クリスマスイブイブ&お正月直前。1万円以下で選ぶ厳選の泡3本

dressingの賢人の皆さんの知識・経験とぐるなびのデータをもとに、さまざまな「今すぐ」使える情報をまとめてみました。レストラン選び、物選びに悩んだときにジャストな提案をさせていただきます。

2015年12月23日
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クリスマスイブイブ&お正月直前。1万円以下で選ぶ厳選の泡3本
Summary
・すべて8,500円以下
・せっかくなら飲みたい特別な1本を
・映画『007』ゆかりのシャンパーニュも

クリスマスやお正月となると、俄然飲みたくなるのが“泡”。もちろん、スプマンテやカヴァなどの中にもリーズナブルで美味しいものはたくさんあるんだけど、せっかくアガっている気持ちを下げたくないから、シルキーな泡と芳醇な香り、深い味わいが流石!と言えるシャンパーニュをオススメしたい。二人での乾杯にもパーティーのお持たせにも、皆が幸せな気分になる、1万円以下で大満足のシャンパーニュを3本選んでみた。

いま一番チェックしておきたい、泡好きも納得のジャクソン

ナポレオンが愛していたことやクリュッグの創業者が修業したことも知られているけど、ここ数年シャンパーニュ好きから確実な旨さのシャンパーニュだと評価が高いのがこのジャクソン。その理由がこの700シリーズにあるだろう。今回紹介した738など700シリーズは価格に対して、相当高いクオリティ。一般的なシャンパーニュ・メゾン(=メーカー)は毎年同じ銘柄である以上、同じ味に仕上げることを是としているが、こちらは収穫年ごとの個性を出すことを是とし、その最新版がこの738というわけだ。そして、何より憶えやすい名前もいい。繊細な泡とフレッシュな味わいが魅力だ。
一般小売市場価格8,500円前後

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もうSPECTREは見た?あのスパイが愛した泡

先日から公開された映画「007 SPCTRE」はもうご覧になっただろうか? ダニエル・クレイグ演じる主人公、ジェームズ・ボンドが飲む酒といえば、ウォッカ・マティーニが有名か。本来ジンを使うところをウォッカに、ステアで提供するところをシェイクで仕上げるというこだわりがいかにも英国人らしい。そして、もう一つ彼が愛する酒がこのボランジェ。

1884年から英国王室御用達となったメゾンということも原作に影響しているのだろう。力強く、まさにダニエル・クレイグのような1本だ。もうひとつ、有名なメゾンでテタンジェというものもあるので、お間違えなきように。
一般小売市場価格8,500円前後

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地味め、だけど確実に旨いツウな一本

エドシックというと、以前、エルメスのデザイナーを務めていたことなどでも知られる超一流デザイナー、ジャン・ポール・ゴルチエがデザインした、ボトルが網タイツを履いたようなデザインで知られる姉妹メゾン、パイパー・エドシックのほうが有名だが、こちらもなかなか堅実でツウ好み。飲み疲れしないのもいい。

一般小売市場価格8,000円前後

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シャンパーニュと表記している訳

ところで、dressingではどうして「シャンパーニュ」と書いているのだろうか?
別にカッコをつけたい訳ではない。
ご存知かもしれないが、「シャンパーニュ」というのは、フランス・シャンパーニュ地方の決められた地域で栽培された、ある定められた品種のブドウを用い、定められた製法によって造られた発泡性のワインのこと。そんなスパークリングワインだけがフランス語で「シャンパーニュ」という名を名乗ることができる。一方、日本では「シャンパン」と呼ぶ人がけっこういる。でも、英語で「Champagne」を発音するなら「シャンペン(シャンペィン)」のほうが近い。昔の人は「シャンペン、シャンペン」と呼んでいたが、あれのほうが正しい。編集長・松尾が雑誌「ENGINE」編集部時代に編集長をされていた、現「GQ JAPAN」編集長の鈴木正文さんも“正しく”英語読みして「シャンペィン」と発音されている。
ただ、それだけのことである。
ま、どーでもいい話ではあるが、、、