名物のロブスターカレーは必食! エコで100%サステイナブルなフィッシュバー

【連載】NYスタイル、進行形  世界最新の食トレンドを生み出し続ける、ニューヨーク。日々新しいスタイルが提案されるこの街で、生き残るのは至難の技。そんなニューヨークのトレンドに敏感な街の「賢人」の琴線に触れた店とは?

2016年04月15日
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名物のロブスターカレーは必食! エコで100%サステイナブルなフィッシュバー
Summary
1.ベネフィット・コーポレーションの認定企業
2.カリフォルニアの水族館とパートナーシップ!
3.シーフードだけでなくベジタリアン用メニューも

アメリカでは、ニューヨークを含むいくつかの州で「ベネフィット・コーポレーション」という企業カテゴリーが制定されている。社会的責任をもちサステイナブルなビジネスをしている企業であることを承認する制度だ。100%サステイナブルでエココンシャスであることをウリにしているシーフードレストラン『クレイヴ・フィッシュバー』は、ベネフィット・コーポレーションの認定企業。カリフォルニアのモントレーベイ水族館と初めてパートナーシップを組んだニューヨーク市ベースの企業でもある。
店の入口には、どういった魚がお勧めでどの魚は避けるべきといった、モントレーベイ水族館発行のコンパクトなチャートが置かれ、お客が自由に持って帰れるようになっている。

ミッドタウンにある一号店のオープンは2012年7月。ファサードはとてもカジュアル。周囲はオフィスビルと住宅が混在したエリアで、レストランもひしめき合っているが、ランチタイムでもどんどんお客が入ってくる人気ぶりだ。

中に入るとすぐに目につくのが、大きなバーカウンター。全体的にナチュラル感と海のイメージを感じさせる内装になっている。

メニューは随時変わるが、オープン当初から今も継続されているロングセラーはロブスターカレー。

季節の魚の直火焼きも人気が高い。

ハワイのローカル料理でニューヨークでも人気が出てきているポキ(ポケ)は、マダイでつくられている。シーフードとはいえ、野菜もたくさん使われているのが嬉しい。味付けはちょっとエスニックでややスパイシーなものが多い。タイのチリソース、タヒニ(中東の白ゴマソース)、ハラペーニョレモンピューレ、マレーシアのジンジャーチリソース、クミンマスタードのビネグレットなどが使われている。エグゼクティブシェフで共同オーナーのトッド・ミトギャングが、かつてソーホーのタイ料理レストラン『キッチチャイ』で腕をふるっていたと聞けば、なるほどと納得する。個人的には、『キッチチャイ』よりこちらの方が美味しくてお勧めだ。

ベジタリアン向けの料理もあって、一度は食べてほしい料理が1品ある。それは自家製カヴァテッリだ。トマトソースであえてホイップしたリコッタチーズとバジルピューレをかけただけのシンプルな1品だが、クセになるほどに美味しく、人気メニューの1つにもなっている。ただ、これを食べると急におなかにずっしりくるので、最後の締めとしてシェアするのがいいかもしれない。

『クレイヴ・フィッシュバー』では、昨年12月にアッパーウエストサイドにオープンした2店舗目もとてもうまくいっていることから、さらに出店し、サステイナブルなシーフードのコンセプトを広めていきたいとしている。

Crave Fishbar

住所
945 2nd Ave, New York, NY 10022
電話番号
646-895-9585
営業時間
月~金 11:30~14:30、17:30~22:00、木曜11:30~14:30、17:30~22:30、金曜11:30~14:30、17:30~23:00、土曜17:30~23:00、日曜11:30~15:00、16:30~21:00
公式サイト
http://cravefishbar.com/

上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。