本場顔負けのナポリピッツァが話題!日本人好みの味を追求した職人のピッツァを堪能

2016年04月18日
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本場顔負けのナポリピッツァが話題!日本人好みの味を追求した職人のピッツァを堪能
Summary
1."トッピングを楽しむ"ローマピッツァと"生地を楽しむ" ナポリピッツァ
2.別腹で楽しみたい!乙女心くすぐる、ちょっと大人なデザートピッツァ
3.人気ナポリピッツァ店の秘密は、日本人好みのサービスにアリ

イタリアで修業したピッツァ職人が手がける「ピッツェリア」が、2014年頃から続々と日本に上陸しており、本場の味が楽しめる店がここ数年で急に増えて、ファストフードやラーメン店のように手軽に味わえるようになった。
そんな本場ナポリの味をそのまま届けるピッツェリアが人気を集める一方、ナポリピッツァの良さを活かしながら、日本人向けに材料や味が改良されたピッツァも、美食家を中心に人気を集めている。
そこで今回は、渋谷の名店ピッツェリア『アルファルノ』で腕を振るっていた池上啓助シェフがオーナーを務める、下北沢の人気ピッツェリア『ダ・オッジ』に行ってみた。

生地を味わう?トッピングを楽しむ?好みに合わせたイタリアンピッツァ

下北沢駅から徒歩5分弱、三軒茶屋と下北沢をつなぐ茶沢通り沿いに店を構える『ダ・オッジ』。店内には大きな薪窯を囲むようにカウンター席、窓際にはテーブル席が並び、天気の良い日には陽の光が差し込み、さながら南欧といった雰囲気だ。

ここ『ダ・オッジ』で提供されるピッツァは、分厚い耳が特徴的な“生地を楽しむ”ナポリピッツァがメインだが、“トッピングを楽しむ”生地が薄くクリスピーなローマピッツァも楽しむことができる。

半熟たまごが濃厚とろーり!うまみが口いっぱいに広がる「ビスマルク」

そんな『ダ・オッジ』の人気メニューが、トマトソース、モッツァレラ、半熟たまご、生ハム、パルミジャーノがのっている「ビスマルク」。

甘みが豊かな生地がぐっと引き立つフレッシュな酸味のトマトソースに、塩味の強いプロシュートが噛めば噛むほどうまみを醸し出し、なんともバランスが良い。プルンと揺れる黄身をくずした瞬間、より一層コクが深まるのだ。

4種のチーズとはちみつのマリアージュが堪らない「クアトロフォルマッジ」

店内にひろがるチーズの香りがたまらない「クアトロフォルマッジ」もおすすめメニューのひとつ。モッツァレラ、ゴルゴンゾーラ・ピカンテ、パルミジャーノにタレッジョという柔らかなフレッシュタイプのチーズ4種がはいっている定番メニューだ。

独特なピリッとした刺激のあるゴルゴンゾーラ・ピカンテは、ハチミツをかけると生地の甘みと相まって柔らかく感じるから、ふだんはブルーチーズを敬遠している方でも食べやすいはず。

デザートは目にも美しい“リンゴのピッツァ”を

甘いデザート系ピッツァなんて、あまり食べることがないかもしれない。想像しがたいだろうが、ぜひ一度食べていただきたいのが、リンゴとハチミツ、シナモンのデザートピッツァ「ピッツァ・メーラ」である。

これまで紹介したピッツァと違って、こちらは生地が薄くクリスピーな食感が印象的のローマピッツァ。綺麗に重ねられたリンゴが美しく、視覚でも楽しめる。トッピングの冷たいジェラートが、温かい生地と溶け合う瞬間もたまらない。ヴァニラビーンズが生地に溶け込むから、上品な甘みがひろがって舌上で感じる温度の変化も楽しめる。

人気の秘密は生地の塩味にアリ!ひたむきにピッツァと向き合い続けて生まれた、日本人好みの味

同店で提供される「ピッツァ」は、ほのかに甘い。オーナーの池上さんに教えてもらうと、生地の練り方に秘密があるらしい。

ナポリピッツァの生地は、塩気が効いているものが多いが、『ダ・オッジ』のピッツァは本場のものと比べて塩味を3割減らしているという。日本人が親しみやすくて、ぺろりとたくさん食べてしまえる理由はここにありそうだ。
他にも池上シェフは、国産の粉だけで作った生地、イタリアの粉をブレンドしたもの、フランスパン用の粉と塩加減をかえたピッツァ8種類を、道行く人たち50人に声をかけて、好みをリサーチ。食べ比べしてもらったところ、圧倒的に票を集めた生地が、国産の粉で作ったものだったという。これを機に「日本人の好みのピッツァ作りを目指そう!」という思いを強くしたそうだ。

丁寧に1枚ずつ焼き上げる、店主の美学が詰まったこだわりのピッツァ

また、『ダ・オッジ』のピッツァは形がきれいなまん丸。本場ナポリでは、ピッツァは1人で1枚食べるのがお約束だが、日本ではみんなでシェアすることが多い。そのため日本人がシェアしやすいよう、どのピースも同じようにおいしい、焼きムラがないまん丸に仕上げているという。

薪窯は方火のため、窯の中で生地をまわしながら均一に焼く。これがなかなか難しい技。生地を回転させる際、1センチでも元の位置からズレると焼きムラができてしまう。きれいに美味しく焼き上げるため、完璧な円形を目指すのだ。何度も確認しながら、慎重に生地を伸ばしていく。具材を几帳面に並べたら、必ず1枚ずつ焼くのが池上流。

これほど丁寧な仕事だから、忙しいときは提供までに多少は時間がかかってしまう。そんな時には、充実したサイドメニューをつまんでワインでも一杯どうだろう。退屈とは無縁の楽しい待ち時間になること間違いなし。

急速なピッツェリアブームに伴い、さまざまなタイプやこだわりをもったピッツァが登場している昨今。本場ナポリでの修業はしつつも、現地の味ではなく徹底的に日本人向けにこだわったピッツェリアも今後さらに注目を集めるかもしれない。
(取材・文/植木祐梨子)

<メニュー>
ビスマルク 1,800円
クアトロフォルマッジ 1,800円
ピッツァ・メーラ 1,000円(ジェラート付き 1,250円)
※全て税抜、カード不可

薪窯ピッツァ専門店 ダ・オッジ

住所
〒155-0032 東京都世田谷区代沢2-29-2 MART下北沢1階
電話番号
03-5779-8577
営業時間
水~金・日 17:00~24:00(L.O.23:00) 土・日・祝 15:00~24:00(L.O.23:00)
定休日
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