばれただけあってクオリティーはさすがと言えよう。

特にロゼは全米で「世界一美しいロゼ」と人々から称され、シラー100%の、ドライでミネラル感たっぷりのワインとなっている。日本でこんなロゼが飲めるとは……。植木シェフのスペシャリテであるフォワグラ料理(写真下)とのペアリングはまさに甘美なる世界へと誘う。

『カマチ陶舗』に特注したブロンズの器に鎮座するのは車海老、キャラメリゼしたフォワグラ、ショコラシャンティ、季節のフルーツ、そば粉のチュイール。五味をひと皿に表現し、崩したくないと思わせる美しいビジュアルである。

ガストロノミーを極める植木シェフだが、実は、根底に流れているものはとてつもなく正統派のフレンチ。世界料理学会にも発表しており、食材の組み合わせには正しい根拠があるという。「ぜひすべてを一緒に召し上がってください」と植木シェフが話すとおり、五味をひとつひとつ感じつつもなぜか一体感がある料理に仕上がっている。あの『ロオジエ』の伝説のシェフ、ジャック・ボリー氏が「天才」と唸ったスペシャリテ、なるほど、これは素晴らしい。

里山を表現した皿(写真上)は、天城の鹿と野菜のフリット。フリットをいただくとカサっとした音で鹿が枯れ草を歩いているかのように感じ、上越産コシヒカリの藁で焼いた鹿の香りには、幼少期に過ごした秋の田んぼを思い出させる。この皿の中に自然に溢れたひとつの情景が浮かぶのである。

深い藍色の器を深海に見立てて、そこから上がってくるクエを表現している皿がこちら(写真上)。走りの菜の花と新芽、旬のクエ、名残りの蓮根でいまの季節をイメージさせる。

中でもソースが違う。訊くと、ここに日本の伝統文化が存在している。シェフが育った北陸は江戸時代から始まった北前船貿易があった。北前船で栄えた街ゆえに生まれた珍味が石川県の特産物「ふぐの子の糠漬け」だ。サフランやフルーツや野菜を海老のスープで炊き、最後にほぐしたふぐの子を入れる。塩は一切入れずにまろみとコクがこれだけ出るとは! きっとこのソースのトリコになる人が続出することであろう。

伝統工芸、季節、料理の移ろい、文化や歴史を楽しむレストラン

新潟県生まれ金沢育ちの植木シェフは主に両地方のものを使う。能登の塩、燕三条のカトラリー、有田焼の食器、能登の七尾から取り寄せた超軟水の湧き水を、料理すべてに使用するという徹底ぶり。シェフにとってのガストロノミーとは料理でその土地を経験できること。皿の中には香り、食感、色彩、味覚を地のもので表現した情景がある。

食材をはじめ、伝統工芸、季節、料理の移ろい、文化や歴史を『アズール エ マサウエキ』を通して日本を世界に発信していきたいと願う。料理やワインはもちろんのことサービスや空間、そして皿に表現される“日本の美”を楽しむことができるのである。

【メニュー】
コース 15,000円
ペアリング 6,900円〜
※税別、別途サービス料10%

Azur et MASA UEKI(アズール エ マサウエキ)

住所
〒106-0031 東京都港区西麻布2-24-7 西麻布MAビルディング1F
電話番号
03-6805-1147
営業時間
17:00〜23:30(L.O.22:00)
定休日
公式サイト
http://www.restaurant-azur.com

上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。

関連記事

超人気店のまかない飯が500円で味わえる「まかないフェス」が今日から開催!『肉山』『けんしろう』も
超人気店のまかない飯が500円で味わえる「まかないフェス」が今日から開催!『肉山』『けんしろう』も

1.5月25日(木)~28日(日)、人気店の「まかない」が食べられる「an まかないフェス 2017」が開催 2.予約の取れない超人気店の絶品まかない飯がワンコイン(500円)で食べられるチャンス! 3.『肉山』や『格之進』、『希須林』など、出場店舗15店は超豪華!

dressing編集部