かおりとうまみがジューシー! 両国『餃子会館 磐梯山』の餃子はウマすぎて100個ぺろっと食べられそう

餃子で巡る世界の旅in東京 #13

2017年01月25日
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かおりとうまみがジューシー! 両国『餃子会館 磐梯山』の餃子はウマすぎて100個ぺろっと食べられそう
Summary
1. 東京・両国にある『餃子会館 磐梯山』は、創業50年以上の餃子の名店
2. 時間内に餃子を食べきったら無料になるチャレンジメニューを実施
3. 餃子だけでなく、ラーメンも炒め料理もノスタルジックでウマイ!

どうも、料理芸人のクック井上。です!

新年を迎え、2020年の東京五輪まで残り3年となりました(早っ!)今からアスリートたちの活躍が待ち遠しいですね! さて、前回の東京五輪が開催されたのは1964年、今から50年以上前。なんとその東京五輪の年にオープンし、いまだに多くの人に愛されて営業を続ける餃子の名店があるのをご存じでしょうか?

■1964年に創業 50年以上の歴史を誇る『餃子会館 磐梯山』

やってきたのは、JR両国駅から徒歩2分の『餃子会館 磐梯山』。初代店主が福島県出身だったことから、地元愛を込めて『磐梯山』と付けたそう。店内へ入ると、何とも落ち着く雰囲気。作られた「昭和の香り」じゃなく、リアルに歴史を重ねてきたノスタルジックさがたまりません。早速ですが、オーダーしちゃいましょう。

小ぶりなので、2人前の「餃子ダブル」でお願いしま~す!

来ましたー! これこれこれ! 程よいきつね色の焼き目、少し厚めの皮が愛しい餃子ですね。パクっとひと口でいけるサイズです。いただきまーす!

うんまー! うまいよー!

パクっと口に入れると、少し厚めの皮が舌を包み、噛むとシャキっとしたニラとキャベツに、そして挽き肉の餡が溢れ出てきます。厚めの皮のおかげで、サイズ以上のボリュームですが、決して口当たりが重たくなくて、いくつもパクパクいける感じ。あっ、もう2個目いっちゃってます(笑)

つけダレは、酢醤油に自家製のラー油を多めに入れてお召し上がりくださいな。香りとうまみがたまんないからー!

あ、そうそう。店内には、ずらりと色紙が飾られています。有名人のサインもありますが、ひときわ目立つ赤い看板をご覧あれ。『ぎょうざ 女性50ケ 男性は100ケ 食べたらタダ』の文字! 実は『餃子会館 磐梯山』では、女性は30分以内に50個、男性は60分以内に100個を食べきれたら無料(失敗の場合は有料)という、大食いチャレンジメニューを実施しているんです。赤い看板のまわりには、今までの成功した人&失敗した人の色紙が!

このチャレンジメニューが生まれたきっかけには、とても素敵なエピソードが隠されていました。『餃子会館 磐梯山』のある両国は相撲文化がさかんで、近くには両国国技館があり、相撲部屋がいくつもあります。昔はお金がなくて、大した外食をできないお弟子さんが多くいたそうで、彼らにご飯をたくさん食べさせるために、「100個食べきったら無料でいいよ」と、初代店主が始めたんだそうです。初代店主は相撲部出身で、未来の関取たちへ、自分の願いを餃子にこめて託したんだね。泣けるぜー!

でも案外、体の大きさほどは食べないお相撲さんが多いらしく、今では師匠が新弟子に課す無茶振りとなっているのだとか(笑) おい、その無茶振り、僕に振ってくれ! ああ、この餃子100個に埋もれたい! 

僕はまだ挑戦したことがないのですが、この味と軽さなら100個完食できるんじゃないかな!? いや、大変だろうけどさ…。そう思わせるほど、パクパクいけちゃう餃子です。ちなみに食べきれなかったらお持ち帰りしたり、みんなでシェアして食べたりしていいそう。

■餃子だけじゃない! ラーメンも炒め料理もノスタルジックで絶品

『餃子会館 磐梯山』の看板メニューは、餃子だけじゃないんです。平日のお昼時には、お店の名前を冠した「バンダイラーメン」と餃子3個がセットになったランチメニューもあります。僕は、昼間に来ることが多いから、いつもこのランチメニューを食べて、さらに餃子を追加注文しちゃっています! それにしても、おいしそうでしょ「バンダイラーメン」。

醤油系のスープに、シャキシャキに炒めたニラ、もやし、ニンジン、キャベツなどの野菜たち。そこに豚肉も入って、コクも十分。中太でもちもちの麺と、シャキシャキ野菜のコントラストがたまんねっす! スープには唐辛子が少し入っていて体が温まります。タンメン風の見た目だけど、世のタンメンより、コクうまで最高!

ちなみにバンダイラーメンは「札幌ラーメン」といったご当地ラーメンではなく、お店のオリジナルメニューです。“最近、野菜不足だなぁ”と思ったらここの「バンダイラーメン」を食べておいたら安心。もりもり食べ野菜! あっ、シャキシャキ野菜と言ったら、創業当時からのメニューがあるそうで、それもご紹介させて下さい。

ビールのつまみに最高「もやし炒め」です。塩と胡椒で味付けされたシンプルな味わいで、こりゃウマい! なんと、1964年創業当時は、餃子とビール、この「もやし炒め」しかメニューに無かったそうです! 結局、こういうシンプルなメニューが長生きするよね。愛され続けて50年以上! いつ食べても飽きない味、本当に凄い。

『餃子会館 磐梯山』が創業した1964年当時、僕はまだ生まれてもないけど、時は高度経済成長期、日本中にパワーと希望が溢れていたんだろうなぁ。このもやし炒めをつまみながら、「ニッポン!ニッポン!東洋の魔女、がんばれー!」とか叫びながら東京五輪を観戦していたんだろうか。感慨深いなぁ。2020年の東京五輪に向けて、創業当時メニューを食べて、験を担ぎたいね。

なんか、すごい元気をもらっちゃったなー! 病は気からっていうけど、元気も気からだよね。このニッポンに、まだまだ夢と希望があるって気がしてきたぜ! さぁ、家でもう一杯やるために、餃子をテイクアウトといきますか。今度は、餃子100個に挑戦します(ちょっとだけ自信ないんで、だれか一緒に行きませんか?)

<メニュー>
餃子シングル 420円
餃子ダブル 840円
ランチメニュー(バンダイラーメン+餃子3個) 680円
もやし炒め 420円
餃子テイクアウト 生10個630円、焼き10個735円
※価格はすべて税込

編集協力:名久井梨香
撮影:神出暁

餃子会館 磐梯山

住所
〒130-0026 東京都墨田区両国3-24-2
電話番号
03-3634-0456
営業時間
月~金 11時30分~13時00分、17時00分~23時30分(L.O.23時00分) 日 11時30分~13時30分、16時00分~22時30分(L.O.22時00分) ※営業時間にかかわらず、餃子がなくなり次第終了 
定休日
定休日 毎週土曜日 祝日
ぐるなび
https://r.gnavi.co.jp/4eze228g0000/

上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。

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