世界ラテアーティストの実力がこれだ! 名バリスタが開いた『コネクトコーヒー』はワザもウマさも神レベル

2017年12月12日
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世界ラテアーティストの実力がこれだ! 名バリスタが開いた『コネクトコーヒー』はワザもウマさも神レベル
Summary
1.世界のラテアートコンテストで数々の賞を受賞したバリスタが開いたコーヒーショップ
2.バリスタによるラテアートは芸術の域。それが500円台で楽しめる
3.約8年にわたり抽出に特化してきたバリスタが焙煎する豆にも注目

コーヒー業界でその名を轟かす安藤バリスタが新規オープンしたコーヒーショップ

世界的に活躍するロースターやバリスタを多数輩出してきた、全国でも有数のコーヒーの聖地・福岡に、オープン前から同業者間でも話題を呼んでいた店がある。それが2017年9月にオープンした『ConnectCoffee(コネクトコーヒー)』。

店があるのは福岡・地下鉄空港線天神駅から徒歩約8分の北天神エリア。

「買い物客などでにぎわっている場所ではないのですが、コーヒーを楽しみにわざわざ来ていただけているのがうれしいです」と語るのは、店主でありバリスタでもある安藤貴裕さん。

市街中心部とは思えない静かな立地で、ゆっくりと時間が流れている印象だ。

コーヒーでさまざまなつながりを生み出したいという思いで付けられた屋号。コーヒーの“C”、に始まり、“+”でつながるということを表現したロゴにも安藤さんの思いが込められている。

店内は、黒と木目で統一された落ち着く空間。約12坪とコーヒーショップとしては広めながら席数は15席とゆったりと席間を設けている。「コーヒーを楽しむ場所なので、とにかくゆっくり過ごしてもらいたい」と安藤さん。

コーヒーはハンドドリップとフレンチプレスの2種の抽出法を選ぶことができる。価格はともに450円。約8年にわたり、バリスタとして腕を磨いてきただけに、おいしいコーヒーを淹れる抽出技術は文句なしだ。

ただ、同店で最も注目してほしいのは、安藤さんのラテアートの技術。「UCCコーヒーマスターズ全国大会 ラテアート部門」で2013年3位、2014年1位、2016年2位と、国内大会で毎年のように入賞を重ねるほか、2014年には世界最高峰のバリスタが集う「コーヒーフェスト ラテアート世界選手権」で準優勝の栄冠も手にした、世界トップクラスのラテアーティストなのだ。

▲ラテアートに関するさまざまな大会で獲得したトロフィー

ミルクの流れだけで美しい模様を描く、フリーポアラテアートの技に感動!

ラテアートには、爪楊枝やピックを用いてイラストを描くデザインカプチーノと、エスプレッソに注ぐミルクの流れだけで模様を描くフリーポアラテアートがあり、安藤さんの技術は後者。

ハートやリーフなどが代表的な模様だが、コンテスト入賞者クラスになると、「ミルクだけでこんな模様が描けるの!?」と驚くほど繊細だ。では、どのようにラテアートが描かれているか安藤さんの腕前を動画で見てほしい。

安藤さんオリジナルのラテアート「アンドリ」を作成中。まるで一筆書きのようにミルクを注いでいく。線の太さの違いはミルクの量、注ぐ速さで変わる。写真下が完成したコーヒーだ。

続いて、下の動画はハート、ウイング、リーフなどを組み合わせた顔のような模様。

目がハートになった、ニッコリ笑う顔を表現している(写真上)。

そして、ウイング、ハートインハート、リーフで構成されたラテアート(写真上)。どのラテアートもミルクを注ぎ始めてから一切の迷いもなく完成させる安藤さんの技術力に感服する。

ちなみに、安藤さんは、シアトル系のコーヒーショップからコーヒー業界に入り、福岡市内のスペシャルティコーヒー専門店『タウンスクエアコーヒーロースターズ』に6年半勤務。昔から胸に秘めていた「いつかは自分の店を」という夢を『コネクトコーヒー』で実現させたのだ。

ラテアートの技術だけじゃない! コーヒーそのものの味わいにもこだわる

『コネクトコーヒー』オープンを機に自家焙煎にも取り組み始めた。「以前、この場所でロースターカフェを営んでいた先輩から焙煎機をそのまま譲り受けました。まだまだ焙煎に関しては手探りですが、焙煎度、ブレンドの仕方で自分が狙った味わいを生み出せるのは楽しい」と安藤さん。

バリスタのキャリアが長いだけに、抽出したときの味わいをイメージしやすいのは安藤さんの強みでもある。

▲『ラッキーコーヒーマシン』の直火式1kgタイプの焙煎機。焙煎の基礎は同機を譲ってくれた先輩から学んだ。


店で焙煎する豆はオリジナルブレンド2種、シングルオリジン4種を常時用意。基本的にカフェラテに使っているのは、「コネクトブレンドクラシック」。コーヒーらしいビター感、香り、風味をより引き立てる深めの焙煎に仕上げており、ミルクとの相性も抜群だ。

カフェラテやドリップコーヒーは浅・中煎りのシングルオリジンも選べるので、飲み比べてみるのも楽しい。

豆売りも行い、ブレンド2種は100g各650円、シングルオリジンは100g700円〜。200g、400gもあり、大容量で買うほどディスカウントされるシステム。

安藤さんのエスプレッソマシン愛機は『ラ・マルゾッコ社』の「ストラーダAV カスタマイズモデル」。店のインテリアに合わせて、木目調と黒にカスタムしてもらっているそう。ラテアートだけじゃなく、エスプレッソの味にもこだわる安藤さん。毎朝の粉の粒度、抽出圧力、時間などの微調整はもちろん欠かさない。

コーヒーを通して、人と人をつなげられるような場所でありたい

ラテアートの技術が注目される安藤さんが目指す店のスタイルは、コーヒーを通して人と人をつなげられるような場所。その言葉通り、毎月ラテアートセミナーを催すなど、お客同士の交流のきっかけ作りにも積極的だ。

安藤さんとの会話も楽しい同店。コーヒーやラテアートに関して知りたいことがあれば気兼ねなく尋ねてみよう。

【メニュー】
ドリップコーヒー 450円
フレンチプレス 450円
エスプレッソ 350円
アメリカーノ450円
カフェラテ 550円
カプチーノ 500円
ホットサンド 500円
アフォガート 650円
※価格は税込

ConnectCoffee(コネクトコーヒー)

住所
〒810−0001 福岡県福岡市中央区天神5-6-13
電話番号
092-791-7213
営業時間
平日12:00〜22:00、日曜・祝日11:00〜18:00
定休日
火曜
公式サイト
https://www.facebook.com/connectcoffee.jp/

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください。