2015年「今年の一皿」に選ばれたおにぎらずを作ってみよう!

忙しいから料理を作る時間はなかなかないけど、たまには本格的(に見えるよう)な料理を作ってみたい。今回は、ぐるなびのレシピサイト「シェフごはん」より、手軽でプロの技が散りばめられた厳選レシピをお届けします。

2015年12月20日
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2015年「今年の一皿」に選ばれたおにぎらずを作ってみよう!
Summary
・日本の食文化を後世に遺すことがテーマの「今年の一皿」。
・2015年に選ばれたのは握らないおにぎり「おにぎらず」。
・彩り鮮やかに仕上げたイタリア風おにぎらずは、持ち寄りパーティーにも使えそう!

食をテーマに様々な調査・研究を行っている「ぐるなび総研」が、今年の日本の世相をもっとも反映し象徴する“食”を『今年の一皿』として発表。2015年の一皿に選ばれたのは、お弁当女子・お弁当男子の中ではすっかりおなじみになりつつある「おにぎらず」!パパッとつくれて食べやすいおにぎらずは、平日ランチの定番にしている人も多いのでは?

そこで今回は、イタリアンのシェフに今までにない新しいおにぎらずのレシピを紹介いただいた。カラフルで華やかな見た目は、お弁当だけでなく持ち寄りパーティーにもぴったり。プロならではのコツとアイディアを参考に、『今年の一皿』をさらにかわいく、華やかにバージョンアップしては?

鮮やかリゾットのおにぎらずは、まさかのパスタ入り!?

奈良市のイタリアンレストラン「Rokumeikan」で、野菜ソムリエの資格を活かしながら腕を振るう中野忠徳シェフにご紹介いただいたのは、料理名からしてザ・イタリアンなおにぎらず、「ボローニャ風リゾットとフジッリのおにぎらず」。

“フジッリ”とは、日本では“カールマカロニ“と呼ばれる、ネジのようにクルクルと巻いたショートパスタのこと。つまり、このおにぎらずはパスタ入り!
ベースとなるボロネーゼリゾットは、市販のボロネーゼソースにさらに粗挽きミンチを合わせ、食べごたえアップのひと工夫を。これだけでも充分おいしそうであるが、このリゾットをさらに海苔で包んで、おにぎらずに仕上げていく。中に入れる具材はトマト、茹でたフリッジ、グリーンリーフ。そう、具材の色合いまで赤・白・緑のイタリアンカラーになっているのだ!そんなところにも中野シェフの遊び心を感じる。
具材たっぷり、華やかでかわいいおにぎらず。一人で食べるお弁当用にはもったいない、だれかに自慢したくなる一品だ。

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生ハムとカマンベールが絡み合う、ボリュームたっぷりのおにぎらず

同じく中野シェフにご紹介いただいたもう一つのレシピは、「イタリア産生ハムとカマンベールチーズ、古代米のおにぎらず」。

こちらもイタリア国旗の色がおにぎらずの切り口に現れる、ポップでカラフルな見た目。古代米は炊くと紫色に仕上がるので、白米よりもさらに鮮やかな色合いに。風味も豊かなので、トッピングされた野沢菜やチーズとも相性抜群だ。
よりきれいに仕上げるポイントは、具材を端から順番に敷き詰めるのではなく、チーズとチーズの間に空間を作り、その間に野沢菜とトマトを挟み込むようにすること。そうすることで、均等なバランスに仕上がりやすくなる。
器にレタスを敷いて盛り付ければ、カフェのテイクアウトメニューさながらの美しい見栄えに。年末の持ち寄りパーティーにも持ってこいだ。

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【記事提供元】
プロから学ぶ簡単家庭料理「シェフごはん」
ボローニャ風リゾットとフジッリのおにぎらず
イタリア産生ハムとカマンベールチーズ、古代米のおにぎらず