女性にモテる「積極的な男」とは? しつこい男にならないためのポイント5つ【女性142名にアンケート】

2017年08月03日
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女性にモテる「積極的な男」とは? しつこい男にならないためのポイント5つ【女性142名にアンケート】
Summary
1.「積極的な男性」と「しつこい男性」には、決定的な違いがあった
2.「じゃあ、いつなら会える?」はNGワード
3.誘いを断られても、○回まではリベンジする価値あり!

■「積極的な男性」と「しつこい男性」の行動の違いとは

好みの女性に出会ったら、まずは「食事デートに誘うこと」から始めるのが王道ルート。必ずしも一度の誘いでOKしてくれるとは限らないが、一度断られたくらいであきらめるのはもったいない。

そこでふと考える。いったい何回以上誘ったら「しつこい」と思われるのだろう?
基本受け身である女性の多くは、男性に対して「積極性」を求めているもの。しかし「積極的」と「しつこい」は紙一重。その違いを女性はどう捉えているのだろう…。

そこで今回は、公私ともに男性と関わる機会の多い女性秘書142名にアンケートを実施。
「積極的な男性」と「しつこい男性」の行動の違いについてさまざまな意見を出してもらった。

まずは、秘書たちの意見から読み取れる「しつこい男性」の特徴を見ていこう。

■「しつこい男性」の特徴

1.「飲みに行こう」だけで具体的なお店の提案がない。
2.誘ってくる内容がいつも同じで、変化がない。
3.お店選びの基準が男性目線。
4.断るとすぐに「じゃあいつなら行ける?」と聞いてくる。
5.誘い方が回りくどくて面倒くさい。

いかがだろう。残念ながら、思い当たる節がある人もいるのでは?

では、具体的にどう振る舞えば「しつこい」ではなく「積極的」だとプラスに捉えてもらえるのか。
そのアンサーとなる秘書たちの声を、1つずつチェックしていこう!

これさえ読んでおけば、一度断られた相手だとしても、次の一手をどう打つべきかがわかるはず。
女性が好意的に感じるポイントを的確におさえて、まずは「しつこい」ではなく「積極的な人だな」とプラスに捉えてもらうことを目指そう!

1.具体的なお店を提案してくれる人は積極的。「飲みに行こう」だけの誘いはしつこい。

女性のことを考えていない自分本位な気持ちは、誘い方に出てしまうもの。

「積極的な男性は、私の都合を考えてスケジュールや段取りを組んでくれる。しつこい男性は計画なしに何度も誘ってくる。(30代/その他サービス業秘書)」

「私の好きなものを考慮して、具体的なお店をいくつか候補にあげてくれる人、こちらの都合を聞いて日程調整してくれる人は積極的。タイミングが合わないのにしつこく聞いてこられると、こっちの都合や状況を加味してくれてないように思えるのでしつこい男性と思います。(30代/製造業)」

無計画にガツガツとアピールされると、大抵の女性は引いてしまう。まずは女性の好みに合わせた具体的な提案をすることが「積極的だな」とプラスに捉えさせる第一歩。

「積極的な人は、人間関係を対等に考えていると思います。自分は誘いたいから誘うけど、あなたが断りたいなら断っていいんだよ、というスタンス。そういう人は、『自分がこうしたい』ということと、『相手はどうしたら楽しんでくれるかな?』ということを、どちらも大切にするので、その結果、『二人とも楽しい』提案ができることが多いのだと思います。しつこい人は、自分のことしか考えていない人。例えば自分の誘いを断られたときに、相手はどうして断ったのかな?ということを考えられず、『じゃあいつ会えるの?』と、ただ押しの一手になる人。(30代/製造業秘書)」

相手の好みやスケジュールを踏まえて、お互いに楽しめそうなお店を選んでから誘うのが好印象。勢い任せの「飲みに行こう」といったざっくりとした誘い方では、気遣いが感じられず、誘うたびに面倒くさがられてしまうのでご注意を。

