インスタグラムのシェアが全米一! 世界のスイーツ好き注目の『シュガーファクトリー』

【連載】NYスタイル、進行形  世界最新の食トレンドを生み出し続ける、ニューヨーク。日々新しいスタイルが提案されるこの街で、生き残るのは至難の技。そんなニューヨークのトレンドに敏感な街の「賢人」の琴線に触れた店とは?

2017年02月15日
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インスタグラムのシェアが全米一! 世界のスイーツ好き注目の『シュガーファクトリー』
Summary
1.USA TODAY紙によると2016年、アメリカで最もインスタグラムの写真がシェアされたレストラン
2.実はバーなども併設されていて、子供向けレストランとは違う本格派
3.アメリカでは13店舗展開し、国外ではバーレーン、ドバイ、フィリピンに。日本にも来るかも?

アメリカの日刊紙USA TODAYによると、2016年アメリカで最もインスタグラムの写真がシェアされたレストランは、ニューヨークの『Sugar Factory(シュガーファクトリー)』だった。

今回紹介するのは1年半前にオープンしたミートパッキング地区にある『シュガーファクトリー』。ここで特にインスタグラム用?に人気があるのはドリンクだ。中でも一番人気は「ロリポップパッション」(写真右)と「オーシャンブルー」(写真左)。いずれも、オーバーサイズのゴブレットの底にドライアイスがしいてあって、ウエイターが目の前でドリンクを注ぐと泡がブクブク湧き上がる。アルコール入りとノンアルコールバージョンがある。

「スモーレス」という名前の、マシュマロ入りマティーニも人気が高い。これも、マティーニ入りとノンアルコールバージョンがある。これは、特にお酒が飲めない年齢の子供にウケるに違いない。なんてったって、大人になった気分を味わえるからだ。

スイーツで一番人気があるのは「キングコングサンデー」だ。12人分で99ドル!というこのサンデーは花火のような仕掛けがついていて、サーヴする時はレストランをいったん暗くしてテーブルにもっていく。バースデーパーティーでの要望が多い。

昼間は家族連れで賑わうが、だからといって子供向けのレストランではない。入口にはバーもあるし、ドリンク類の出る総量は、ノンアルコールよりアルコール入りの方が多いそうだ。さらに週末の夜は、予約がないと30分から2時間待ちになるとか。

さらに大人向けでは、6人分で1,000ドル!! のチョコレートフォンデュもある。「チョコレートゴールド」という名前で、24時間以上前に前もって注文する必要があるメニュー。ドン・ペリニヨンとコニャックがついてきて、全員にチョコレートとマカロンのお土産をもらえるセットだ。

スイーツで話題の『シュガーファクトリー』だが、甘くない料理も豊富。特に人気があるのは、「フライド・マカロニチーズ・ポップス」だ。マカロニチーズを丸くまとめてパン粉をつけて揚げて、ロリポップのように形作っている。トマトハーブソースがついて、子供なら誰でも喜びそうだ。

サーモンとアスパラガスを使ったヘルシーな料理もあるが、ハンバーガーはマカロニチーズがかかっていて、全体的にはやっぱりカロリー高め。メニューはオーナーたちとシェフが集まって試食して決めている。一番大事にしているのは「ウイットがきいている」ことだそう。ステーキ用の肉でハンバーガーをつくったり、フランスから最高級のフォアグラを取り寄せたり、クオリティーにもこだわっている。

『シュガーファクトリー』は2月に2店舗を加え、アメリカでは計13店舗になった。国外ではバーレーン、ドバイ、フィリピンにもあるが、いずれ日本に出店する可能性もあるかもしれない。

※当該店舗についてはこちら
https://sugarfactory.com/location/nyc-meatpacking-district/

Sugar Factory Meatpacking District(シュガーファクトリー ミートパッキング店)

住所
835 Washington Street New York, NY 10014
電話番号
212-414-8700
営業時間
月~水10:30~25:00、木・金10:30~26:00、土曜10:00~26:00、日曜10:00~25:00
定休日
無休
公式サイト
https://sugarfactory.com/

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。