2.プランの内容を毎回変えてくれる人は積極的。同じ内容の誘いばかりだとしつこい。

「飲みに行くことだけを何度も誘ってくる人はしつこい。飲み会だけではなくてスポーツや映画、美術館など、別のプランで誘ってくれる人が積極的だと思います。(20代/卸・小売業秘書)」

「ディナーの誘いを断ったら、次の誘いでランチを提案してくれる人は、こちらの気持ちを軽くしてくれている感じに好感が持てるので、積極的だなと思います。(40代/金融・証券・保険業秘書)」

誘い方にも変化球が必要だ。
女性に対していつも同じ誘い文句を使うのではなく、さまざまな角度からの提案をすると、「自分のことを考えて試行錯誤してくれている」「努力してくれている」という好感につながる。

「明らかにこちらが興味を持っていなくても何度も誘ってくる。断っても、タクシー代出すから、奢るからとか求めていないことを言って再度誘ってくる人はしつこいです。おいしそうなお店や、季節にあったプランを練ってくれるとつい誘いにのってしまうこともあるので、企画をしてくれる人は積極的かと思います(20代/医療・社会保険・福祉秘書)」

女性のことを気遣って“奢る”と言ったつもりがマイナスイメージになることもあるよう。最初のデートではお金よりも気持ちが重視されるのは当然のことだろう。

デートに誘うならしっかりとリサーチをして、季節に合わせた場所を提案したり、相手が喜びそうなお店や映画を調べるなどすると「積極的」な印象に。女性は提案内容を通して、あなたの「本気度」を見ているのだ。

3.女性の好みに合わせたお店選びができる人は積極的。男性目線で選ぶ人はしつこい。

いくらプランが具体的だからといって、内容に気遣いがなければ逆効果。

「私の好みなどを先回りしておさえていて、好みに合わせたお店に誘われると積極的だと感じます。逆に、男性が『自分が行きたいから』と選んだお店だと感じると、しつこいなって思いますね…(40代/製造業秘書)」

「丁重にお断りしているのに、『ラーメン食べに行きましょう』と何度も誘われても困る。違うジャンルを挙げて貰えたら、検討できるのですが。(40代/金融・証券・保険業秘書)」

具体的なお店やプランを提案しても、それが男性目線の自分本位な選び方だと女性も困惑してしまう。女性の好みを考慮したお店選びが好感をもたれるのは、当たり前のことだろう。

4.断った時に「また誘うね」と引いてくれる人は好印象。「じゃあいつなら会える?」と粘る人はしつこい。

肝心なのは引き際。女性から「その日は都合が合わない」と断られたら、スッと引くのがスマート。その場でたたみかけるようにグイグイ誘うと「しつこい男」に認定される。

「予定がわかったら連絡するといっているのに、『じゃあ○日は?』と日付を確定するまで誘ってくる人は、しつこくて嫌気がさす。(30代/放送・広告・出版・マスコミ秘書)」

「残業や家の用事などを理由に断ったり、返信が他の人に比べて遅めなど、察してくれるのを期待して断っているのに何度も誘って来られると、しつこいなと感じます。明るく『また今度誘うね』と言ってもらえると、次回は考えようとかなって思います。(30代/製造業秘書)」

スケジュールを早く押さえたいという気持ちもわかるが、女性の気持ちを考えずにすぐに次の候補日を決めにかかる姿勢は、自分本位な心が丸見えで悪印象。
まずは一度引く。そこからプランを立て直して改めて誘う。繊細な女心を動かすためにも、ガツガツとした必死な気持ちは隠したほうがよさそうだ。

5.ストレートな言葉で誘ってくる人は積極的。回りくどい言い方の人はしつこい。

「普段から連絡を取り合う中で、さわやかな単語が多く明るい雰囲気を感じられるかどうかがポイントかも。20代/商社秘書」

「明るく爽やかな人は積極的。ネチネチと暗い誘い方の人はしつこい。体育会系のさっぱりストレートなお誘いには好感が持てます!(50代/政府・地方公共団体・各種法人・団体秘書)」

「純粋に、明るく誘う人は『積極的』。下心ありそうな笑顔で、ネチネチ誘う人は『しつこい』。しつこい人は距離感が変(ボディタッチや、会話の距離、くっつき塩梅等)なので、何となく、第一印象で分かります。(40代/放送・広告・出版・マスコミ秘書)」

余計な言葉は加えず、明るくストレートに伝えると、気持ちも相手に届きやすいということ。
回りくどいと真意が見えず、「なにかしら裏の狙いがあるんじゃないか」と女性が不安になってしまうことも。ポジティブに、素直に、自分の思いを届けることを心がけたい。

■他にはこんな厳しい意見も…

その他には、こんな回答も。

「デートなのにおごってくれないと、『積極的な人』からただの『しつこい人』になる。『女に財布は出させない!』くらいの男らしさが必要。そういう男らしさがある人は、ただのしつこいにはならない気がします。(40代/電気・ガス会社秘書)」

女性に頼りがいや心意気を感じさせることも、「しつこい」と思わせないためには有効なのかもしれない。

「こちらの気持ち次第で積極的にもしつこいにもなり得ると思う。いいなと思っている人からのお誘いは積極的でうれしいし、ないなと思っている人からのお誘いはしつこいと感じてしまいます。元も子もないですが。(20代/教育・研究秘書)」

「イケメンか不細工かの違い。(40代/製造業秘書)」

好みじゃないだけで、無条件に「しつこい」と判断されてしまうことを考えると、正直やるせない…。だが、自分が相手の好みかどうか、少しでも脈があるかどうかを見極める力も必要ということだろう。

■何回までなら誘ってもOK?

「3回以上断っても、誘われるとしつこいと感じます。(20代/情報通信・IT秘書)」

「3回断ったら脈なしと分かってほしい。(40代/政府・地方公共団体・各種法人・団体秘書)」

1度や2度なら、本当に都合がつかないだけかもしれないが、3度断られたらさすがに諦めたほうがよさそうだ。
でも逆に言うと、3回までは粘る価値がある。

「何度か断りましたが、めげずにいろんな提案で誘ってくれる方がいて、最終的にはお付き合いに至ったこともありました。誠実さと積極的なところに魅力を感じました。(20代/金融・証券・保険業秘書)」

「お断りしているのに引き下がらない男性は困ります。断れる選択肢をあらかじめ残してくれると、お付き合いを続けやすいです。(30代/情報通信・IT秘書)」

長期戦を覚悟で、あせらず丁寧な対応を続けていれば、報われることもあるようだ。
女性を誘うときは、圧力をかけないよう、「断っても大丈夫そうな雰囲気」を作っておくのも有効。女性から「アリ」「ナシ」の判断をされる前に、自分の人間性をじっくりと見てもらえるからだ。

■「しつこい男」にならないために心がけるべきことをおさらい!

1.食事に誘う場合は、女性の好みに合わせたお店を具体的に提案すること!

2.断られても、「じゃあいつなら行ける?」とすぐに聞かないこと!(日を置いてから、リベンジしましょう)

3.毎回食事に誘うのではなく、映画やスポーツなど別プランの提案も小出しにすること!

4.回りくどい言い方はせず、ストレートな言葉で誘うこと!

5.3回断られるまでは、諦めずに誘ってOK!(ただし、プランの練り直しは必要)

秘書たちの意見を聞いてみると、「しつこい男」と「積極的な男」には、明らかな差があることがわかった。それは、「女性の気持ちをきちんと考えられているか」。
シンプルだが、たったそれだけだ。

無計画に「飲みに行こう」の言葉をかけるだけ、ワンパターンな提案を繰り返すだけ、自分の意見を押し付けるだけ。自分本位で、相手を思いやる心がない言動が、「しつこい」という印象に繋がってしまう。

「しつこい男」と判断されないように心がけるべきなのは、どうしたら女性が喜んでくれるか、楽しんでもらえるか。自分なりに考えて出した答えをプランに盛り込み、女性に提案すれば、あなたの誠意は伝わるはず。
あせらず真摯にアピールを続ければ、ふとした瞬間、女性の心がほどけるかもしれない。



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